8日間のスプリンター向けステージレースツール・ド・コリア第1ステージで山本元喜が大逃げ 山岳賞ジャージを獲得し総合5位に

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 8日間で行われる国際ステージレース「ツール・ド・コリア(UCIアジアツアー2.1)」が韓国・釜山で6月7日に開幕し、第1ステージで山本元喜(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・デローザ)が大逃げを見せ、初日の山岳賞を獲得した。今年は韓国人のルーツをもつ新星スプリンター、カレブ・イーウェン(オーストラリア)擁するUCIワールドチームのオリカ・グリーンエッジを筆頭に、3つのプロコンチネンタルチームを含む全20チームが参加、119人の選手がスタートした。

 (レポート NIPPO・ヴィーニファンティーニ・デローザ)

山岳賞リーダージャージを着用し、表彰台で笑顔をみせる山本元喜山岳賞リーダージャージを着用し、表彰台で笑顔をみせる山本元喜

狙って獲得 価値ある山岳賞

 ツール・ド・コリアは例年ハイレベルな戦いが繰り広げられる人気の高い大会。今年は6月7~14日の日程で、釜山から首都ソウルまで全8ステージ、総走行距離1249kmで争われる。山頂ゴールがなく平坦基調のステージで構成されているため、スプリンター向きと言われ、釜山からGumi(亀尾)までの189.1kmで行われた第1ステージも、集団ゴールスプリントの展開となった。

 レースは序盤からアタック合戦が続き、今季ヨーロッパのレースで鍛えられた山本元喜が、積極的に逃げようと動きをみせる。そして20km地点を通過し、3選手が逃げ出したところで、山本が単独でブリッジをかけて先頭に合流。さらに1選手が遅れて加わり、5選手による先頭集団が形成された。

 先頭集団はタイム差を稼ぎながら順調に進み、山本は中間スプリントを2位通過。さらに山本は、この日1つだけ設定されていた151km地点の4級山岳ポイントを狙う。最大で7分以上開いていたタイム差がかなり詰まってきた状況だったが、山本は無事山岳ポイントを1位通過し、山岳賞を獲得。ゴールまで5kmを切って集団に吸収された。

 ゴールスプリントでは、危険な斜行によるクラッシュもあり、ニコラス・マリーニ(イタリア)や黒枝士揮ら、NIPPOのスプリンター勢はゴールスプリントに挑むことができなかった。ただ、NIPPOの全選手が落車に巻き込まれることなく無事に第1ステージを走り切ったので、今後のステージに狙いを定める。

 山本は中間スプリントでボーナスタイムを稼いだため、トップから8秒差の総合5位で初日のレースを終えた。

山本「明日以降に繋いでいける走りをしたい」

山本元喜のコメント
「気合いを入れて挑んだかいがあり、いい結果が残せてよかったです。中間スプリントは2位通過で残念でしたが、それによって付いたボーナスタイムで総合成績5位に入れたのでよかったです。 山岳ポイントでは自分の思うように動くことができ、その結果、山岳賞ジャージを獲得することができて、とてもよかったと思います。しかし、レースはこれからなので油断せずに、今日残した結果を明日以降につなげる走りをしたいです」

大門宏監督のコメント
「最後に期待していたスプリント争いはクラッシュの影響で上位にも絡めず、無念の思いだったが、前半はチームの作戦どおりに進み、山本も調子がよく実力を発揮できてよかった。初日とはいえ、狙って獲得した山岳賞ジャージは本人にとっても格別だと思う。明日もチームメンバー全員で積極的に攻撃し、マリーニ、黒枝、ヴィオラのスプリンタートリオでステージ優勝を狙っていきたい」

スタート前に行われたチームプレゼンテーションで選手たちが壇上に上がったスタート前に行われたチームプレゼンテーションで選手たちが壇上に上がった

●ツール・ド・コリア出場メンバー

石橋 学
黒枝 士揮
山本 元喜
ディディエール・チャパッロ(コロンビア)
ニコラス・マリーニ(イタリア)
アントニオ・ヴィオラ(イタリア)
監督:大門 宏

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