イベントレポート“世界で最も美しい湾”を眺める新コース 「富山湾岸サイクリング2015」で知事ら572人が快走

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海王丸パークに設置されたスタートゲートをくぐる「富山湾岸サイクリング2015」の参加者=富山県射水市(写真・柄沢亜希)海王丸パークに設置されたスタートゲートをくぐる「富山湾岸サイクリング2015」の参加者=富山県射水市(写真・柄沢亜希)

 富山県で4月19日、「世界で最も美しい湾クラブ」への加盟記念として「富山湾岸サイクリング2015」が開催され、富山湾を堪能できるサイクリングコースを572人が快走した。コースは、走行距離別に42.5kmのグルメライドと150.8kmのロングライドの2コース。グルメライドには石井隆一(たかかず)富山県知事も参加し、参加者らとともにサイクリングを楽しんだ。

地元名産のサブレをアピールする石井隆一富山県知事(中央)と劉麗珠さん(右)、内田もも香さん(写真・中林正二郎)地元名産のサブレをアピールする石井隆一富山県知事(中央)と劉麗珠さん(右)、内田もも香さん(写真・中林正二郎)

イベント開催に合わせて自転車道も整備

 世界で最も美しい湾クラブはドイツで発祥し、フランスに拠点を置く国際的なNGO団体。富山湾は2014年10月に世界で31番目の湾として登録された。

海王丸パークでは、立山連峰のシルエットとともに富山湾の絶景が目の前に広がる(写真・中林正二郎)海王丸パークでは、立山連峰のシルエットとともに富山湾の絶景が目の前に広がる(写真・中林正二郎)

 イベントの開会式で石井知事は「富山湾は海越しの立山連峰がまことに美しく、そういった自然環境を守るために県民が参加して保護に取り組んできた。きょうはサイクリングと絶景をぜひ楽しんでもらいたい」とあいさつした。今回のイベントに合わせて富山県では、氷見市から朝日町までのおよそ88kmをサイクリングロードとして整備している。

左からスタートラインに並んだ門田基志(チーム ジャイアント)、石井隆一富山県知事、劉麗珠さん、内田もも香さん(写真・中林正二郎)左からスタートラインに並んだ門田基志(チーム ジャイアント)、石井隆一富山県知事、劉麗珠さん、内田もも香さん(写真・中林正二郎)
グルメライドをスタートした参加者(写真・中林正二郎)グルメライドをスタートした参加者(写真・中林正二郎)
参加者との会話を楽しむ石井隆一富山県知事(写真・中林正二郎)参加者との会話を楽しむ石井隆一富山県知事(写真・中林正二郎)

 スポーツサイクルは未経験だったという石井知事は、台湾からバイクブランド「ジャイアント」創設者の娘で、自転車文化を広めるNPO団体「自行車新文化基金會」のCEOを務める劉麗珠(リュウ・リージュ)さんが訪れることになり「しっかりとおもてなししなければ、と練習をした」という。実際に乗ってみた感想を記者が尋ねると、「県内のことは当然よく知っていると思っていたが、自転車で走るとまた違った魅力があっていい。はまってしまいそう」とサイクルジャージ姿で笑顔で答えた。

途中の雨にも負けずに楽しんだライド

出発前に記念撮影をする佐々木さん家族(写真・中林正二郎)出発前に記念撮影をする佐々木さん家族(写真・中林正二郎)

 グルメライドでは42.5kmのコース上に、飲み物や地元名物を振る舞うエイドステーションを7カ所も設置。家族連れやシティバイクでの参加者が目立ち、「乗っているよりも食べているほうが多い」という笑い声も聞こえた。富山市から参加した佐々木裕(ゆたか)さんは、「自転車の世界に引きこもうと思って」と小学校5年生の琴美さんを誘って参加。琴美さんは、「お父さんと走るのが楽しみ」と少し照れながら話した。

 台湾からのツアーで参加した魏文亮(ウェイ・ウェンリャン)さんは、地元でとれた魚を使ったすり身揚げをおいしそうに頬張り、「台湾にも似たものがあるけれど、これはもっとジューシーで甘い」と語った。

「越中富山やくぜんサブレ」はショウガの味が効いていた(写真・中林正二郎)「越中富山やくぜんサブレ」はショウガの味が効いていた(写真・中林正二郎)
魏文亮さん(右)は台湾から参加した仲間とともにグルメライドを楽しんだ(写真・柄沢亜希)魏文亮さん(右)は台湾から参加した仲間とともにグルメライドを楽しんだ(写真・柄沢亜希)
最初のエイドステーションでは蜜で煮た梅を白あんと求肥で包んだ和菓子が提供された。左から門田基志(チーム ジャイアント)、劉麗珠さん、内田もも香さん、堀川優さん(写真・中林正二郎)最初のエイドステーションでは蜜で煮た梅を白あんと求肥で包んだ和菓子が提供された。左から門田基志(チーム ジャイアント)、劉麗珠さん、内田もも香さん、堀川優さん(写真・中林正二郎)
「自転車を始めたばかり」という窪木恵理さんも雨の中完走した(写真・中林正二郎)「自転車を始めたばかり」という窪木恵理さんも雨の中完走した(写真・中林正二郎)

 メーン会場となった海王丸パークでは、走り終えた参加者らが次々とゴールした。「去年ランプレ・メリダカラーが気に入って選んだ」というロードバイクで完走した窪木恵理さんは、「午後からの雨は残念でしたが、グルメもライドも満喫しました」と笑顔でコメントした。また地元・富山県警のサイクリングチーム「特走」は、雨にも負けず抜群のチームワークで全員無事にゴール。そろいのジャージ姿で完走証を持って写真に収まった。

サイクリングチーム「特走」のチームワークのよさに納得(写真・中林正二郎)サイクリングチーム「特走」のチームワークのよさに納得(写真・中林正二郎)
「富山湾岸サイクリング」が初開催(写真・中林正二郎)「富山湾岸サイクリング」が初開催(写真・中林正二郎)

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