59歳の現役実業団レーサーがノウハウを公開「弱虫」でも強くなる! シルベストサイクル山崎敏正さんがトレーニング教本を出版

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『「弱虫」でも強くなる!ひとつ上のロードバイク<プロ技>メソッド』

 大阪、京都に展開するサイクルプロショップ「シルベストサイクル」の山崎敏正・統括店長が、長年にわたるロードレース選手経験を凝縮したトレーニング教本『「弱虫」でも強くなる!ひとつ上のロードバイク<プロ技>メソッド』を上梓し、きょう6月16日に発売された。この一冊でロードバイクの仕組みや特徴、テクニック上達やトレーニングの方法が分かり、またレーサーの安全についても詳しく書かれていることが特徴だ。SB新書、850円+税。

劇的に強く、速くなれるメソッド

 本書の大きなテーマは、「40歳を過ぎてからでもまだまだ強くなれる!」。ロードバイク愛好者層で大きなボリュームを占める40歳台のライダーに勇気と元気を与えてくれる内容だ。特に、練習時間が少ない社会人がどうすれば最も効率良く強くなっていけるか、その道筋を的確に示し、具体的なレクチャーも随所に織り込まれている。

 山崎さんは「今までに試したことがないメソッド(トレーニング方法)に挑むのだから、ほとんどの方が本当に劇的に強く、速くなれる。また、実際にそうなっている。これは今シーズン、私たちの実業団チーム『クラブシルベスト』の成績に如実に表れている」とアピールする。

 一方で、導入部分ではビギナーも入り込みやすいよう配慮。友人や知人をロードバイクに誘いたい時にも、おすすめできる一冊になっている。

「ロードバイクの素晴らしさを伝えたい」

 山崎さんは若かりし頃にトラックの日本記録をマークしたり、1980年モスクワ五輪代表に選ばれたり(日本は大会参加をボイコット)したトップレーサー。それだけでなく、40年間にわたって現役選手を続け、59歳の今も実業団のレースを走るカリスマレーサーだ。

 「ロードバイクとの関わりの深さは誰よりも濃厚だった」と振り返る山崎さんは、それゆえ「ロードバイクの愛すべき素晴らしさを少しでも多くの皆さんにお伝えしたい。本を出してみたい、出さなければ!」という熱い想いがあったという。

 選手経験だけでなく、技術面では、かつての自転車パーツブランド「サンツアー」の開発部員として、師匠や先輩とともに世界をまたにかけてクリエイティブな仕事を経験したという。そして現在は、関西有数のサイクルプロショップの名物店長として知られている。

ロードバイクの「安全」向上も大きなテーマ

『「弱虫」でも強くなる!ひとつ上のロードバイク<プロ技>メソッド』

 山崎さんが本書でもう一つ追求したのは、ただ競技力向上を目指すだけでなく、自転車に関するさまざまな事象を独自の視点・観点で見つめ直す「山崎観点」だという。過去の常識に疑問を投げかけ、真実に迫ってみたい―そんな好奇心や探究心にもとづく自転車論が、随所に盛り込まれている。

 そして、それにもまして山崎さんが「一番にしなければ!」と思ったことは、ロードバイクの「安全」の向上だ。ヨーロッパをよく知る知人達と話していた時、日本のレースにおける落車はヨーロッパに比べて5、6倍の頻度ではないか…という話になったという。

 「40年間、赤道10周分に達するほどトレーニングで走り続けてきたのに、入院、救急車、骨折のどれも一度も経験がない」という山崎さん。「ラッキーだっただけなのかもしれないが、安全性向上のためのノウハウ蓄積はかなりできてきた。これはお知らせしなければならない」という強い意思が、執筆のもう一つの原動力になったそうだ。

出版記念トークショー&サイン会を東西3カ所で開催

【7月1日】19:00~
 京都・大垣書店四条店
【7月2日】19:00~
 大阪・ジュンク堂大阪本店
【7月21日】19:00~
 東京新宿・ブックファースト新宿店
<西加南子さんとの対談トーク>


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