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日向涼子「エタップ・デュ・ツール」への道「ツール・ド・にし阿波」へ新しい愛車“アンジー”で出場 山岳コースで交流&トレーニング

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 7月19日にフランスで開催される「エタップ・デュ・ツール」に挑戦するモデルの日向涼子さんが、徳島県西部で5月10日に開催されたロングライドイベント「ツール・ド・にし阿波」にゲスト出場。参加したサイクリストたちとの交流を楽しみながら、急峻な山々が続くコースを“仮想エタップ”と位置付けてトレーニングに取り組んだ。日向さんが「アンジー」と名付けた新しい愛車「トレック カスタムドマーネ6」とともに出場する初のサイクリングイベントでもあり、参加者から大きな注目を集めた。 (文・写真 福光俊介)

難所・落合峠を制し、「ツール・ド・にし阿波」開催に合わせて主催者が新たに設置した標識の前で笑顔を見せる日向涼子さん (福光俊介撮影)難所・落合峠を制し、「ツール・ド・にし阿波」開催に合わせて主催者が新たに設置した標識の前で笑顔を見せる日向涼子さん (福光俊介撮影)

2年連続出場 「特別コース」を快走

飯泉嘉門・徳島県知事(左)とともに、SS(鬼脚)コースのスタートを見守る日向涼子さん (福光俊介撮影)飯泉嘉門・徳島県知事(左)とともに、SS(鬼脚)コースのスタートを見守る日向涼子さん (福光俊介撮影)

 「ツール・ド・にし阿波」は今年で6回目の開催。全国各地のサイクリストの関心を集め、いまや参加者の7割が徳島県外から集まる人気大会となっている。徳島県西部は四国のほぼ中央部にあたり、四国の中ではアクセスの良さもポイントとなっている。また、自然に恵まれた地域で、古くから栄えたこの地域独自の文化がイベントにおける「おもてなし」につながっている点も見逃せない。

日向涼子さん用に大会主催者が設定した特別コース。通過予定タイムや坂道の斜度が細かく記されている ©ツール・ド・にし阿波プロジェクト日向涼子さん用に大会主催者が設定した特別コース

 今大会では距離の異なる4コースが設けられた。いずれも好評だった昨年のコースを踏襲したもので、エイドステーションでは補給食などのさらなる充実が図られた。

 昨年に続きゲスト出場した日向さんには、「より多くの参加者との交流」をコンセプトに、4つのコースをまんべんなく走ることができる日向さん用の特別コースが設けられた。距離113.2km、獲得標高2403mは、エタップを視野に入れたトレーニングにも最適な山岳コースだ。

多くのファンの視線が注がれた「アンジー」

 エタップ出場に向け、日向さんがトレックのカスタムプログラム「プロジェクトワン」でオーダーしたハイエンドモデル「ドマーネ6」。日向さんが米女優アンジェリーナ・ジョリーさんをリスペクトして名づけた「アンジー」は、この日がイベントデビューとなり、日向さんのカラーオーダーによる華やかな一台に多くの参加者の目がくぎ付けとなった。

朝7時、ファンが見守る中で吉野川運動公園をスタートする日向涼子さん (福光俊介撮影)朝7時、ファンが見守る中で吉野川運動公園をスタートする日向涼子さん (福光俊介撮影)
スタートから約4kmは飯泉知事(左)と並んでデモ走行 (福光俊介撮影)スタートから約4kmは飯泉知事(左)と並んでデモ走行 (福光俊介撮影)

 午前7時、飯泉嘉門・徳島県知事とともにスタートを切った日向さんは、約4kmのデモ走行後にライド本番へ。途中で訪れたエイドステーションでは参加者との交流を楽しんだが、その話題のほとんどは「アンジー」に集中した。Cyclisに掲載された完成・納車レポート記事をチェックしたという参加者たちが次々と日向さんのもとへと駆け寄り、日向さん、そして「アンジー」とのスリーショットでの記念撮影を求めるファンも多かった。

記念撮影を求めるライダーが列をなすほどの人気ぶり (福光俊介撮影)記念撮影を求めるライダーが列をなすほどの人気ぶり (福光俊介撮影)
この日最初のエイドステーションとなった栃之瀬小学校では、待ちわびたファンが次々と日向さんを囲んだ。チーム単位での記念撮影も(福光俊介撮影)この日最初のエイドステーションとなった栃之瀬小学校では、待ちわびたファンが次々と日向さんを囲んだ。チーム単位での記念撮影も(福光俊介撮影)

 日向さんは納車後初のロングライドだったが、早速手ごたえをつかんだ様子。なかでも、ひと踏みでの推進力や登坂時の軽さのフィーリングは、これまで経験したことのない感覚だという。一方で、「ハンドルポジションは再考の余地がある」とも。今後のトレーニングやセッティングの中で、「アンジー」とともにパフォーマンスを向上させる伸びしろはまだまだあると言えるだろう。

「下りから上りへの切り替え」も課題に

祖谷渓のシンボル「小便小僧」とともに自然豊かな景色を眺める (福光俊介撮影)祖谷渓のシンボル「小便小僧」とともに自然豊かな景色を眺める (福光俊介撮影)

 日頃は朝練をメーンとし、休日を利用して近郊でヒルクライムをしているという日向さん。最近は平坦と上りをミックスした高強度のトレーニングを中心に行っているという。そんな中で臨んだツール・ド・にし阿波では、エタップの厳しいコースの攻略につながる走りを自らに課していた。

