ツール・ド・北海道2012 第1ステージ大学生の黒枝士揮がスプリント勝利 リーダージャージも獲得

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 ツール・ド・北海道2012、第1ステージが9月15日、旭川市から当麻町までの159kmで行われ、鹿屋体育大学の黒枝士揮が優勝した。2位はマッシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO)、3位には鈴木譲(シマノレーシング)が入った。黒枝は総合でもトップに立ち、総合首位に選手に与えられるグリーンジャージに袖を通した。

大集団でのゴールスプリント、優勝は黒枝士揮(鹿屋体育大学)大集団でのゴールスプリント、優勝は黒枝士揮(鹿屋体育大学)

 レースは最初の山岳賞を過ぎて4人の逃げ集団が形成される展開。栂尾大知(パールイズミ・スミタ・ラバネロ)、窪木一茂(マトリックス・パワータグ)、ロイック・オーベール(ヴェロクラブ・メンドリシオ)、デニス・シェイマイノフ(ウズベキスタン・ナショナルチーム)の小集団は、一時メーン集団に6分以上の差を付けるが、メーン集団では昨年個人総合優勝、今年も国内のUCI公認国際レースで圧倒的な力を見せているチームNIPPO勢が中心になってペースをコントロール。徐々に差を詰めていく。

 残り34kmとなる2度目の山岳賞を前に、逃げは吸収。ゴールの当麻町に向かう下り基調でもNIPPO勢がコントロールして、他の選手の抜け出しを許さない。勝負は大集団でのゴール争いに持ち込まれた。

 最後は残り2kmからの長く見通しの良い直線でのゴールスプリント。横一線になった大集団の先頭に出たのは、NIPPOのスプリンターのリケーゼ。しかし、残り100mを切ってから集団内から猛烈な勢いで飛び出し、真っ先にゴールラインを切ったのは、まだ大学3年生の黒枝だった。

個人総合リーダージャージに袖を通した黒枝。ツール・ド・北海道がUCI公認になって以来、初の大学生総合首位だ個人総合リーダージャージに袖を通した黒枝。ツール・ド・北海道がUCI公認になって以来、初の大学生総合首位だ

 ステージ勝利の黒枝は、個人総合でもアンダー23賞、ポイント賞、そして最も栄誉ある総合時間賞でもトップに立ち、リーダージャージ4枚中3枚を独占する快挙となった。大学生の個人総合首位は、UCI(国際自転車競技連合)公認になって以来初めて。山岳賞はニック・ハミルトン(ジェリーベリー・サイクリング)が獲得している。

 第2ステージは翌9月16日に開催。当麻町の役場前から、美瑛町の丸山公園に至る159kmで争われる。今大会で最も過酷な標高1000m級の十勝岳越えを含む、厳しい山岳コース。個人総合成績争いは、文字通り“山場”となる。
【第1ステージ詳報】黒枝が電光一閃、プロを置き去りに 躍進続ける鹿屋体育大学

第1ステージ結果
1 黒枝士揮(鹿屋体育大学) 3:56:19
2 マッシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO) +0
3 鈴木譲(シマノレーシング) +0
4 大久保陣(パールイズミ・スミタ・ラバネロ) +0
5 吉田隼人(ブリヂストンアンカー) +0
6 住吉宏太(日本大学) +0

個人総合成績
1 黒枝士揮(鹿屋体育大学) 3:56:09
2 マッシミリアーノ・リケーゼ(チームNIPPO) +4
3 デニス・シェイマノフ(ウズベキスタン・ナショナルチーム) +5
4 鈴木譲(シマノレーシング) +6
5 窪木一茂(マトリックス・パワータグ) +7
6 大久保陣(パールイズミ・スミタ・ラバネロ) +10

個人総合ポイント賞
1 黒枝士揮(鹿屋体育大学) 25 pts

個人総合山岳賞
1 ニック・ハミルトン(ジェリーベリー・サイクリング) 10 pts

チーム総合
1 ジェリーベリー・サイクリング 11:48:57
2 シマノレーシング +0
3 日本大学 +0

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