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眠れるパワーを呼び覚ますアミノ酸<3>飲んで、食べて…摂取し続ける2000kcal “アイアンマン”が求めるエネルギー戦略に迫る 

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アイアンマン・ジャパン北海道ではバイクパート8カ所、ランパート17カ所にエイドステーションが設置され、その全てに明治「ザバス」や「VAAM」が置かれた Photo: Aki KARASAWAアイアンマン・ジャパン北海道ではバイクパート8カ所、ランパート17カ所にエイドステーションが設置され、その全てに明治「ザバス」や「VAAM」が置かれた Photo: Aki KARASAWA

 スイム・バイク・ランの3種目で構成される競技、トライアスロン。北海道・洞爺湖周辺で8月23日に開催されたロング・トライアスロンの国内最高峰「アイアンマン・ジャパン北海道」は、完走率85%、トップ選手でも9時間半近くのタイムを要する厳しいレースとなった。運動で体脂肪を燃焼するチカラに着目する「VAAM(ヴァーム)」やプロテインをはじめとするスポーツサプリメントブランド「ザバス」を展開する「明治」は、そんな“鉄人レース”における選手たちのエネルギー戦略を、大会公式サプライヤーとして支えた。

エイドステーションは25カ所 脂肪もエネルギー源に

 世界各国でシリーズ化されている「アイアンマン」大会は、スイム3.8km、バイク180.2km、ラン42.2kmの総距離226.2kmで争われる。この超長距離を走りきるためには、レース中にどのくらいのエネルギーを摂取するのだろうか? アイアンマン・ジャパン北海道の実行委員長で日本のトライアスロン界の第一人者、白戸太朗アスロニア代表は「一般的に男性で2000kcalがめやす」と話す。そのうち約1500kcalは、バイクパートの最中に自転車の上で摂るのだという。絶え間なく攻め続ける持久系レースにおいて、エネルギーを体に注ぎ続けることができなくなれば、勝負はそこで終了だ。

気温が上昇したこの日、選手たちはいくつものボトルを用意しエイドステーションでの水分補給に備えた Photo: Aki KARASAWA気温が上昇したこの日、選手たちはいくつものボトルを用意しエイドステーションでの水分補給に備えた Photo: Aki KARASAWA
アイアンマン・ジャパン北海道について語る白戸太朗・アスロニア代表取締役。自身もリレーのスイムパートに参戦した Photo: Aki KARASAWAアイアンマン・ジャパン北海道について語る白戸太朗・アスロニア代表取締役。自身もリレーのスイムパートに参戦した Photo: Aki KARASAWA
スタート前にこぞって給水する選手たち Photo: Aki KARASAWAスタート前にこぞって給水する選手たち Photo: Aki KARASAWA

 そんな選手たちのエネルギー戦略をサポー トするVAAM。運動での体脂肪燃焼が効率的なエネルギー化を実現する。糖質は摂取後に脂肪よりも早くエネルギーに変わり、頭脳の働きに作用する特性がある一方、多量には体内に蓄えられない。糖質の20倍以上の貯蔵量(※)がある脂肪は、糖質とは別に“地力”としてトライアスロンでも生きてくる。体脂肪のエネルギーを効率的に使えるチカラを身に付けることもアイアンマンレースには重要だ。

※体重約60kg、体脂肪率約10%で体脂肪がすべてエネルギー化した場合。

 幾多のアップダウンが設定されたアイアンマン・ジャパン北海道の過酷なコースには、バイクパート8カ所、ランパート17カ所に補給食を配るエイドステーションが設置され、その全てにVAAMやザバスが置かれた。

116km地点のエイドステーションには「ザバス ピットインエネルギージェル」などが並んだ Photo: Aki KARASAWA116km地点のエイドステーションには「ザバス ピットインエネルギージェル」などが並んだ Photo: Aki KARASAWA

 バイクパートで最大の勝負どころとなる標高1308.2mのニセコアンヌプリ山ヒルクライム。その直後に現れる116km地点のエイドステーションでは、給水として「ヴァームウォーター クリアアップル」「明治アクアサポート(経口補水液)」、補給食として「スーパーヴァームゼリー」「ザバス ピットインエネルギージェル」「ザバス ピットインゼリーバー」「明治即攻元気ゼリー」が準備された。選手到着を数時間後に控えたエイドステーションでは、ボランティアスタッフらがテキパキとセッティングを進めていた。