いよいよこの日最大の難所・落合峠へ (福光俊介撮影)いよいよこの日最大の難所・落合峠へ (福光俊介撮影)
新しい愛車の「トレック・カスタムドマーネ6」、愛称“アンジー”との相性も上々。ひと踏みでの推進力と登坂時の軽さに手応えをつかんだ (福光俊介撮影)新しい愛車の「トレック・カスタムドマーネ6」、愛称“アンジー”との相性も上々。ひと踏みでの推進力と登坂時の軽さに手応えをつかんだ (福光俊介撮影)
難所の落合峠を制覇し、ガッツポーズを見せる日向涼子さん (福光俊介撮影)難所の落合峠を制覇し、ガッツポーズを見せる日向涼子さん (福光俊介撮影)

 エタップ本番では4つの山岳が待ち受けるが、今回はコース中盤の落合峠(登坂距離約12km、平均勾配8.3%)を“仮想エタップ”と位置づけ、本番を想定した走りに集中した。フランスの道路は日本と違い、路面舗装が一定しないと言われるが、落合峠にも雪に覆われる冬場の対策としてコンクリート舗装を施している区間や、アスファルトが荒れた場所がある。上りだけでなく路面変化への対応にも重点を置いた日向さんは、サポートライダーからコース解説を聞きながらペダルに力を込めていった。

 また、「下りから上りへの脚の切り替え」という新たな課題も見つかったという。厳しい上りを終えて迎えるダウンヒルは、脚の状態を整えるチャンスだが、あまり休めすぎると次の上りへの切り替えが難しくなる。その意味で、「下りをどう走るかはしっかりと考えていきたい」と語った。

「上りのスキル以外も勉強」 日向涼子さんコメント

 昨年は、大歩危小歩危の川下りを楽しめる観光中心のコースを走らせていただきましたが、今年は「エタップ・デュ・ツール」をイメージして、獲得標高こそエタップ本番に及ばないものの、落合峠を含む難易度が高めのコースを走りました。東京近郊ではエタップを想定したコース設定がなかなかできないため、上りのスキル以外に、下りで脚を固めてしまわない、平坦でいかにラクをするか…など、とても勉強になりました。「ツール・ド・にし阿波」は、ゆるいコースもきついコースもあり、それぞれのレベルや好みで走れる貴重なイベントだと思います。

落合峠の頂上では、日向さんの到着を待った黒川征一・三好市長(右から3人目)としばし談笑を楽しんだ (福光俊介撮影)落合峠の頂上では、日向さんの到着を待った黒川征一・三好市長(右から3人目)としばし談笑を楽しんだ (福光俊介撮影)
2つ目のエイドステーション・ぶぶるパークみかもでは、地元特産の苺に舌鼓 (福光俊介撮影)2つ目のエイドステーション・ぶぶるパークみかもでは、地元特産の苺に舌鼓 (福光俊介撮影)

「エタップに出る人はにし阿波を第一歩に!」

 参加者との交流を楽しみ、エイドステーションの“お接待”では地元の味に舌鼓、そしてエタップを見据えたライドと、ツール・ド・にし阿波で充実の1日を過ごした日向さん。今回は叶わなかったが、いずれはこのイベントで最長にして最高難度の「鬼脚コース」(距離166km、獲得標高3547m)に参加するという目標も芽生えたようだ。エタップを終え、来年は“鬼脚”に挑戦してくれる可能性もあるだろう。

113kmを走りきった日向さん。他のコースを走破した猛者たちとともに、手を挙げてゴールへと戻ってきた (福光俊介撮影)113kmを走りきった日向さん。他のコースを走破した猛者たちとともに、手を挙げてゴールへと戻ってきた (福光俊介撮影)

 大きなトラブルなく走りきった日向さん、ゴール後には「エタップに出る人はにし阿波を第一歩に!」との名言も残した。エタップに向けて、いよいよ本格的な取り組みが始まった。

難コースを走破した多くの参加者が、日向さんとの記念撮影を求めた (福光俊介撮影)難コースを走破した多くの参加者が、日向さんとの記念撮影を求めた (福光俊介撮影)
かつて「やまびこ打線」で日本中を熱狂させた池田高校野球部の故・蔦文也監督にちなんだゆるキャラ「つたはーん」と一緒にパチリ。大会会場の吉野川運動公園から同校までは約3km (福光俊介撮影)かつて「やまびこ打線」で日本中を熱狂させた池田高校野球部の故・蔦文也監督にちなんだゆるキャラ「つたはーん」と一緒にパチリ。大会会場の吉野川運動公園から同校までは約3km (福光俊介撮影)

■日向涼子さんがデザインしたサイクルウェア発売

日向涼子さんが手がけた半そでジャージとサイクルパンツのデザイン日向涼子さんが手がけた半そでジャージとサイクルパンツのデザイン

 「エタップ・デュ・ツール」挑戦を機に、日向涼子さんが自らデザインを手掛けたオリジナルサイクルウェアが発売されました。半袖ジャージ、ウインドブレーカー、サイクルパンツ(肩ひも付き・肩ひもなし)で、いずれも「ウエイブワン」による日本製の製品。日向さん自身も、このデザインにスポンサーロゴが入ったウェアでエタップ本番を走ります。
 産経netShopが、今夏までの期間限定で受注販売。売上金の一部は、日向さんの意思によってボランティア活動に寄付されます。

→ 日向涼子オリジナルウェア アイテム詳細

→ 日向涼子オリジナルウェア 販売ページへ

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