新製品情報ジャイアントが新型「トリニティ」を発表 空力性能を突き詰めたトライアスロンバイク

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 ジャイアントはハワイのコナで10月11日に開催されたトライアスロン・アイアンマン世界選手権の前に、現地で新型の「TRINITY」(トリニティ)を発表した。カーボントライアスロンバイクのトリニティシリーズは、「TRINITY ADVANCED PRO」と「TRINITY ADVANCED」の2グレード展開で、フレームセットの「TRINITY ADVANCED PRO TT」は、ロードのタイムトライアル用にUCI(国際自転車競技連合)の規定をクリアしている。発売時期、価格は未定。

GIANT TRINITY ADVANCED PROGIANT TRINITY ADVANCED PRO

 新型トリニティの開発にあたり、ジャイアントはフランスのマニクール・サーキットにある空力研究施設「ACE」と提携。数々のCFD(数値流体力学)分析と風洞実験により、最終形状に至るまで250以上のフレーム設計が行われた。また、バイクとライダーが走行中に実際に受ける空気抵抗を正確に計測するため、関節が動きペダリング動作が可能な動的マネキンが使用された。

 最終版のTRINITY ADVANCED PROは、ハイドレーションとストレージシステムを装備した競合の主要トライアスロンバイク4台と比較テストを行い、最もエアロダイナミクス性能に優れていることを確認したという。

各種パーツもあわせトータルの空気抵抗を軽減

 新型トリニティは今までのエアロシステム成形技術をさらに進化させ、フレームやフォーク、その他の部位への空気抵抗や空気の流れを分析し、抵抗を最小化させることを目標に設計された。アドバンスドグレードカーボン製のAeroDriveトライアスロンフォークは、5:1比率の翼型形状で、一体化デザインのステムとともにリニアなステアリング性能を維持しつつ、高いエアロ性能を実現している。

補給システムやハンドルなど、トータルで空気抵抗を低減させる取り組みが行われた補給システムやハンドルなど、トータルで空気抵抗を低減させる取り組みが行われた

 ハンドルに新たに搭載されたAeroDrive Triベースバーもまた、5:1比率の翼型形状をもち、さらにリバーシブルデザインで40mmの高さ調整が可能。SpeedControlブレーキもトライアスロン仕様で、フロントはフォークと一体化したデザインで空気抵抗を軽減、さらにリアブレーキには流線型カバーを採用することで、時速50kmで走行中に3ワットの抵抗を軽減する。

 レース中の補給を搭載する一体型AeroVaultシステムは、その形状が最適化され、搭載することによりトリニティのエアロダイナミクス性能をさらに向上させる。前方のハイドレーションユニットは飲み口までアクセスしやすい形状で、フレームサイズに応じて最大700mlの容量を持つ。また、ダウンチューブにも440mlのエアロ形状ボトルを装着する。

 AeroVaultストレージボックスは、ステム後部のトップチューブ上部に配置。290mlの容量を持ち、補給食や予備のパーツを入れることができる。こちらも空力性能を高める形状で、後付けのストレージボックスの弱点である、スタンドオーバーハイトの高さも改善している。

 新型トリニティではポジション調整機能の向上も行われた。フレームサイズの展開が今までの3つから4つへと増え、またAeroDriveベースバーは、アームパット部やその他可動部で幅広い調整機構を備えている。

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