女子ケイリンは細谷夢菜に栄冠男子スプリントは梶原大地、男子ケイリンは吉岡泰樹の祐誠勢が優勝 インターハイ3日目

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 インターハイの自転車・トラック競技は8月9日、岸和田競輪場(大阪府岸和田市)で3日目のレースが行われ、男子スプリント決勝は、梶原大地(祐誠)が田中克尚(岡山工)を抑えて優勝した。男子ケイリンは吉岡泰樹(祐誠)、女子ケイリンは細谷夢菜(浦和工)が制した。

スプリント決勝。優勝は梶原大地(右、祐誠)、2位の田中克尚(岡山工) <写真・中尾亮弘>スプリント決勝。優勝は梶原大地(右、祐誠)、2位の田中克尚(岡山工) <写真・中尾亮弘>

男子スプリント決勝は春の選抜と同じ顔合わせに

 春の選抜と同じ顔合わせになった男子スプリント決勝。1回戦は梶原が先行で先取し、2回戦は田中が先行して梶原が追うも届かず、勝負は3回戦へ。ここでは梶原が先行し、田中を抑えきって優勝を決めた。昨年のインターハイでは1/4決勝で対決し田中が勝利したものの、春の選抜では決勝で梶原が勝利。最後のインターハイで梶原の2本勝ちとなった。

男子ケイリン決勝 の様子 <写真・中尾亮弘>男子ケイリン決勝 の様子 <写真・中尾亮弘>

 男子ケイリンは吉岡泰樹(祐誠)がフィニッシュラインギリギリで差し込んでの優勝となった。吉岡は1カ月前のバンク練習で落車の際に左手首を痛めて、今大会で悪化し、アイシングで冷やしながらの勝利となった。

 レース後吉岡は、「ちょっと苦しかったけど良かったです。これでひと安心できます。先行逃げ切りを考えていましたが、差し込みました。勝ててうれしかったです」と話した。

男子ケイリンの優勝は吉岡泰樹(祐誠、左から2番目)  <写真・中尾亮弘>男子ケイリンの優勝は吉岡泰樹(祐誠、左から2番目)  <写真・中尾亮弘>
女子ケイリンの優勝は細谷夢菜(右端、浦和工)  <写真・中尾亮弘>女子ケイリンの優勝は細谷夢菜(右端、浦和工)  <写真・中尾亮弘>

 女子ケイリンは先行した細谷夢菜(浦和工)が逃げ切り、平井杏奈(祐誠)を抑えて優勝。共に高校新を出しながら平井に敗れた7日の500mタイム・トライアルの雪辱を果たした。

沢田桂太郎は3km個抜きで再び3分29秒台

3kmインディヴィデュアル・パーシュート決勝、優勝の沢田桂太郎(東北) <写真・中尾亮弘>3kmインディヴィデュアル・パーシュート決勝、優勝の沢田桂太郎(東北) <写真・中尾亮弘>

 この日最初の種目となった男子3kmインディヴィデュアル・パーシュートは、前日に大会新記録を出した沢田桂太郎(東北)が決勝で再び3分30秒を切る3分29秒955をマーク。大会記録の更新は成らなかったが、圧勝で優勝を決めた。

 沢田は「今日は脚が重くて昨日のタイムが出るかわからなかったですが、昨日のタイムを超えるつもりで走りました。ペースを作る練習やスタンディングから乗せていく練習を重視していました」と勝利の秘訣を語った。

 36人が出走した男子1kmタイムトライアルは山田諒(岐阜第一)が1分06秒324のタイムで春の選抜大会に続いて優勝を飾った。

 24kmで争われたポイント・レースは、12回のポイント周回を各選手激しく取り合う展開に。レース中盤から小玉和寿(学法石川)と曽我部厚誠(城東工科)が積極的に点を取り合い、小玉がゴールポイント前の11回目で優勝を決めた。

1kmタイムトライアルで優勝の山田諒(岐阜第一)1分06秒324 <写真・中尾亮弘>1kmタイムトライアルで優勝の山田諒(岐阜第一)1分06秒324 <写真・中尾亮弘>
ポイント・レースで優勝の小玉和寿(学法石川) <写真・中尾亮弘>ポイント・レースで優勝の小玉和寿(学法石川) <写真・中尾亮弘>

