女子は末政実緒が16連覇雨で大荒れの全日本MTB選手権ダウンヒル 永田隼也が悲願の初優勝を飾る

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 全日本マウンテンバイク(MTB)選手権のダウンヒル部門が7月18日に長野県富士見町の富士見パノラマリゾートで開催され、雨が降ったり止んだりする悪天候のなか、男子は永田隼也(アキ ファクトリー)が初の栄冠を勝ち取った。女子は末政実緒(スラム / ライテック)が16連覇を達成した。

全日本初制覇となった永田隼也(アキ ファクトリー)全日本初制覇となった永田隼也(アキ ファクトリー)

 3年ぶりとなる富士見パノラマリゾートでの全日本MTB選手権は、17日に予定されていたタイムドセッションが台風11号による雨の影響で取りやめとなるほど、悪化したコースコンデションのなか争われた。

 当日も天候は安定せず、朝からの雨で路面コンデションがすぐに変わってしまう。タイヤに泥がつき、それが堆積するため走行が困難なほどだ。予選は九島勇気(玄武 / モンドレーカー)が4分41秒618でトップ。2番手に永田、3番手にはレジェンドともいえるベテランの塚本岳(ピーク / タイオガ)が入った。

川を越えるセクション川を越えるセクション
全日本選手権ではこれまでにないほどコースが悪くなった全日本選手権ではこれまでにないほどコースが悪くなった
2位の井本はじめ(スラム/ライテック)2位の井本はじめ(スラム/ライテック)

 決勝は雨が上がり、乾き始めた土が粘土のようになり、レースはさらに難しくなった。予選10位だった井本はじめ(スラム / ライテック)が5分を切る4分51秒766のタイムでホットシートに座った。井手川直樹(アキ ファクトリー)も5分を切ったものの、井本に及ばず。しかし永田が4分42秒672でトップを奪取。最終走者の九島が大きく遅れて永田の全日本初制覇が決まった。

 永田は2年前に3位、昨年は2位と悔しい思いをしてきたが、今回は難しいレースを制した。今年からアイウェアブランドのオークリーで働いている社会人レーサーの永田は「他種目のスポーツ選手と交流したり、MTBのエンデューロレースに参加してフィジカルを鍛えたりと、環境の変化によって強くなれた」と勝因を語った。

(レポート 中尾亮弘)

ダウンヒルでは珍しい上る立体交差ダウンヒルでは珍しい上る立体交差
16連覇を達成した末政実緒(スラム/ライテック)16連覇を達成した末政実緒(スラム/ライテック)
男子エリート表彰男子エリート表彰
女子エリート表彰女子エリート表彰
男子ジュニア表彰男子ジュニア表彰
男子ユース表彰男子ユース表彰

男子エリート
1 永田隼也(アキ ファクトリー) 4分42秒672
2 井本はじめ(スラム / ライテック) +9秒094
3 井手川直樹(アキ ファクトリー) +9秒340
4 安達靖(スラム / ライテック) +29秒565
5 五十嵐優樹(ストームライダー) +36秒470
6 丸山弘起(HM2 レーシング / ハブゲ ジャパン) +40秒087
7 浅野善亮(チーム ジャイアント)+42秒243
8 浦上太郎(トランデション エアラインズ / Cleat)+52秒666
9 塚本岳(ピーク / タイオガ)+53秒881
10 大島礼治(RAGE69)+53秒881

女子エリート
1 末政実緒(スラム / ライテック)8分14秒122
2 中川弘佳(lovespo.com) +1分06秒409
3 九島あかね(玄武ターナー) +1分43秒833

男子ジュニア
1 泉野龍雅(豊橋桜丘高校 / KONA / 自転車道)5分41秒974
2 九島凛(玄武)+1分28秒275
3 田丸裕(スラム / ライテック ライジング)+2分01秒722

男子ユース
1 井岡佑介(ホットスピン ヌークプルーフ) 5分50秒270
2 幸田玲音(チームAST) +23秒967
3 宇津孝太郎(カメクリコロッケ小川輪業) +27秒579

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