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レース中の迫力映像を公開宇都宮ブリッツェンがTOJでオンボードカメラ搭載へ ソニー「アクションカム」で撮影

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 5月17日に開幕する国内最高峰のステージレース「第18回ツアー・オブ・ジャパン」(TOJ)に参戦する宇都宮ブリッツェンが、オンボードカメラ(車体等に取り付けるビデオカメラ)を一部選手のバイクに搭載し、レース中の映像を撮影・公開する。ハイレベルのロードレースの魅力と迫力を、ファンやスポーツサイクル愛好者に広く伝える狙いがあり、撮影機材にはソニーの小型オンボードカメラ「アクションカム」を使用する。TOJでオンボードカメラが搭載されるのは史上初めて。

宇都宮ブリッツェンが使用するロードバイクのハンドルバーに取り付けられたソニーの小型オンボードカメラ「アクションカム」宇都宮ブリッツェンが使用するロードバイクのハンドルバーに取り付けられたソニーの小型オンボードカメラ「アクションカム」

全7ステージを撮影

 映像撮影機材の小型・高性能化を受けて、近年はモータースポーツをはじめさまざまな競技でオンボードカメラの使用が進み、白熱のシーンの映像がテレビやインターネットで公開されている。サイクルロードレース界でも、海外のUCI(国際自転車競技連合)公認レースの映像がネットで伝えられ、ファンの間で話題になっている。

 ただ、レース中にオンボードカメラを使用する場合は、悪天候への対応や、転等・事故時の危険回避などクリアすべき課題もある。宇都宮ブリッツェンは今回、超小型・軽量でハンドル等への取り付けも安定し、防滴性能を備えているアクションカムを採用することで、TOJ組織委員会の許可を得て、全7ステージの撮影が可能になった。

ツアー・オブ・ジャパン2014の富士山ステージでゴールする宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手「ツアー・オブ・ジャパン2014」富士山ステージでゴールする宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手
ツアー・オブ・ジャパン2014の堺ステージで疾走する宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之選手「ツアー・オブ・ジャパン2014」堺ステージで疾走する宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之選手

 宇都宮ブリッツェンとソニーは、富士山の5合目を目指す第5ステージ(5月22日)のヒルクライムで、最大勾配22%の“激坂”を駆け上る迫力や、東京・大井埠頭の周回コースで超高速のゴールスプリントとなる第7ステージ(24日)のスピード感など、選手にしか体験することができない世界をアクションカムのオンボード映像で伝えたいとしている。

「選手の目線のレース映像を」 廣瀬ブリッツェンGM

 宇都宮ブリッツェンの廣瀬佳正ゼネラルマネジャーはTOJ開幕を翌日に控えた5月16日、Cyclistの電話取材に応じ、チームがオンボードカメラを使用するメリットや期待を語った。

ソニー「アクションカム」の重量は63gソニー「アクションカム」の重量は63g

 廣瀬GMが最初に挙げたのは「電子式手ブレ補正」機能。「ソニーの“お家芸”ともいえる手ブレ補正によって、振動の激しいレース中でも、滑らかで安定した動画が撮影できます。振動を最小限に抑えることで、選手が走行中にアスファルトから受けている微振動に近い感覚を味わえると思います」と臨場感のある映像に期待した。

 さらに、廣瀬GMが大きな特長として考えているのが軽さだ。「63gという軽さは、パワーメーターを表示するサイクルコンピューターと同じくらい。つけていてもデメリットがなく、選手のストレスにもなりません」と太鼓判を押す。

バイクにテスト装着した「アクションカム」と宇都宮ブリッツェンの選手たちバイクにテスト装着した「アクションカム」と宇都宮ブリッツェンの選手たち

 また、アクションカムを搭載することで「今まで見られなかった、選手と同じ目線のレース映像を伝えられます」と語り、「チームとしても、レース後にスプリントのポジション取りなどを振り返る題材として使えるのでは」と、映像の新しい活用法にも期待した。

 宇都宮ブリッツェンは今回のTOJでステージ優勝を狙うとともに、エースの増田成幸選手の総合上位進出を目指す。増田選手は総合成績争いで重要な富士山ステージで、海外勢の有力選手にどれだけ渡り合えるか、自らの限界にチャレンジする。

◇         ◇

 Cyclistではツアー・オブ・ジャパン開催期間中、アクションカムで撮影したオンボード映像を連日、サイト上でお届けしていく予定です。

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