工具はともだち<7>パンク修理にはタイヤレバーと、「やってみよう」という気持ち

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パンク修理に欠かせないタイヤレバーパンク修理に欠かせないタイヤレバー

 連載7回目。これまでを振り返ると、自転車に使用するボルトに合う工具を中心に紹介してきました。そろそろ、レベルの高い皆さんのメンテナンススキルに対応すべく、そのほかのサイクルツールの面々をご紹介したいと思います。

 出来れば、出会うシチュエーションが一生ない方がよいかもしれない相棒、タイヤレバーです。愛車のパンクは避けたい事態ですが、実は私も、最近、めちゃくちゃお世話になったばかりなのです。

◇      ◇

 初めてのパンクには、「こんなに早くこの状況に遭遇するとは」とがっくりしました。しかし、当コラム「工具はともだち」を担当しているからには、自力で! 男気満々で、パンク修理にチャレンジしました。

 一般的に入手できるタイヤレバーには、材質が金属で出来ているものと、樹脂で出来ているものがあります。どちらも利点がありますが、選ばれる時には、先端の形状や仕上げに注意して選ぶようにして下さいね。

 先端形状が、鋭角になってたり、仕上げが荒いものは、折角メンテナンスをしても、チューブやリムを傷つけてしまうことがあります。新品もしくは、修理したチューブに穴をあけてしまっていた、ということにもなりかねません。出来るだけ、レンチの角にR形状がついているものを選んだ方がいいでしょう。個人的には、樹脂製のレバーをお勧めします。

KTC「タイヤレバー」(樹脂製)を徹底解説。「ビード」は、タイヤの両端の盛り上がりを指し、ホイール内部でひっかける部分KTC「タイヤレバー」(樹脂製)を徹底解説。「ビード」は、タイヤの両端の盛り上がりを指し、ホイール内部でひっかける部分

 六角棒レンチを紹介した時は、携帯用の他に、家でメンテナンスされる場合にも備えて、L型のものもお勧めしました。モータースポーツのメカニックの現場でも見られる、いわゆるプロ仕様のものです。ただ、自転車のタイヤレバーに関しては、樹脂製でコンパクトなものでも充分に機能しますね。自動車、二輪(オートバイ)用のタイヤレバーもありますが、金属製で長いため、自転車の細いタイヤにはミスマッチです。

 初めてのパンク修理は、ドキドキものでしたが、意外にすんなりと終わってしまいました。メンテナンスって、安心できる工具と少しの時間、一歩踏み出してやってみようという気持ちで、すごく楽しいものになりますよ。

 ぜひ、チャレンジしてみて下さいね!

◇      ◇

 で、これらの友達(工具)の人数が増えてきたら? 最近では、かっこよく収納できるバッグやケースが販売されています。プロメカニックが使うような大きなものではなく、お洒落で、部屋に置いていても違和感のないような小さなものも。これから増えるだろう友達を想いながら、どれがいいかなんて考えてもらえればうれしいですね。

「アクティブツールバッグ」(KTC)「アクティブツールバッグ」(KTC)
「片開きメタルケース」(KTC)「片開きメタルケース」(KTC)


小池覚(こいけ・さとる)
京都機械工具(KTC)へ入社後、販売企画や商品開発に携わる。学生時代から二輪、四輪が趣味で、整備経験が豊富。自転車は実は始めたばかりだが、工具のプロとして、サイクリストにも整備の“いろは”を伝えることに燃えている。

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