 小玉は「自分はもがけて逃げもできる選手だと思っているので、そこが強み。(きょうも)もがいて逃げて積極的に走れたと思います。矢吹先生に勝利をプレゼントできて嬉しいです」と語った。

スクラッチ決勝 <写真・中尾亮弘>スクラッチ決勝 <写真・中尾亮弘>
スクラッチ優勝の片野陸(鹿町工) <写真・中尾亮弘>スクラッチ優勝の片野陸(鹿町工) <写真・中尾亮弘>

 スクラッチは8km20周で行われ、残り3周で片野陸(鹿町工)が浜田大雅(藤井寺工科)と渡口勝成(防府商工)の逃げにブリッジ。ここから片野が単独の逃げ切りを決めて優勝した。片野は「予選と比べてハイペースで逃げが決まってしまい、焦りましたが、入賞を狙っていたのでいくしかないと全力で走りました。入賞狙いだったのでまさかの結果でびっくりです」とコメントした。

 4km速度競走は今村駿介(祐誠)が最終周回で逃げ切って優勝した。

4km速度競走優勝の今村駿介(祐誠) <写真・中尾亮弘>4km速度競走優勝の今村駿介(祐誠) <写真・中尾亮弘>
トラック総合 <写真・中尾亮弘>トラック総合 <写真・中尾亮弘>

 団体では、男子のスプリント、4km速度競走、ケイリン、チームパーシュートと4種目を制覇した祐誠がトラック総合首位となった。

 トラックレースを終えた自転車競技は10日に男子ロードレースが鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で行われる。

(文・写真 中尾亮弘)

3kmインディヴィデュアル・パーシュート表彰 <写真・中尾亮弘>3kmインディヴィデュアル・パーシュート表彰 <写真・中尾亮弘>

3kmインディヴィデュアル・パーシュート決勝
1位 沢田桂太郎(東北)3分29秒955
2位 橋本陸(祐誠)3分32秒044
3位 永田吏玖(岐南工)3分31秒718
4位 安川義道(榛生昇陽)3分32秒89950.7

1kmタイムトライアル表彰 <写真・中尾亮弘>1kmタイムトライアル表彰 <写真・中尾亮弘>

1kmタイムトライアル
1位 山田諒(岐阜第一)1分06秒324
2位 栗山和樹(岐南工)1分07秒202
3位 治田知也(吉田)1分07秒290

ポイント・レース表彰 <写真・中尾亮弘>ポイント・レース表彰 <写真・中尾亮弘>

ポイント・レース決勝(24km)
1位 小玉和寿(学法石川)21点
2位 曽我部厚誠(城東工科)20点
3位 亀谷昌慈(岐阜第一)10点

スクラッチ表彰 <写真・中尾亮弘>スクラッチ表彰 <写真・中尾亮弘>

スクラッチ決勝(8km)
1位 片野陸(鹿町工)
2位 菅原悠斗(岐阜第一)
3位 浜田大雅(藤井寺工科)

スプリント優勝の梶原大地(祐誠)、2位の田中克尚(岡山工) <写真・中尾亮弘>スプリント優勝の梶原大地(祐誠)、2位の田中克尚(岡山工) <写真・中尾亮弘>

スプリント決勝
1位 梶原大地(祐誠)
2位 田中克尚(岡山工)
3位 森川康輔(岐阜第一)
4位 中島詩音(甲府工)

4km速度競走表彰 <写真・中尾亮弘>4km速度競走表彰 <写真・中尾亮弘>

4km速度競走決勝
1位 今村駿介(祐誠)
2位 岡﨑陸登(松山聖陵)
3位 鈴木涼介(白河実業)

女子ケイリン表彰 <写真・中尾亮弘>女子ケイリン表彰 <写真・中尾亮弘>

女子ケイリン決勝
1位 細谷夢菜(浦和工)
2位 平井杏奈(祐誠)
3位 内村舞織(南大隅)

ケイリン表彰 <写真・中尾亮弘>ケイリン表彰 <写真・中尾亮弘>

ケイリン決勝
1位 吉岡泰樹(祐誠)
2位 三浦大輝(古川工)
3位 桑名僚也(栄北)


 

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