ティップネス新型ジム開設 動きに関わる機能性向上に重点

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スポーツジャーナリストの中西哲生さんスポーツジャーナリストの中西哲生さん

 首都圏と関西、東海地区を中心にフィットネスクラブを運営するティップネス(東京都港区)は、新しいタイプのジム「ティップ.クロス TOKYO 新宿」を東京都新宿区に開設した。既存の新宿店を全面的にリニューアル。動きに関わる機能性の向上を目的とした、「ファンクショナルトレーニング」に重点を置いたプログラムを展開する。20代後半から40代前半を中心に、5000人強のメンバー獲得を目指す。

 ジムの中央部には人工芝を敷き詰めて、フィールド上に投影された映像に従ってダッシュを行うなど、ゲーム感覚で楽しくトレーニングできるような工夫を凝らした。また、米海軍が開発した「TRX」という器具を導入。不安定なハンドルを使うことでスポーツや実生活で必要な筋力やバランス性と柔軟性を鍛えられるようにした。

 このほかにも、ユニークな設備を相次いで取り入れた。例えば固定式の専用バイクを利用して有酸素運動を行う「スピニング専用スタジオ」では、デジタルサイネージ(電子看板)とプログラムを融合。前面のスクリーン全体に都内近郊のサイクリングコースを映し出し、楽しみながらトレーニングを行えるようにした。

 スポーツジャーナリストの中西哲生さんは、一連のファンクショナルトレーニングについて「身体の内部を使うため、じんわりと汗をかき、効果が大きい」と語っていた。また、ティップネスの上野和彦・都心店営業部長は「身体を強くしておこうと本能的に考えている人が、東日本大震災後に増えている」と、一定の需要があるとみている。

 フィットネスクラブ市場の動向をみると、施設数は順調に拡大しているのに対し、市場規模自体は伸び悩んでいるのが実情。上野部長は「新しいライフスタイルの提案が不足している」と指摘した上で、「これを打破することがカギ」と語る。 こうした考えを踏まえたのが新型店舗。ティップネスは現在、59店舗を展開しているが、今回の取り組みのように、既存店の形態の見直しに重点を置いた店舗戦略を進めていく。

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