 エネルギーの補給では、少量で高カロリーなジェルのほか、味に飽きがないよう複数の味覚を用意できるのも明治ならでは。また超耐久レースを戦う選手たちのパフォーマンスの源になれるよう、ナトリウムが強化されたハイポトニック設計のスポーツドリンクと、大量の発汗に伴う熱中症対策にと経口補水液が給水として準備されていた。

補給食の種類を日本語と英語で記して選手の到来に備えるボランティアスタッフ Photo: Aki KARASAWA補給食の種類を日本語と英語で記して選手の到来に備えるボランティアスタッフ Photo: Aki KARASAWA
アイアンマン・ジャパン北海道では、明治が補給食の大会公式サプライヤーとして選手を支えた Photo: Aki KARASAWAアイアンマン・ジャパン北海道では、明治が補給食の大会公式サプライヤーとして選手を支えた Photo: Aki KARASAWA
洞爺湖に昇る朝日が長い一日の始まりを告げる Photo: Aki KARASAWA洞爺湖に昇る朝日が長い一日の始まりを告げる Photo: Aki KARASAWA

最適な補給環境を選手自ら整える

スイムからバイクへのトランジションエリアはスタート前に補給食やドリンクをセットする人で賑わった Photo: Aki KARASAWAスイムからバイクへのトランジションエリアはスタート前に補給食やドリンクをセットする人で賑わった Photo: Aki KARASAWA

 選手たちの補給の摂り方もそれぞれ。レース前、スイムからバイクへのトランジションエリアには、走り込んだ貫禄が漂う約1600台のバイクがズラリと並んだ。それらのトップチューブやサドルなどに、ザバス ピットインゼリーバーやバナナ、各社の補給ジェルなどがテープを用いてセットされていた。

「ザバス ピットインゼリーバー」などが各所にセッティングされたバイク Photo: Aki KARASAWA「ザバス ピットインゼリーバー」などが各所にセッティングされたバイク Photo: Aki KARASAWA
サドル後部にセットされたボトルケージに準備されたバナナ Photo: Aki KARASAWAサドル後部にセットされたボトルケージに準備されたバナナ Photo: Aki KARASAWA
バイクのトップチューブにずらりとセットされた補給ジェルと、ボトルケージにセットされたドリンク Photo: Aki KARASAWAバイクのトップチューブにずらりとセットされた補給ジェルと、ボトルケージにセットされたドリンク Photo: Aki KARASAWA

 またバイクパートの98km地点には、選手たちが自身で用意した補給食やドリンク「スペシャルニーズ」を受け取ることができるエイドステーションも設置された。受け渡し場所では、ボランティアスタッフが緊張した面持ちで待機。通過選手のナンバーを無線連絡で確認し、その選手が現れると、ナンバーを日本語と英語で叫んで該当選手を確認しつつ、レースナンバーを記したビニール袋を手渡す仕組みだ。

スタッフから走りながら「スペシャルニーズ」を受け取る選手 Photo: Aki KARASAWAスタッフから走りながら「スペシャルニーズ」を受け取る選手 Photo: Aki KARASAWA
ボトルを受け取る手前に設置された、空ボトルの廃棄スペース Photo: Aki KARASAWAボトルを受け取る手前に設置された、空ボトルの廃棄スペース Photo: Aki KARASAWA

 スペシャルニーズのエイドステーションに早い段階で到着したエリート選手らは、必死の形相でボランティアスタッフに迫ってくる。速度をほとんど落とすことなく袋ごと受け取っていく選手もいれば、一旦停止し、体が求める補給食をより分けて持っていく選手もいた。

空のボトルを捨てられる用意をしつつ給水に備える選手たち Photo: Aki KARASAWA空のボトルを捨てられる用意をしつつ給水に備える選手たち Photo: Aki KARASAWA
水の入ったドリンクボトルを受け取る選手 Photo: Aki KARASAWA水の入ったドリンクボトルを受け取る選手 Photo: Aki KARASAWA

理想は“甘くない補給食”?

選手たちの給水をサポートしたボランティアスタッフたち Photo: Aki KARASAWA選手たちの給水をサポートしたボランティアスタッフたち Photo: Aki KARASAWA

 ジェル状の補給食はほとんどの製品が、1本当たりのエネルギー摂取量が100kcal台になるよう作られている。アイアンマンのようにレース中に2000kcalを摂取しようとすると、単純に考えれば補給ジェルを10~20本摂る必要がある。高カロリーを効率的に得ることを目指した補給食はどれも強烈に甘く、味覚(舌)の段階で抵抗感を覚える選手も多い。

