デュラエースDi2電動変速コンポを使用強さと安定感でツールを制したフルーム 日本メーカーのシマノも2年ぶりの「個人総合優勝」

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 7月4日にオランダ・ユトレヒトをスタートした今年のツール・ド・フランスは、3週間での21ステージ・3360kmの激戦の末、クリストファー・フルーム(イギリス、チーム スカイ)が2年ぶり2度目の総合優勝を飾った。これは日本のメーカー「シマノ」のバイクコンポーネントにとっても、2年ぶりの個人総合優勝獲得となった。

第12ステージ、悪天候のピレネーの山岳での攻防<写真・砂田弓弦>第12ステージ、悪天候のピレネーの山岳での攻防<写真・砂田弓弦>

 昨年、ディフェンディングチャンピオンとして大会に臨みながらも、大会序盤に落車などのアクシデントが重なり、早々にレースを去っていたフルームにとって、今年のツールは誇りを取り戻し、改めて自らの実力を示すための雪辱戦だった。

 フルームは前半戦の第3ステージで最初にマイヨジョーヌを手にすると、次のステージでいったん手放したものの、第7ステージで再びこれを奪取。中盤戦となるピレネーの山岳ステージまでに、ライバルと目される選手たちから大きなリードを奪った。大会終盤のアルプス山岳でもフルームは安定した強さでライバルからの猛攻を耐えきり、マイヨジョーヌを守るとともに、総合山岳賞も獲得することに成功した。

スカイをはじめ17チームがシマノを使用

第1ステージ、個人タイムトライアルでのフルーム<写真・砂田弓弦>第1ステージ、個人タイムトライアルでのフルーム<写真・砂田弓弦>

 シマノのプレスリリースによると、フルームは大会のほとんどのステージでシマノ・デュラエースDi2 9070コンポ(ハンドルバーのサテライトスイッチを含む)を装備したバイクを使用。ホイールはデュラエースのC24、C35またはC50ディープ、またPROのコンポーネントをステム(PRO Vibe/120mm,10°)、ハンドルバー(PRO Vibe 7S)に使用した。タイムトライアルのステージでは、PROのディスクを後輪に、3スポークホイールを前輪に使用したという。

 日本で開発され、その高い性能と信頼性で世界中のサイクリストから支持を得るシマノは、2006~2015年の最近10年のツール・ド・フランスにおいて、5度の“個人総合優勝”を飾っている。今年の大会では出場22チーム中、17チームがシマノの変速コンポーネントをバイクに使用していた。

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