新製品情報機能美を極めたキャニオン「アルティメット CF SLX」登場 キンタナを支えるスーパーバイク

  • 一覧

 ドイツのバイクブランド「Canyon」(キャニオン)が、同社のハイエンドロードバイク「Ultimate(アルティメット)CF SLX」の第4世代を発表した。ニューモデルは外観から一新。従来モデルと比較して空力性能を14%向上させ、快適性能の15%向上も実現した。

外観も一新されたキャニオン「アルティメット CF SLX」外観も一新されたキャニオン「アルティメット CF SLX」

極限の機能美

 「軽量化がロードバイクの性能を左右するということは自明の理」とする同社。新しいアルティメット CF SLXのフレーム重量は780gに仕上がっている。その上で、ライダーがパワーを推進力へと効率よく変換するための横剛性、平坦時や下りで効果を発揮するエアロダイナミクスにおいても研究が重ねられた。

 最新のアルティメット CF SLXは、まずはその圧倒的に洗練されたデザインによって見るものを魅了する。工業製品で表現できる機能美の極限に挑んだかのような端正なフォルム。そこには同時に、8つの技術的な特徴が備わっている。

キャニオンの新型「アルティメット CF SLX」キャニオンの新型「アルティメット CF SLX」

空力性能向上の鍵はハンドルバー

風洞実験を重ね誕生した「アルティメット CF SLX」風洞実験を重ね誕生した「アルティメット CF SLX」

 そのひとつは、ヘッド部分の空力性能の最適化だ。開発には、2014年に発表された「Aeroad(エアロード)CF SLX」と同じく多大な労力が費やされたが、今回は特に風洞実験による分析を重視させたという。

 最新アルティメット CF SLXの空力性能向上において重要な役割を担うのが、ハンドルバー「H36 エアロコックピット」。フレームセットだけのエアロダイナミクス効果は従来比マイナス8%なのに対し、エアロコックピットと組み合わせることでマイナス14%に向上するという。またヘッドチューブを緩やかな砂時計型にしたことで、前面投影面積の最小化にも成功した。

ヘッド部分の空力性能向上は新型「アルティメット CF SLX」のエアロダイナミクスに大きく貢献ヘッド部分の空力性能向上は新型「アルティメット CF SLX」のエアロダイナミクスに大きく貢献
「アルティメット CF SLX」に乗るナイロアレクサンデル・キンタナ「アルティメット CF SLX」に乗るナイロアレクサンデル・キンタナ

 世界3大ステージレースの「ジロ・デ・イタリア」で昨年総合優勝に輝いたナイロアレクサンデル・キンタナ(コロンビア、モビスター チーム)は、新しいアルティメット CF SLXのエアロ効果について、「急な下り坂で、ほかの選手を置き去りにしてしまうほど。みんなより体重が軽い自分にとって、それが本当にアドバンテージになっているんだ」とコメントしている。

特徴的なシートポスト周り

上から見るとトップチューブからシートチューブ結合部、シートステイへの流れがよく分かる上から見るとトップチューブからシートチューブ結合部、シートステイへの流れがよく分かる

 フレーム形状は、扁平な四角形状のトップチューブから流れるように、シートステイを幅広に設置。シートチューブとの結合部は、エアロダイナミクスを優先させたダウンチューブとチェーンステイの横剛性不足を補うようにデザインされている。さらにシートポスト周りは特に振動吸収性に優れ、路面からの衝撃の50%はここで吸収されるよう設計されている。

シートポストクランプを内蔵した新構造シートポストクランプを内蔵した新構造

 シートポストのクランプはシートチューブに内蔵。強度を確保しつつ作りこまれたこの構造により、シートポストが垂直・水平方向へしなり、快適な乗り心地に貢献する。

 最新アルティメット CF SLXのフレームサイズは2XS~2XL(トップチューブ長513mm~612mm)で、ラインナップは11種類。8月26~29日にドイツで開催される展示会「ユーロバイク」に合わせてウェブサイトで販売を開始する。価格はおよそ40万円を予定している。キャニオンでは現在、アルティメット CF SLXのスペシャルコンテンツを展開中。さらに、超軽量モデルの「Ultimate(アルティメット) CF EVO」も後日発表される。

関連記事

この記事のタグ

キャニオン(Canyon)のロードバイク

キャニオン ロードバイク 新製品情報

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載