 今大会に6人が参戦した埼玉のトライアスロンスクール「NAS 川越」のメンバーに話を聞くと、味に関するリクエストが次々に挙がってきた。ランパート後半でハンガーノックに陥りつつもエイドステーションの補給食で復活し、13時間37分42秒で完走した田中章博さん(46)は、「口が甘ったるい時にエイドステーションでコンソメスープがあっておいしかった。スーパーヴァームゼリーは甘さが控えめでよかった。甘くない補給食はないものでしょうか」と記者に訴えた。

大会前に大会実行委員長の白戸太朗さん(左)から激励を受けた「NAS 川越」の森山岳さん Photo: Aki KARASAWA大会前に大会実行委員長の白戸太朗さん(左)から激励を受けた「NAS 川越」の森山岳さん Photo: Aki KARASAWA
「ザバス ピットインエネルギージェル7本はオレンジジュースといっしょにボトルに溶かし込んだ」と森山岳さん「ザバス ピットインエネルギージェル7本はオレンジジュースといっしょにボトルに溶かし込んだ」と森山岳さん
大会翌日に「しゃがむと立ち上がるのが大変で」と話しながら写真に収まる「NAS 川越」のメンバーら。前列右から田中章博さん、森山岳さん、原嶋亮多さん Photo: Aki KARASAWA大会翌日に「しゃがむと立ち上がるのが大変で」と話しながら写真に収まる「NAS 川越」のメンバーら。前列右から田中章博さん、森山岳さん、原嶋亮多さん Photo: Aki KARASAWA
大会翌日のアフターパーティーには北海道産の新鮮な野菜が並んだ Photo: Aki KARASAWA大会翌日のアフターパーティーには北海道産の新鮮な野菜が並んだ Photo: Aki KARASAWA

 ほかのメンバーからも、味については「おにぎり持参がいい」「即席みそ汁をそのまま口にするのもいける」「魚肉ソーセージがよかったという選手もいた」「レース後半はショウガやウメのさっぱりとした味付けがほしい」などと、“甘くない補給食”をめぐって意見が飛び交った。さらに、バイクやランで走りながら摂る補給では、パッケージ形状も重要な要素だと指摘された。

 念願かなって初参戦したという原嶋亮多さん(37)は、「特にアイアンマンでは、たくさんポケットに入れなければならないので、細長いパッケージが取り出しやすくていい」とコメント。片手で簡単に開けたり、口を使って開封したりできるパッケージは、メンバー内でも評価が高いという。

アフターパーティー会場では「VAAM」についてのアンケートもとられた Photo: Aki KARASAWAアフターパーティー会場では「VAAM」についてのアンケートもとられた Photo: Aki KARASAWA
「レース中はスーパーヴァームゼリーをおいしくいただきました」と話しアンケートに答えた男性(右) Photo: Aki KARASAWA「レース中はスーパーヴァームゼリーをおいしくいただきました」と話しアンケートに答えた男性(右) Photo: Aki KARASAWA

自転車通勤は「6km→39km」の回り道でトレーニング

月に5、6回当直をこなすという医局スタッフも「スーパーヴァームで乗り切っているのかも」と話す森山岳さん(右)。森山さん自身は月10回の当直をこなしているという月に5、6回当直をこなすという医局スタッフも「スーパーヴァームで乗り切っているのかも」と話す森山岳さん(右)。森山さん自身は月10回の当直をこなしているという

 NAS 川越メンバーの森山岳さん(41)は、大学病院で呼吸器科の医師として働くかたわら、週2回で計6.5kmのスイムや、最長で週300kmのライド練習に励んできた。自宅から職場までの距離は6kmだが、「時間がある時は自転車通勤で39kmの“回り道”をする」と話すストイックさだ。

 普段の食事では野菜と果物が多めで、昼は炭水化物(糖質)を中心とし、夜はたんぱく質を多めに摂るようにしている。朝の自転車通勤後とトレーニング後、そして就寝前には「ザバス ソイプロテイン100」も忘れない。「必要な栄養は、野菜ジュースであれ何であれ口から摂取する」という森山さんは、「腸を使うことで免疫が活性化する。患者さんには『抗生物質よりも野菜を』といつも言っています」と本職の顔をのぞかせた。

「アイアンマン・ジャパン北海道」のフィニッシュテープを切った森山岳さん Photo: Aki KARASAWA「アイアンマン・ジャパン北海道」のフィニッシュテープを切った森山岳さん Photo: Aki KARASAWA
大会前日、洞爺湖をバックにエネルギー戦略について教えてくれた森山岳さん Photo: Aki KARASAWA大会前日、洞爺湖をバックにエネルギー戦略について教えてくれた森山岳さん Photo: Aki KARASAWA
バイクパートを走る森山岳さん。途中腰が痛くなり「前傾姿勢が取れなくなった」 Photo: Aki KARASAWAバイクパートを走る森山岳さん。途中腰が痛くなり「前傾姿勢が取れなくなった」 Photo: Aki KARASAWA

