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旅サイクリスト昼間岳の地球写真館<7>自転車でたどり着いたヒマラヤの秘境 仏教とヒンドゥー教の聖地・ムクティナート

by 昼間岳 / Gaku HIRUMA
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仏教とヒンドゥー教の聖地であるムクティナート。一般的な道では考えられないような絶景のなかを走ると辿り着く Photo: Gaku HIRUMA仏教とヒンドゥー教の聖地であるムクティナート。一般的な道では考えられないような絶景のなかを走ると辿り着く Photo: Gaku HIRUMA

【2014年11月初旬~中旬 約2週間】ネパール ムクティナート

 ネパールのポカラから、仏教とヒンドゥー教の聖地であるムクティナートまで続く道はジョムソン街道と呼ばれる。かつてこの道は巡礼目的以外にも、とても人気のあるトレッキングルートとして知られていた。現在は巡礼地への利便性をあげるため、トレッキングコースは壊され、ジープロードが延びている。

世界一美しいと称される谷 Photo: Gaku HIRUMA世界一美しいと称される谷 Photo: Gaku HIRUMA

 元はトレッキングコースだっただけあり、通常では考えられないほどの傾斜と、荒々しく削り出した道路、橋の掛かっていない川をいくつも越えなければならない。しかしながらヒマラヤの奥深くに自転車で入り込めるこの道は、眼前に迫るヒマラヤの雄大な自然を肌で感じられる素晴らしい道だった。

 街道沿いに点在する美しく小さな村を繋ぎながら走り、ようやくたどり着いたムクティナートはヒマラヤの最深部にあり、まさに秘境の地という雰囲気だった。

ヒマラヤの最深部へ向かう Photo: Gaku HIRUMAヒマラヤの最深部へ向かう Photo: Gaku HIRUMA
チベット人の女性。とても優しい Photo: Gaku HIRUMAチベット人の女性。とても優しい Photo: Gaku HIRUMA

 聖地の荘厳な空気が張り詰めていた。谷から吹き上げる強い風がチベット仏教の経典であるタルチョを大きくたなびかせ、ヒンドゥー教徒の神ブラーマンが灯したと言われる聖なる炎が燃え続けていた。

昼間岳昼間岳(ひるま・がく)

小学生の時に自転車で旅する青年を見て、自転車で世界一周するという夢を抱いた。大学時代は国内外を旅し、卒業後は自転車店に勤務。2009年に念願だった自転車世界一周へ出発した。5年8カ月をかけてたくさんの出会いや感動、経験を自転車に載せながら、世界60カ国を走破。2015年4月に帰国した。ブログ「Take it easy!!

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