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プロの視点でチェックマドン、バリスタ…「トレックワールド」会場でショップ店長に聞いた“おすすめ”製品

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全国から訪れたサイクルショップのスタッフで賑わったトレックワールドの会場全国から訪れたサイクルショップのスタッフで賑わったトレックワールドの会場

 トレック・ジャパンが8月上旬に京都市で開いた製品展示発表会「TREK WORLD JAPAN 2016」(トレックワールド ジャパン)では、全国からトレック製品を取り扱うサイクルショップのスタッフが参集し、プレゼンテーションに真剣に耳を傾け、また実際に新製品を見て、触れてチェックしていた。会場で出会ったショップ店長に、自転車を整備・販売するプロの視点から、おすすめのバイクやアイテムを紹介してもらった。(米山一輝)

新型「マドン」と「エモンダALR」:Bicycle Color 丹宇響さん

 奈良市のトレックコンセプトストア「Bicycle Color」(バイシクルカラー)代表の丹宇響さんのおすすめは、まずは発表されたばかりの新型「マドン」だ。

 丹さんは今年、米国トレック本社の工場を訪れ、その開発力の高さを目の当たりにしたそうだ。「さまざまなアイデアを出して、3Dプリンターで部品を作り、すぐにラボでテストする。そうやって突拍子もないアイデアを一つひとつ形にしているんです」と話す。新型マドンの斬新な構造も、トレックの高い開発力があってこそのものだ。

Bicycle Color 丹宇響さんのおすすめは、まずは新型のマドンだBicycle Color 丹宇響さんのおすすめは、まずは新型のマドンだ

 実は新型マドンについては、トレックワールドの前に店舗へ届いた試乗車で、すでにかなり乗り込んできたという。「いい意味でギャップのあるバイクですね。後ろは快適でしなやか、前は軽くて硬い。エアロロードということですが、ロングもいけるし、オールラウンドに色々な使い方ができるバイクです」と、その魅力を語ってくれた。

 エントリー層におすすめというのが、アルミフレームの「エモンダALR」だ。

 「アルミフレームの中では乗り心地がよく、また一体感のある走りで、初めての人に面白いと思ってもらえるバイクです。雨の日も含めて、毎日乗りたい人におすすめしたいです。金属フレームということで、軽量カーボンのバイクよりも接地感がつかみやすく、乗車スキルを身につけたい初級者にとても良いと思います」

エモンダALRは、アルテグラ仕様のALR 6がおすすめだそうだエモンダALRは、アルテグラ仕様のALR 6がおすすめだそうだ
エモンダALR 5のViper Redはトレック ファクトリーレーシングのチームカラー。「このカラーだけトップチューブにもエモンダの文字が入るんです」エモンダALR 5のViper Redはトレック ファクトリーレーシングのチームカラー。「このカラーだけトップチューブにもエモンダの文字が入るんです」

 完成車ではアルテグラ仕様のALR 6が一押しだそうだ。「105仕様のALR 5よりも、アルテグラの方が耐久性に優れていておすすめです。ハブの構造も105仕様は、クロスバイクに近い構造ですが、アルテグラ仕様だと、上位グレードのホイールと同じ規格を採用し、回転もとてもスムーズです」と、プロならではの視点で理由を説明してくれた。

「バリスタ」のフィット感は予想以上:WAVE BIKE 総社店 池上明宏さん

 岡山県総社市の「WAVE BIKE 総社店」の店長、池上明宏さんがおすすめするのは、マウンテンバイク(MTB)で初めて振動吸収システムIsoSpeed(アイソスピード)を搭載した「プロキャリバーSL」だ。ドマーネで初めて導入されたIsoSpeedは、ダイレクト感が魅力のハードテールMTBでも高い振動吸収性を発揮する。

 会場で試乗したという池上さん。段差などで下からの突き上げが少なく、IsoSpeedの効果を感じられたという。「カタログでは分かりにくい各部分の形などが気になっていましたが、リアのクリアランスも大きく、泥詰まりも少なそう」と話す。会場に展示されていた山本幸平選手の実車では、細部のキズの状態もチェックし、「レースで使ってもキズがあまり付いていないので、お客さんにもすすめやすい」と満足げだ。

WAVE BIKE 総社店の池上明宏さんのおすすめは、IsoSpeed搭載のクロスカントリー用ハードテールだWAVE BIKE 総社店の池上明宏さんのおすすめは、IsoSpeed搭載のクロスカントリー用ハードテールだ

 一方、ロードバイクのおすすめは、やはり新型マドン。「店舗のスタッフとも話したのですが、近未来的な乗り物といった感じで、昔の『Yフレーム』の衝撃に近いです。デザインも、フレームの形状だけでなく、新しいギミックが取り入れられていて、こういったものが将来のスタンダードになっていくのかなと思いました」と語ってくれた。

アジアフィットで登場した新型エアロヘルメット「バリスタ」。価格も2万3000円(税込)と、トップグレードとしては買い求めやすい設定だアジアフィットで登場した新型エアロヘルメット「バリスタ」。価格も2万3000円(税込)と、トップグレードとしては買い求めやすい設定だ

 アクセサリーでおすすめの製品を聞くと、ボントレガーの新型エアロヘルメット「バリスタ」を挙げた。その機能もさることながら、今回は日本などアジア市場向けに、初めてアジアフィット規格で発売されることもメリットだという。

 「これまでのボントレガーヘルメットは、正直、頭に合わなかったんです。国内メーカーのものだとS/Mサイズがかぶれていたのが、Lサイズになってしまいました。今回もそうだろうと思ってLサイズをかぶったら大きくて、S/Mでピッタリでした」と語る池上さん。2000人もの頭部データを収集して導き出されたアジアフィットの形状は、予想以上のフィット感をもたらしたという。

 「作りも良いし、価格もそれほど高くない。これは売れると思います。新型マドンに乗るなら、ぜひセットでおすすめしたいですね」と池上さんは語った。

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トレック トレックワールド ジャパン2016 ボントレガー

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