 森山さんは今回、各エイジグループの上位選手合わせて40人に与えられる「アイアンマン世界選手権」(ハワイ・コナで10月10日開催)への参加資格獲得を目標に挑んだ。ボトルには、オレンジジュース500mlにザバス ピットインエネルギージェル7本を溶かし込んだスペシャルドリンクを用意。さらに、明治即攻元気ゼリー8本を摂りながら健闘したものの、上位に食い込むことはできなかった。

 ゴール後、レース展開について「バイクは峠を越してもまた坂が現れ、平地は向かい風に苦しめられた。途中で腰が痛くなってエアロポジションを取れなくなった。ランは前半に下り坂が続き、そこで挽回を図ったけれどダメージが腿にきてしまった」と振り返った森山さん。「ランパートで、『コナに行けたとしても、こんなに苦しいのはもう嫌だな』という気分になっていました(笑)。行くならリラックスして行きたいですね」とも語った。

応援に駆けつけた家族といっしょにゴール後笑顔で写真に写る森山岳さん Photo: Aki KARASAWA応援に駆けつけた家族といっしょにゴール後笑顔で写真に写る森山岳さん Photo: Aki KARASAWA

 トレーニングはもちろん、VAAMやザバスを積極的に取り入れアイアンマンに挑戦をしてきた森山さん。補給に関しては、「タイムでは目標に及びませんでしたが、仲間を含め多くの選手がハンガーノックに見舞われた中で、私は一度も(ハンガーノックに)なりませんでした。安心感だけでなく、実際にパワーに結びついた結果だと思います」とコメントした。そして最後は応援にかけつけた家族と一緒に笑顔で写真に収まると、来春の「全日本トライアスロン宮古島大会」に向けて気持ちを切り替え、「今度こそ上位入賞します!」と誓っていた。

身体の故障以外にも、パンクといったトラブルに選手自らが対処しなければならない Photo: Aki KARASAWA身体の故障以外にも、パンクといったトラブルに選手自らが対処しなければならない Photo: Aki KARASAWA
9時間22分56秒で優勝を飾ったドイツのスウェン・ズントベルク(Swen Sundberg)。大会翌日にバイク梱包の準備中 Photo: Aki KARASAWA9時間22分56秒で優勝を飾ったドイツのスウェン・ズントベルク(Swen Sundberg)。大会翌日にバイク梱包の準備中 Photo: Aki KARASAWA

◇         ◇

 摂って、走って、また摂って…ドリンクや補給食を手に持ちながら記者の前を走り抜けていく選手たち。究極の耐久レースは、エネルギーを摂り続ける闘いでもあった。レースで胃腸が疲れてしまったせいか、翌日のアフターパーティー会場で「いつもに比べてぜんぜん食べられません」と話す選手も多かったが、記者の目にはいい食べっぷりに見えた。そして北海道を離れる飛行機を待つ新千歳空港では、ジンギスカンのお店がアイアンマンのフィニッシャーTシャツを着た人たちで混み合っていた。“鉄人”たちは、胃腸もタフだった。

アイアンマン・ジャパン北海道のフィニッシュは夜中まで続いた Photo: Aki KARASAWAアイアンマン・ジャパン北海道のフィニッシュは夜中まで続いた Photo: Aki KARASAWA

「VAAM」の主な製品

 VAAMは、17種類のアミノ酸から成るスズメバチアミノ酸混合物「V.A.A.M.(Vespa Amino Acid Mixture)」を配合。体脂肪を活用して発揮されるスズメバチの驚異的な運動能力に着目して再現されたアミノ酸成分だ。体脂肪を効率的に活用できるエネルギー戦略に貢献する。

「スーパーヴァームシリーズ」のボトル缶(右)と顆粒「スーパーヴァームシリーズ」のボトル缶(右)と顆粒

●スーパーヴァーム(ボトル缶)
内容量: 200ml
エネルギー: 54kcal
税抜価格: 296円
●スーパーヴァーム顆粒
内容量: 4g×10
エネルギー: 16kcal(1袋)
税抜価格: 2,300円
●スーパーヴァームゼリー
内容量: 240g
エネルギー: 51kcal
税抜価格: 296円

VAAM

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