バイクインプレッション2012「LOOK 566」レーシングブランドが贈る、真のエントリー向けバイク

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 レーシーな印象の強いLOOKにおいて566は特別な存在。唯一のロングライド志向モデルとして、過剰な剛性アップを避け、そして振動吸収性を高めた設計が施されている。またヘッドチューブを長めにし、やや緩やかな前傾姿勢が取れるのも特徴だ。

LOOK 566(ルック 566)LOOK 566(ルック 566)

LOOK 566
フレーム価格:231,000円
サイズ:49、51、53、55、57
カラー:マットブラック、ホワイト、ブラック/ホワイト/レッド
問い合わせ先:ユーロスポーツインテグレーション http://www.eurosports.co.jp

 

スペック

フレーム:HM カーボン
フォーク:カーボン
シートポスト径:27.2
BB規格:BSC(JIS)
重量:1,450g(フレーム&フォーク、カタログ値)

シートステーは振動吸収性を高めるために、チェーンステー共々複雑な扁平形状となっているシートステーは振動吸収性を高めるために、チェーンステー共々複雑な扁平形状となっている
全体的に細身のラインだが、チェーンステーの付け根が太く、ワイヤーはそこを突き抜けて通る全体的に細身のラインだが、チェーンステーの付け根が太く、ワイヤーはそこを突き抜けて通る
長めのヘッドチューブともデザインマッチした、トップチューブの扁平形状と角度の変化。振動吸収性を高めるための設計だ長めのヘッドチューブともデザインマッチした、トップチューブの扁平形状と角度の変化。振動吸収性を高めるための設計だ

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝米山一輝
数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中
松尾修作松尾修作
VAX RACING所属。Jプロツアーに参戦する現役大学生レーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ

松尾 トップモデルの695SRとともに試乗しましたが、個人的にはこの566の実力には驚きと共に、十分な満足までありました。米山さんはどうでしたか?

米山 実業団レースに出ていた頃はかなりハンドル高を下げて乗っていたけれど、今だとこのモデルがちょうど良くて乗りやすかった。ヘンに高いわけではなく、バランスが良くてハンドリングは安定感があったよね。

松尾 ええ、ポジションはラクでしたが、重心は低めに落ち着いていて、走行感は地面に張り付いているような安定感がありました。片手をポケットに伸ばしたときなどもバランスが取りやすかったです。ロードバイク初心者にも乗りやすいと思いますよ。

米山 うん、路面に吸い付くような走りだったね。フォークは695や586とも違う、専用設計とのことでしたが、これも全体の安定感に貢献していたと思います。それに、乗り味はスリムな感じというか、剛性が高すぎないところと、縦方向の衝撃をよく吸収して乗り心地が良い。平らに潰したチューブが積極的に振動吸収しているようですが、安心して走れます。

松尾 あと、印象的だったのは初動の踏みの軽さです。足をペダルに乗せるとスッと前に出るくらい軽い。かといって剛性に頼りなさはなく、低速域での良さが光っていました。695と比べてもあの感覚はいいなと思いました。レーススピードの高速域ではもちろん695に軍配が上がりますが、時速30km/h強までなら566でも十分!

米山 お気に入りになったみたいだね。ボクもトップモデルのような鋭さはないものの、試乗車はホイールとの相性も良かったのか、過不足のない剛性感が気持ちよく走らせてくれるなと思いました。初めてのカーボンロードを買う人や中級者層をターゲットにしつつも、LOOKは566もフレーム販売のみ。だからアッセンブルにこだわる楽しみも存分に味わえます。

松尾 あらゆるサイクリストにとって楽しめる1台でしたね。踏み出しの軽さ、乗り心地の良さだけでなく、上りも高いレベルで軽快に上ります。なので、ロングライドイベントに出ている人やこれから出て見たい人にはきっと良い相棒になると思います。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳

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