リオ&東京五輪に向けて活躍を誓う世界の舞台にチャレンジ ブリヂストンアンカーがサポートチーム・選手の発表会を開催

  • 一覧

 ブリヂストンサイクルは5月13日、ロードレースとマウンテンバイク(MTB)のプロチーム「ブリヂストンアンカー サイクリングチーム」と、同社のスポーツバイクブランド「アンカー」のサポートチーム・選手の発表会を東京・青山のショールーム「バイクフォーラム青山」で開いた。ブリヂストンアンカーのロードチームは5月17~24日に開かれる日本最大のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)」に参戦するほか、MTB、トライアスロンの選手もビッグレースを控えており、それぞれ抱負を語った。

アンカーのバイクを使用するロードレース、MTB、トライアスロンのサポートチーム・選手が勢ぞろいしたアンカーのバイクを使用するロードレース、MTB、トライアスロンのサポートチーム・選手が勢ぞろいした

アンカーのサポート選手が勢ぞろい

ブリヂストンアンカーのロードチーム。所属選手は(前列左から)内間康平、井上和郎、西薗良太、初山翔、(後列ジャージ姿の左から)ダミアン・モニエ、トマ・ルバ、寺崎武郎、椿大志、一丸尚伍ブリヂストンアンカーのロードチーム。所属選手は(前列左から)内間康平、井上和郎、西薗良太、初山翔、(後列ジャージ姿の左から)ダミアン・モニエ、トマ・ルバ、寺崎武郎、椿大志、一丸尚伍

 各チーム・選手は今季、ここまでアジアや欧州のレースを中心に転戦していたが、5月から日本国内での重要レースに参戦するため、このタイミングでの発表会開催となった。会場には関係者や報道陣ら約50人が集った。

 ブリヂストンアンカーのロードチームには9選手が所属。中心選手の内間康平は2月のアジア選手権で銅メダル、4月のツアー・オブ・タイランドでステージ優勝と総合2位を獲得するなど好調だ。内間からはこの日、「(6月28日の)全日本選手権ロードレースで優勝したい」とV宣言も飛び出した。

ブリヂストンアンカーのMTBチーム。(左から)小林輝紀監督、斎藤亮、平野星矢、沢田時、渡邊城作マッサーブリヂストンアンカーのMTBチーム。(左から)小林輝紀監督、斎藤亮、平野星矢、沢田時、渡邊城作マッサー

 マウンテンバイクチームは、エリートの斉藤亮、平野星矢、U23(23歳未満)の沢田時の3選手が所属。2016年リオ五輪の出場枠を確保するため、国際レースでのUCIポイント獲得を目標に掲げている。5月3日に滋賀県で開かれた国際大会で、平野と斉藤がワン・ツーフィニッシュを決めるなど調子は上々。昨季まで外国人の監督だったが、今季から小林輝紀監督が指揮を執り、チーム運営がスムーズになっているという。

世界トップクラスのトライアスリート、上田藍と山根英紀コーチ世界トップクラスのトライアスリート、上田藍と山根英紀コーチ

 アンカーがバイク機材をサポートするトライアスロンの上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)は、北京五輪、ロンドン五輪と2大会連続で出場している女子の第一人者だ。3大会連続の五輪出場と悲願のメダル獲得に向け、まずは5月16日に横浜で行われるITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会で優勝を狙う。昨年2位と相性の良い大会だけに、2年連続の表彰台、そして国際大会での優勝に期待がかかる。

エカーズの(右から)浅田顕監督、内野直也、清水太己、岡篤志、面手利輝、高橋優平メカニックエカーズの(右から)浅田顕監督、内野直也、清水太己、岡篤志、面手利輝、高橋優平メカニック

 日本代表ロードヘッドコーチの浅田顕氏が率いるロードレースの若手育成チーム「エカーズ」には、高校生からU23までの10選手が所属する。発表会にはU23の4選手が出席。このうち面手利輝がTOJに出場し、また面手を含む4選手全員が、TOJの翌週に開かれるネイションズカップ(U23のワールドカップ)に日本代表チームとして出場する。

参加者全員で乾杯をした後、競技のこと、今シーズンのことなどを語り合った参加者全員で乾杯をした後、競技のこと、今シーズンのことなどを語り合った

TOJは全ステージで「総攻撃」

 アンカー・ロードチームは2016年リオ五輪、2020年東京五輪に向けての若手選手の育成がミッションとして与えられており、シーズン序盤は若手選手を中心にレースに臨んできた。3年目の指揮を執る水谷壮宏監督は、「若手の力が上がり、感覚的にはチーム力が20~30%上がっている」と話す。

ブリヂストンアンカー サイクリングチームの水谷壮宏ロード監督ブリヂストンアンカー サイクリングチームの水谷壮宏ロード監督

 ツアー・オブ・ジャパンでは、総合成績のカギを握る富士山ステージ(ヒルクライム)に強いトマ・ルバとダミアン・モニエのフランス人2選手が個人総合争いに挑む。ただ、水谷監督は「富士山でのガチンコ勝負では、イランチームに勝てない」として、各ステージで総攻撃を仕掛け、イランチームからリードを積み重ねる戦略を描いている。「今のチームなら、誰がステージを勝ってもおかしくない」と、ステージ優勝も視野に入れる。

今季、好調を維持している内間康平今季、好調を維持している内間康平

 今季好成績を残している内間は、ハードなトレーニングとレースが続いているなかで上手くリフレッシュでき、コンディションは良いという。TOJは南信州ステージでステージ優勝を狙う。「雨のほうが好きなので、台風が来て雨が降ってほしい」と話す。

一度はトップシーンを引退したが、今季からブリヂストンアンカーで現役復帰した西薗良太一度はトップシーンを引退したが、今季からブリヂストンアンカーで現役復帰した西薗良太

 2年ぶりにチームに復帰した西薗良太は、シーズン当初は体力より勝負勘の面で苦労したというが、シーズン前半で徐々に修正し、「そろそろ(UCIの)ポイントを取りたい」と話す。TOJで自身はステージ優勝に照準を定めており、「伊豆ステージに良いイメージがある」と、2年前に6位に入った同ステージでの勝利を目指す。富士山ステージでは「勝つのは難しい」としながらも、日本人最高タイムは狙っているという。

◇      ◇

 世界を舞台に戦っているブリヂストンアンカーのサポート選手たち。レースに向けての抱負を語る姿は、それぞれ力強く、今後の重要大会での活躍を予感させた。

文 米山一輝・写真 上野嘉之

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

チームブリヂストン ブリヂストンサイクル

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載