アイゼルがエプロン姿でエスプレッソラファが移動式拠点「モバイルサイクルクラブ」を発表 チーム スカイがバリスタで参加

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 ロンドン発のサイクリングアパレルブランド「Rapha」(ラファ)が、移動式の車両型コミュニケーション拠点「モバイルサイクルクラブ」を製作し、日本で運用を開始する。その発表会が10月15日、東京都渋谷区の「TBSハウジング渋谷 東京ホームズコレクション」で開かれ、カフェやライドの休憩場所としての機能が披露された。発表会には、ジャパンカップサイクルロードレース出場のため来日しているUCIワールドチーム「チーム スカイ」のメンバーらも参加。来場者にエスプレッソを振る舞うなどして盛り上げた。

コミュニケーションスペースとして展開するモバイルサイクルクラブ Photo: Aki KARASAWAコミュニケーションスペースとして展開するモバイルサイクルクラブ Photo: Aki KARASAWA

移動図書館を転用

ラファのウェアを品定めするチーム スカイのベン・スイフト Photo: Aki KARASAWAラファのウェアを品定めするチーム スカイのベン・スイフト Photo: Aki KARASAWA

 モバイルサイクルクラブは、もともと移動図書館として使用された車両を転用して製作された。車内にはエスプレッソマシン、テーブルといす、ラファの製品を展示するハンガーラックなどを備え、駐車した場所でカフェや移動ショップを展開できる。ライドイベントの拠点や、サイクリストのためのコミュニケーションスペースとして活用していく考えだ。すでにアメリカ、ヨーロッパ、台湾では稼働しており、バリスタがライド前の一杯を提供するという。

側面にはバイクラックを装備 Photo: Aki KARASAWA側面にはバイクラックを装備 Photo: Aki KARASAWA
ガラス天板の下に商品などをディスプレーできるテーブルも備えている Photo: Aki KARASAWAガラス天板の下に商品などをディスプレーできるテーブルも備えている Photo: Aki KARASAWA
モバイルサイクルクラブについて説明するラファ・ジャパンの矢野大介代表 Photo: Aki KARASAWAモバイルサイクルクラブについて説明するラファ・ジャパンの矢野大介代表 Photo: Aki KARASAWA

 ラファ・ジャパンの矢野大介代表は、「ラファは現在、東京と大阪にしか店舗を構えていないが、北海道から四国、九州に至るまでモバイルサイクルクラブで出かけ、サイクリストの皆さんがラファのウェアを直接手にとって見られる機会を作りたい。みんなで集まり、ライドし、写真をシェアしたりと、サイクリングコミュニティのハブとして機能する移動車両として、日本中をまわりたい」とあいさつした。

 モバイルサイクルクラブに備えられたテーブルやいすは、気鋭の建築家グループ「トラフアーキテクツ」がデザインを担当し、被災地で持続できる事業として立ち上がった木工品・家具メーカー「石巻工房」で製作された。「いかに少ない素材で効率よく、使いやすいものを作れるかという考え方がラファと共通した」と矢野代表。今後は試着室を用意し、訪問先で現地販売を行う予定といい、矢野代表は「ラファのウェアを着ていないライダーでも気軽にやって来てほしい」と呼びかけている。

一脚でも使用ができ、繋げるとベンチになる石巻工房製の椅子 Photo: Aki KARASAWA一脚でも使用ができ、繋げるとベンチになる石巻工房製の椅子 Photo: Aki KARASAWA
ハンガーラックに並んだラファのウェア Photo: Aki KARASAWAハンガーラックに並んだラファのウェア Photo: Aki KARASAWA

スカイ監督「誰もが勝ちを狙える」

 この日の発表会には、ラファのウェアをチームジャージとして愛用しているチーム スカイから、来日中のメンバー全員が参加。エース格のベルンハルト・アイゼルはエプロンを身に着け、エスプレッソを淹れて来場者に振る舞い、「エスプレッソは選手にとってゲームチェンジャーだね」と語るなど終始リラックスした様子をみせた。

エスプレッソを振舞うアイゼル Photo: Aki KARASAWAエスプレッソを振舞うアイゼル Photo: Aki KARASAWA
来場した女性に「砂糖が必要ならマシン前から持って行ってね」とコーヒーを手渡すベルンハルト・アイゼル Photo: Aki KARASAWA来場した女性に「砂糖が必要ならマシン前から持って行ってね」とコーヒーを手渡すベルンハルト・アイゼル Photo: Aki KARASAWA

 一行は14日に来日。あす16日にジャパンカップの開催地・宇都宮に入り、調整を兼ねたトレーニングを行うという。昨年のクリテリウムで3位に入ったベン・スイフトはCyclistのインタビューに対し、「今年は鶴カントリークラブがカットされたショートコースになり、古賀志林道を上る数も増えて以前よりもハードなレースになるだろう。残り3周回でレースが動くと思う」とコメント。ジャパンカップを終えたあとは南アフリカとアメリカでオフシーズンを満喫するという。

「ことしも日本へ来たいってお願いしたんだ」とレースについての展望を語ったベン・スイフト Photo: Aki KARASAWA「ことしも日本へ来たいってお願いしたんだ」とレースについての展望を語ったベン・スイフト Photo: Aki KARASAWA
「集中集中…」と言いながらコーヒーの作り方を覚えるベルンハルト・アイゼル Photo: Aki KARASAWA「集中集中…」と言いながらコーヒーの作り方を覚えるベルンハルト・アイゼル Photo: Aki KARASAWA
チームメンバーの左から監督のセルファイス・クナーフェン氏、選手のタオ・ゲーガンハート、ベルンハルト・アイゼル、セバスチャン・エナオ、ベン・スイフト Photo: Aki KARASAWAチームメンバーの左から監督のセルファイス・クナーフェン氏、選手のタオ・ゲーガンハート、ベルンハルト・アイゼル、セバスチャン・エナオ、ベン・スイフト Photo: Aki KARASAWA

 今回の来日で監督を務めるセルファイス・クナーフェン氏は「土曜日のクリテリウムはスプリンターのベン・スイフトで狙いたい。日曜のロードレースは難しい展開になるだろうが、メンバー全員の調子がいいので、誰が動いても勝ちを狙いにいけると考えている」と自信をみせた。

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2015 ジャパンカップ・選手チーム密着 ラファ

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