ツール取材日記「きょうのきいろ」<11>黄色い帽子の昔懐かしいキロポスト ツール・ド・フランスのロゴ入りグッズで復活

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 フランス各地をクルマで走っていると、黄色い帽子をかぶったような“看板”が路肩にたびたび現れる。両面に、道路の名前と数字が示され、アーチ型の頭の部分がイエローにペイントされている。何だろうと気になっていたところ、ツール・ド・フランスがピレネーの山岳ステージに入るとともに、その看板をかたどったような置物がみやげ物店のショーウィンドウを飾るようになってきた。(プラトー・ド・ベイユ 柄沢亜希)

かつての道路のキロポストが、ツール・ド・フランスのみやげ物としてデザインされているかつての道路のキロポストが、ツール・ド・フランスのみやげ物としてデザインされている

 不思議な看板の正体は、幹線道路の距離標、いわゆるキロポスト。イエローは「D」から始まる小規模な道路向けのカラーで、「N」から始まる国道はレッドでペイントされるという。1990年代までは石碑のようなキロポストが1kmごとに設置されていた。現在は、当時のデザインを踏襲しつつ、支柱に支えられた新バージョンに切り替わっている。レース中継で選手たちが旧道を走っている時に沿道をよく見ると、その新バージョンのキロポストが目に留まることだろう。

 記者に謎を解き明かしてくれた男性は、古い石碑のようなキロポストについて「小さいころ、両親とともに遠くへドライブした時の思い出。よくクルマの中で数えたものだよ」と懐かしそうに語った。頂上フィニッシュとなった第11ステージ(15日)のゴール地点、コテレや、第12ステージ(16日)のゴール地点、プラトー・ド・ベイユ(ベイユ高地)では、ツールのロゴ入りグッズのコーナーに、かわいらしいキロポストが仲良く並んでいた。

幹線道路沿いに立つ現在のキロポスト。石碑のようなデザインを踏襲しつつ、支柱に支えられている幹線道路沿いに立つ現在のキロポスト。石碑のようなデザインを踏襲しつつ、支柱に支えられている
ツール・ド・フランス仕様のショーウィンドウの片隅に、キロポストのオブジェも並んだツール・ド・フランス仕様のショーウィンドウの片隅に、キロポストのオブジェも並んだ

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