スーパーアリーナを通るコースは“お気に入り”「僕の走りを見てほしい」 3度目の「さいたまクリテリウム」に挑む別府史之インタビュー

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 今年10月24日に3回目の大会が開催される「2015ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」。世界のトップ選手が集まるこの大会へ、3年連続で出場が決まった別府史之(トレック ファクトリーレーシング)が、Cyclistの電話インタビューに応じて意気込みを語った。ヨーロッパのトッププロの世界で戦い続けている別府は、生活の拠点を置くフランスから電話で「さいたまでみなさんに僕の走りを見てもらいたい」と活躍を誓った。

「2014ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」の終盤に、単独でメーン集団から飛び出した別府史之<写真・砂田弓弦>「2014ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」の終盤に、単独でメーン集団から飛び出した別府史之<写真・砂田弓弦>

「みなさんの声や顔がわかります」

 2013年に始まったさいたまクリテリウムで、別府は日本のファンの前で果敢な走りを見せ、2年連続で敢闘賞を獲得した。「ツール・ド・フランスが日本にやってくるこの大会には、世界的な選手たちが集まってきます。さいたまクリテリウムのコースは、トンネルをくぐる所があって(ツール最終ステージのコースである)パリのシャンゼリゼを彷彿とさせる。日本にいながら、そのようなロケーションで走れるのはすごく楽しみなこと」と、今年もさいたま新都心を駆ける日を心待ちにしているという。

今年も「さいたまクリテリウム」に出場する別府史之 (c)www.fumy.jp今年も「さいたまクリテリウム」に出場する別府史之 (c)www.fumy.jp

 別府はツール・ド・フランスについて、「ロードレースといえばヨーロッパが本場。そのなかでもツールは、スター選手ばかりが集まる特別な大会」と称賛。ツール・ド・フランスの名を冠した大会が日本で開かれることには、「レースがたくさんあるなかで、『ツール・ド・フランス』は見る人に強い印象を与えると思う」と語った。

 さいたまクリテリウムの魅力のひとつとして、別府は「ファンも選手も楽しめるコース設定」を挙げる。「時速60kmに近いスピードで、選手が風を切っていくのを感じられると思います。さいたまスーパーアリーナの中を通ることや、それを落ち着いて見られる観客席が設けられているのもいい」と述べるなど、ユニークなレイアウトはお気に入りのようだ。

 また「都心から近くて、アクセスがいい」のもポイントだという。例年、沿道にはたくさんのファンが詰め掛けるが、「走っている時には、スピードが出ていてもファンのみなさんの声や顔がわかりますよ」と、ファンの様子を見ながら走っていることを明かした。

間近で感じられる世界の走り

華やかに行われた2014年の「ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」表彰式華やかに行われた2014年の「ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」表彰式

 日本のファンやコースについて、別府は海外選手たちから好意的な意見をたくさん聞いている。昨年の優勝者、マルセル・キッテル(ドイツ、チーム ジャイアント・アルペシン)は、「日本はファンからのリスペクトが感じられて、居心地がいい。サインをする時もみんながちゃんと並んでくれる」と、ファンの心遣いやマナーを気に入った様子。ほか選手たちからも「雰囲気がいいし、また来たい」「街がすごく整備されていて、こんなにきれいな場所を走れるなんて光栄だね」「選手へのグッズを作ってきてくれるのがうれしい」と、聞こえてくるのは賞賛の声ばかりだという。

 別府はファンに向けて「毎年、みなさんの応援を聞けて幸せに思っています。普段は日本のレースに出場しない分、さいたまクリテリウムで走りを見てもらえたらうれしい。選手のすぐ近くで、世界の走りを感じながらロードレースを楽しんでください」とメッセージを送った。

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