ツール・ド・北海道2012 第2ステージリケーゼが小集団スプリントを制して雪辱 総合リーダーも獲得

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前日2位だったNIPPOのリケーゼが、小集団でのゴール争いを制してステージ優勝した前日2位だったNIPPOのリケーゼが、小集団でのゴール争いを制してステージ優勝した

 ツール・ド・北海道2012は9月16日、第2ステージが当麻町から美瑛町に至る159kmで行われ、チームNIPPOのマッシミリアーノ・リケーゼが、6人の先頭グループでのゴールスプリントを制して優勝した。リケーゼは前日2位に敗れた雪辱を果たし、また個人総合成績でもトップに立った。

 前日までの暑さとは打って変わって、この日は小雨の中スタート。レース序盤に有力選手を含む11人の逃げが形成される展開となった。メーン集団はチームNIPPOがコントロール。一時は逃げとメーン集団は4分以上の差が付くが、徐々に差は詰まり始めることになる。

序盤から逃げた11人のグループ序盤から逃げた11人のグループ

 この日の山場は標高1100mの十勝岳越え。この上りを前に逃げ集団から井上和郎(ブリヂストンアンカー)がアタック。単独先頭で十勝岳の上りをクリアし、下りを終えた時点で、後方に約3分の差を付けての独走となった。

 後方ではNIPPOのコントロールのもと、井上以外の逃げは全て吸収される。粘る井上だが、徐々に後続との差を詰められ、残り10kmを前にしてついに集団に吸収されてしまう。この時点でメーン集団は20名強まで人数を減らし、総合リーダージャージを着る黒枝士揮(鹿屋体育大学)も集団から僅かに遅れる展開となった。

 この集団でのゴール争いになるかとも思われたが、ここからさらに6人が抜け出した。チームNIPPOの佐野淳哉とリケーゼ、ブリヂストンアンカーの西薗良太と伊丹健治、宇都宮ブリッツェンの飯野智行と増田成幸の、国内3チームからなる先頭グループは、僅かながら後続に差を付けた状態でゴールまでを逃げ切ることに成功。この6人でのゴール争いをリケーゼが制した。

リケーゼは個人総合でもトップに立ち、グリーンのリーダージャージに袖を通した。右は浜田哲美瑛町長リケーゼは個人総合でもトップに立ち、グリーンのリーダージャージに袖を通した。右は浜田哲美瑛町長

 ステージ優勝のリケーゼは個人総合とともに、ポイント賞でもリーダージャージを獲得。山岳賞は第1ステージに引き続きニック・ハミルトン(ジェリーベリー・サイクリング)が首位をキープしている。U23賞はこの日10位でゴールした今年のインカレチャンピオン中尾佳祐(順天堂大学)が獲得、鹿屋体育大学からU23リーダージャージを奪取した。

 レースは残り1日。最終となる第3ステージは、美瑛町から札幌市のモエレ沼公園に至る198kmで争われる。現在総合首位に立つリケーゼだが、実はプロ生活これまでの7年間、ステージレースで総合優勝をした経験が無いという。今回念願の初優勝まであと一歩まで迫り、「明日もジャージを守って総合優勝したい。明日もぜひ応援して欲しい」と意気込みをアピールした。

【第2ステージ詳報】NIPPO大門宏監督がつのらせる危機感 「こんなのレースじゃない」

第2ステージ結果
1 マッシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO) 4:00:28
2 西薗良太(ブリヂストンアンカー) +0
3 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +0
4 飯野智行(宇都宮ブリッツェン) +0
5 窪木一茂(マトリックスパワータグ) +2
6 伊丹健治(ブリヂストンアンカー) +5

個人総合成績
1 マッシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO) 7:56:31
2 西薗良太(ブリヂストンアンカー) +10
3 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +12
4 窪木一茂(マトリックスパワータグ) +15
5 飯野智行(宇都宮ブリッツェン) +16
6 ニック・ハミルトン(ジェリーベリー・サイクリング) +21

個人総合ポイント賞
1 マッシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO) 45 pts

個人総合山岳賞
1 ニック・ハミルトン(ジェリーベリー・サイクリング) 13 pts

チーム総合
1 宇都宮ブリッツェン 12:01:39
2 ブリヂストンアンカー +5
3 チームNIPPO +8

U23賞
1 中尾佳祐(順天堂大学) 7:57:02

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