山梨で10月18日に初開催世界遺産、グルメ、絶景…魅力たっぷり「富士河口湖笛吹フルーツライド」のコースを試走

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 山梨県笛吹市で10月18日に初開催されるロングライド大会「VanaH presents 富士河口湖笛吹フルーツライド」は、世界遺産の富士山や、河口湖をはじめとする湖の数々、そして“王国”と呼ぶにふさわしい特産品のフルーツなど、山梨の魅力がぎっしり詰まったイベントだ。全国から訪れるサイクリストに満足してもらおうと、地元を挙げて歓迎する体制が整いつつある。大会本番に向けて、山梨県や笛吹市の職員とともに8月に行ったコース試走の様子をレポートする。(フルーツライド事務局)

ビューポイントで記念写真。お気付きでしょうか…ここは千円札の裏側の絵と同じポイントなんです! Photo: フルーツライド事務局ビューポイントで記念写真。お気付きでしょうか…ここは千円札の裏側の絵と同じポイントなんです! Photo: フルーツライド事務局

秋の山梨の幸を満喫

 富士河口湖笛吹フルーツライドは、笛吹市のスコレーセンターをスタートし、同市芦川の峠を越え、河口湖、西湖、富士の風穴郡から富士の原生林の中を通り、本栖湖、精進湖を経て、再び西湖北岸経由で河口湖畔から笛吹市に戻る138kmのコースが設定されている。

 何と言っても最大の見所は、富士山とその麓に横たわる湖た織り成す絶景だ。“富士山が一番きれいに見えるロングライド”を謳っているとおり、いたるところで富士山を望みながらのサイクリングを堪能できる。特に本栖湖畔では、千円札の裏側の絵の描写ポイントを通過する。イベント当日はこのビューポイントに、参加者のカメラやスマートフォンのシャッターを押すためのスタッフが配置される。

 また、フルーツライドの名の通り、コース上では山梨の代名詞とも言えるブドウを食べられるポイントを用意。中でもコースの120km過ぎのエリアはブドウ畑の真ん中を通るルートで、味覚でも視覚でも参加者を楽しませてくれるだろう。

 さらに、参加賞として山梨のプレミアムブドウ「甲斐路」が提供される(農産物のため天候次第で品種が変更される場合もある)。甲斐路は赤いマスカットとも言われる人気の品種で、デパート等では数千円の値付けも珍しくない。大会実行委員会では「ブドウの中でもかなり甘いので、疲れた体にぴったりと思います。ぜひご自身の舌でその甘さを確認してください」とアピールしている。

コースのいたるところで富士山のさまざまな景色を楽しめる Photo: フルーツライド事務局コースのいたるところで富士山のさまざまな景色を楽しめる Photo: フルーツライド事務局
試走時は桃のシーズン。イベント当日はブドウが食べごろを迎えているはずだ Photo: フルーツライド事務局試走時は桃のシーズン。イベント当日はブドウが食べごろを迎えているはずだ Photo: フルーツライド事務局

ヒルクライムの醍醐味も

走りごたえたっぷりの上り。帰りは爽快なダウンヒルになる Photo: フルーツライド事務局走りごたえたっぷりの上り。帰りは爽快なダウンヒルになる Photo: フルーツライド事務局

 とはいえ、楽しいばかりでは思い出に残らないのがロングライド。大会側が用意した“ドS”な仕掛けはズバリ、ヒルクライムの醍醐味だ。スタートから約4.5km地点で「森の上交差点」を右折すると、本格的な上り坂が約9.5km続き、この部分だけでも標高差は約687mとなる。全体の獲得標高は1960mにおよぶ。

 8月に行われた試走会では、猛暑のせいもあって上り坂で脱落者が続出。すべての坂を休まずに上り切ったのは20代の市職員1人のみというハードさだった。しかし大会当日の10月18日はもっと涼しく、標高が高いエリアでは紅葉も始まっている時期とあって、走りやすさは格段に向上しているはずだ。

 また、長い上りの後にトンネルをくぐり抜けた場所から顔を見せる富士山の“ご褒美感”は格別だ。“アメとムチ”を体感させられるハードなコースは、参加者のハートをがっちりつかむことだろう。

コースすべてがエイドステーション

 フルーツライドのもうひとつの魅力は、山梨の地元グルメだ。今大会では、一般的な形式のエイドステーションを置かず、コースサイドのレストランや売店を「協力エイドステーション」に設定。参加者は、当日渡される1500円分の食券(参加料に含まれている)を使って思い思いの補給プランを実行することができる。

西湖の湖畔に佇むコーヒーショップ「サンレイク」も協力エイドステーションの一つ Photo: フルーツライド事務局西湖の湖畔に佇むコーヒーショップ「サンレイク」も協力エイドステーションの一つ Photo: フルーツライド事務局
本栖湖付近では本格的なジビエでもある鹿肉を使った「鹿カレー」を堪能できる(写真は本栖館の鹿カレー)​ Photo: フルーツライド事務局本栖湖付近では本格的なジビエでもある鹿肉を使った「鹿カレー」を堪能できる(写真は本栖館の鹿カレー)  Photo: フルーツライド事務局

 協力エイドステーションは最終調整中だが、「20店舗を目指している」(大会実行委員会)という。本栖湖付近では鹿肉を使った名物の「鹿カレー」、コース全体では山梨グルメの代表格である​「ほうとう」、笛吹側では「観光農園のブドウ」がラインナップに上がっている。

 食券は100円〜300円券の集合チケットになっているため、複数の場所での利用が可能だ。さらに、協賛社のVanaH社による水素とケイ素がふんだんに含まれた富士の天然水が各所で配られ、サイクリストたちの疲れた体を癒してくれる。

関東の名泉・石和温泉も満喫しよう

参加賞に予定されている山梨のプレミアムブドウ「甲斐路」 Photo: フルーツライド事務局参加賞に予定されている山梨のプレミアムブドウ「甲斐路」 Photo: フルーツライド事務局

 スタート・ゴール地点は関東の名泉・石和温泉に近く、大会の前後に宿泊して、温泉に入浴して英気を養ったり、疲れをとったりすることもオススメだ。ただし、大会当日は観光シーズン真っ盛りなので、宿泊は早めに予約した方がいいだろう。公式HPには提携する旅行会社へのリンクもあるので参考にしてほしい。

 山梨県の魅力的な観光スポットやグルメを満喫でき、走りごたえもあるフルーツライド。大会事務局や地元関係者は「増え続けるサイクリストへ山梨をアピールしていくためにも、目玉イベントとして毎年続けていきたい」と意気込んでいる。首都圏から電車やクルマで1〜3時間と身近な“桃源郷”で行われるロングライド。自転車好きなら、ぜひチャレンジしてほしい。

大会名称:VanaH presents 富士河口湖笛吹フルーツライド
開催日程:10月18日午前7時スタート
主  催:富士河口湖笛吹フルーツライド実行委員会、富士山国際観光協会
後  援:富士河口湖町観光連盟、笛吹市観光物産連盟
特別協賛:VanaH株式会社
受  付:前日:13時〜18時、当日:6時〜7時
走行距離:138km
獲得標高:1960m
※参加費用のうち、200円は富士山の環境保全と観光振興のため河口湖観光連盟に寄付されます

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