乗り捨て可能で旅の自由度アップ米原駅発“ビワイチ”レンタサイクル 9~11月に社会実験を実施、ヘルメットや鍵も貸し出し

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賤ヶ岳からびわ湖を望む風景(滋賀県発表資料より)賤ヶ岳からびわ湖を望む風景(滋賀県発表資料より)

 びわ湖を一周するサイクリングを手軽に楽しんでもらおうと、滋賀県は9~11月の土・日・祝日限定で、「米原駅発!自転車で巡るびわ湖一周の旅」と銘打ってレンタサイクルの社会実験を行う。実施日には米原駅前に特設ステーションを設け、予約した人にクロスバイクかロードバイクを貸し出す。利用者は数日に渡って借りることができ、また決められた複数の場所で“乗り捨て”もOK。旅の自由度が高い、新しい形のサイクルツーリズムの実現を目指す。

遠方から来訪者に便利なサービス

 滋賀県では彦根市のNPO法人「五環生活」が、同市内を拠点にびわ湖周遊向けのレンタサイクルを展開している。今回の社会実験は、五環生活のサービスを、新幹線や東海道・北陸本線が乗り入れる交通の要衝・米原駅で休日に実施するもので、自分の自転車を持ち込まなくても米原から本格的なサイクリングをスタートできる。中部圏や北陸、関東など遠方からの来訪者にとって便利なサービスだ。

 自転車は1日だけでなく、複数日にわたって借りることができる。料金は、クロスバイクで1日4000円、2日間6000円、3日間8000円。ロードバイクはいずれも1000円アップとなる。また鍵、ヘルメット、ライト、サドルカバー、泥よけ、サイクルコンピューター、修理キットも料金内で借りられる。

 乗り捨てできるポイントは17カ所で、このうち彦根近郊の7カ所は無料。びわ湖北部の10カ所は有料となるが、料金は300円に抑えられている。今回の取り組み自体は、びわ湖一周サイクリング(通称ビワイチ)を推奨し、その需要を探る目的だが、乗り捨てスポットがあれば、途中で一周を断念したり、目的地を変えたり、あるいは当初から好きな目的地だけをつなぐプランを作ったりと、さまざまな対応が可能になる。

びわ湖の集客力強化へ

 地域おこしの手法としてサイクルツーリズムが各地で盛り上がる中、ビワイチは距離が約200kmと、しまなみ海道や淡路島などよりも長く、コース沿いの観光資源が豊富。このため滋賀県はさらに集客力を強化したい考えだ。今回の社会実験は、滋賀県が今年度検討している「ビワイチ・サイクルツーリズムの拠点づくり」の一環として、米原駅前へのサイクルステーション整備を検討するために行われる。

 この取り組みについて、滋賀県は「新しい秋のレジャーとして、どなたでも気軽に“ビワイチ”を体験していただきたい」とアピール。また五環生活は「完走が難しくなれば乗り捨てもできるので、ビギナーや高齢の方でも不安や負担が少ない形でビワイチに挑戦できる」と説明している。


■「米原駅発!自転車で巡るびわ湖一周の旅」の概要
【貸出日】2015年9月~11月の土・日・祝日
【貸出時間】9:00~17:00
【場所】米原駅西口、ロータリー付近
【料金】1日3,000円~(要予約)
※鍵、ヘルメット、サドルカバー、泥よけ、サイクルコンピューター、修理キットのレンタル無料
【乗り捨てスポット】
①北びわこ広域レンタサイクルエリア(300円)…以下の駅付近(坂田駅、長浜駅、虎姫駅、河毛駅、高月駅、木ノ本駅、余呉駅、近江塩津駅、永原駅、マキノ駅)
②湖東地域めぐりんこ連携拠点エリア(無料)…彦根駅前サイクルステーション(アルプラザ彦根1F)、五環生活、もんぜん亭(多賀大社前駅)、多賀町観光案内所、尼子駅コミュニティハウス、豊郷小学校旧校舎群、ルーブル愛知川(愛知川駅)
【主催】鉄道を活かした湖北地域振興協議会(事務局 米原市防災危機管理課)
【予約・問い合わせ】特定非営利活動法人 五環生活(http://biwaichi-cycling.com/
電話/FAX 0749-26-1463(9:00~18:00)

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