個人総合首位は畑中が守るプジョルが最終周回を独走し優勝 Jプロツアー「石川サイクルロードレース」

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 国内ロードレースのシリーズ戦「Jプロツアー」の第12戦「JBCF 石川サイクルロードレース」が7月19日、福島県石川町で行われ、スタートと同時にできた逃げ集団からオスカル・プジョル(チームUKYO)がただ一人生き残り、最終周回を独走して優勝を飾った。2位に増田成幸(チームUKYO)、3位には土井雪広(チームUKYO)が入った。ツアー総合ポイント首位のルビーレッドジャージは畑中勇介(チームUKYO)が守っている。

逃切り勝利を飾ったオスカル・プジョル(チームUKYO)逃切り勝利を飾ったオスカル・プジョル(チームUKYO)

スタート後すぐ逃げ集団を形成

石川高等学校前でスタートを待つ選手たち石川高等学校前でスタートを待つ選手たち

 14回目の開催となる石川ロードレースは、石川町合併60周年記念大会として開催された。レースは、6月の全日本選手権を制した窪木一茂(チームUKYO)の母校、学校法人石川高等学校前をスタート。3kmのパレード走行を経て正式スタートし、7km走行後に13.6kmの周回コースを8周する計115.8kmで争われた。

スタートとともにアタックした18人の選手たちスタートとともにアタックした18人の選手たち

 リアルスタートが切られると、すぐに始まった上りで20人余りが飛び出し、このうちオスカル・プジョル(チームUKYO)、アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)ら18人が逃げ集団を形成してレースをリードした。メーン集団はこれを見送ってペースダウン。2分差でスタートした下位カテゴリーのE1の選手に追いつかれる場面も見られた。

 逃げ集団は順調にローテーションを回してペースを維持し、メーン集団から2分ほどの差で進んでいった。逃げ集団に入った岩井航太(那須ブラーゼン)は、「特にペースが速すぎることはなかったが、メーン集団との差は思ったよりも縮まらなかった」と振り返った。

メーン集団からブリッジを試みる普久原奨(群馬グリフィン)メーン集団からブリッジを試みる普久原奨(群馬グリフィン)

 5週目に差し掛かったころ、メーン集団から飛び出した普久原奨(群馬グリフィン)が先頭集団へのブリッジに成功。さらに単独で抜け出し、しばらくレースをリードしたが、残り2周で吸収された。

 その後、最終周回に入る手前の上りでアタック合戦が繰り広げられた結果、プジョルが単独で飛び出し、残り1周の逃げ切りを狙った。

残り2周を切るころにはキナンを中心にメーン集団はペースアップ残り2周を切るころにはキナンを中心にメーン集団はペースアップ
レース終盤、活性化したメーン集団レース終盤、活性化したメーン集団

 同じころ、先頭集団を1分半ほどの差で追っていたメーン集団では、ペースの遅さにしびれを切らした椿大志(ブリヂストンアンカー サイクリングチーム)がアタック。これをきっかけに集団は活性化し、上り区間でも一列棒状でペースアップを図った。

増田らが追うもプジョルに届かず

逃げのメンバーからただ1人残り、独走するオスカル・プジョル(チームUKYO)逃げのメンバーからただ1人残り、独走するオスカル・プジョル(チームUKYO)

 最終周回に入ると、メーン集団は逃げていた集団を吸収。そのまま先頭のプジョルを追うが、差は一向に縮まらない。ラスト4km余りで迎える上りでは増田、土井を含む5人が抜け出して先頭を追走。その後ろでは、まとまったり、バラバラになったりと各選手が個人の力を振り絞ってフィニッシュを目指した。才田直人(ベルマーレレモネード レーシングチーム)は「ラストの上り区間に入ってからはまるでヒルクライムレースの様相を呈していた。本当にキツイ展開で、各選手が必死だった」と話した。

左から3位の増田 成幸(宇都宮ブリッツェン)、優勝したオスカル・プジョル(チームUKYO)、3位の土井 雪広(チームUKYO)左から3位の増田 成幸(宇都宮ブリッツェン)、優勝したオスカル・プジョル(チームUKYO)、3位の土井 雪広(チームUKYO)

 プジョルはゴール前200mで後方を振り返って勝利を確信。ハンドル上部を持ちながらゆっくりとフィニッシュした。後方の5人の中では増田が抜け出して2位でゴール。土井は絞られた数人のスプリントを制して3位に入った。ルビーレッドジャージは12位に入った畑中が、ピュアホワイトジャージは未完走ながらも新城が守っている。

ルビーレッドジャージを堅持した畑中勇介(チームUKYO)、ピュアホワイトジャージを着用する新城雄大(那須ブラーゼン)ルビーレッドジャージを堅持した畑中勇介(チームUKYO)、ピュアホワイトジャージを着用する新城雄大(那須ブラーゼン)
左から2位の樫木 祥子(ニールプライド南信スバルサイクリングチーム)、優勝の合田 祐美子(BH ASTIFO)、3位の牧瀬 翼(ASAHI MUUR ZERO)左から2位の樫木 祥子(ニールプライド南信スバルサイクリングチーム)、優勝の合田 祐美子(BH ASTIFO)、3位の牧瀬 翼(ASAHI MUUR ZERO)
合併石川町60周年で出店も盛り上がる合併石川町60周年で出店も盛り上がる


JPT結果
1 オスカル・プジョル(チームUKYO)3時間12分27秒
2 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)+16秒
3 土井雪広(チームUKYO)+17秒
4 リカルド・ガルシア(キナンサイクリングチーム)+18秒
5 ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)+18秒
6 鈴木龍(那須ブラーゼン)+18秒
7 窪木一茂(チームUKYO)+22秒
8 ホセビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)+24秒
9 入部正太朗(シマノレーシング)+28秒
10 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)+28秒


Jプロツアーリーダー(ルビーレッドジャージ)
畑中勇介(チームUKYO)


U23リーダー(ピュアホワイトジャージ)
新城雄大(那須ブラーゼン)

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