「ファーストライド」や清掃を実施へ“自転車観光”の懸け橋に 広島・因島の市民らが「しまなみサイクリングブリッジ」設立

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 瀬戸内海の多島美を満喫できるサイクリングロードとして国内はもとより海外からの人気も高まっている「しまなみ海道」を、地元からも盛り上げようと、広島県尾道市の因島地区を中心に市民らが5月10日、「しまなみサイクリングブリッジ」と名づけた団体を設立した。サイクリングを楽しむ環境を充実させ、国内外のサイクリストたちと住民との懸け橋になりたいとしている。

「自転車神社」のある因島大山神社で設立総会を開いた「しまなみサイクリングブリッジ」のメンバー(服部幸一撮影)「自転車神社」のある因島大山神社で設立総会を開いた「しまなみサイクリングブリッジ」のメンバー(服部幸一撮影)

 サイクリング環境の整備を行政や観光業界だけにまかせるのではなく、住民にもサイクリングを楽しんでもらうことで理解を深め、おもてなしの機能を高めるとともに、地域を活性化させるのが目的。「自転車神社」が併設されていることで知られる同市因島土生町の因島大山神社の巻幡俊宮司の呼びかけに、因島商工会議所や近隣の自転車愛好家らが賛同して実現した。

 巻幡宮司を理事長に、設立メンバーは約60人。同神社でこの日開かれた設立総会には約30人が出席し、今年度の事業計画や予算などを決めた。初年度は6月に因島と隣の生口島をめぐる約30kmのコースで「ファーストライド」を実施するほか、しまなみ海道サイクリングロードの清掃、サイクリスト用案内標識の設置、関連情報の発信などを予定している。

 同神社は、ボランティア的にサイクリストを受け入れる休憩所「サイクルオアシス」になったのがきっかけで、自転車での参拝が増え、もともと交通安全に関わる神社だったことから自転車神社を併設。昨年から始まった「自転車神社祭」は5月24日、しまなみサイクリングブリッジの活動として2回目が開催される。

 巻幡理事長は「海と島の景観もさることながら、水軍や海運の歴史を感じ、人々の暮らしとふれあいながらサイクリングできるのがしまなみ海道の魅力。県境を越えたおもてなしの連携など、民間ならではの活動を進めたい」と話している。

産経ニュースより)

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