「J SPORTS LIVE+オンデマンド」活用術<2>ロードレースの映像をライドに活用 山本雅道さん・益子直美さん夫妻のイメージトレーニング

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 スカパー!オンデマンドでは、サイクルロードレースなど多ジャンルのスポーツ番組をパソコンやスマートフォン、タブレット端末で視聴できる「J SPORTS LIVE+オンデマンド」を展開している。このサービスの活用術をお届けする連載第2回は、自転車ショップを経営しながら、今年から現役復帰したプロロードレーサーの山本雅道さんと、妻で元バレーボール日本代表の益子直美さんが登場。自転車イベントにゲスト参加することも多い夫妻は、オンデマンドをどんな風に活用しているのでしょうか? 山本さんが語ってくれました。

「J SPORTS LIVE+オンデマンド」の見逃し配信を見ながら、自分たちのトレーニングについて話し合う山本雅道さんと益子直美さん(神奈川県藤沢市のTHANKS ON THE TABLE.)「J SPORTS LIVE+オンデマンド」の見逃し配信を見ながら、自分たちのトレーニングについて話し合う山本雅道さんと益子直美さん(神奈川県藤沢市のTHANKS ON THE TABLE.)

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最長レースを見てロングライドに奮起

 2011年にロードレースの第一線を引退し、2013年に神奈川県の藤沢市でサイクルショップ「BYCYCLE FACTORY YAMAMOTO」を開きました。そして今年は新しく発足した国内のプロチーム「キナン サイクリングチーム」のキャプテンとして現役復帰し、毎日のように練習に励んでいます。

練習の合間に、ツール・デ・フランドルの終盤を「J SPORTS LIVE+オンデマンド」の見逃し配信でチェックする山本雅道さん練習の合間に、ツール・デ・フランドルの終盤を「J SPORTS LIVE+オンデマンド」の見逃し配信でチェックする山本雅道さん

 週末はレースやイベント参加が多く、ライブ中継では観戦できないことあります。ですが見逃し配信は好きなシーンから見られるので、ちょっと空いた時間に重要な場面だけチェックする、といった観戦の仕方もできます。

 私と妻は、新潟・佐渡島で5月に開催されるサイクリングイベント「佐渡ロングライド210」にゲスト参加します。昨年は130kmのコースを走りましたが、今年は初めて夫婦で210kmに挑戦する予定。普段ゆっくりしたペースでサイクリングを楽しむ妻は、完走に向けて特訓を積んでいますが、不安が大きいようです。

 雨でトレーニングを中止した日には、妻と一緒に朝食に出かけることがあります。そこで見逃し配信を利用して、自己最長ライドに挑戦する妻に、プロ最長の約300kmで行われる「ミラノ~サンレモ」を見せてみました。

最長距離のレース、ミラノ~サンレモを「J SPORTS LIVE+オンデマンド」で観戦する益子直美さん最長距離のレース、ミラノ~サンレモを「J SPORTS LIVE+オンデマンド」で観戦する益子直美さん

 奮起を促すつもりでしたが、はじめのうちは、自分の倍以上のペースで走る選手たちの姿を見て「参考にならないよ!」と言っていました。

 ところが、見はじめたらすぐに夢中になり「選手たちは途中で補給できるポイントがあるけど、私はちゃんと用意していかないと」だとか、「力を残しておかないとゴールまでもたないよね」といった課題がわかってきました。レースを見ながら、ライド当日のイメージが具体的に湧いてきたようです。

「J SPORTS LIVE+オンデマンド」で妻の益子直美さんにロードレースを見せる、プロロードレーサーの山本雅道さん「J SPORTS LIVE+オンデマンド」で妻の益子直美さんにロードレースを見せる、プロロードレーサーの山本雅道さん

 妻は普段からタブレット端末を持ち歩いているので、「新幹線の移動中でも、これを見ていたらあっという間に着いちゃうね」「友達とみんなでワイワイしながら、ライブ配信を見るのが楽しそう」と次々にアイデアが飛び出しました。いつでもどこでも見られる、というメリットがあるので、その人の生活に合わせていろいろな楽しみ方ができますね。

見逃し配信はプロを目指す若者の“教材”に

「チーム BFYレーシング」の中学生たちに、「J SPORTS LIVE+オンデマンド」を使って指導する山本雅道さん「チーム BFYレーシング」の中学生たちに、「J SPORTS LIVE+オンデマンド」を使って指導する山本雅道さん

 私がアドバイザーとして携わっている「チーム BFYレーシング」には、中学生の選手が所属しています。彼らは将来、プロロードレーサーとして海外のレースで活躍する夢をもっていて、彼らにレース中のテクニックやトレーニング方法を指導することがあります。

 中学生たちからいろいろな質問されるのですが、指導するうえで「J SPORTS LIVE+オンデマンド」はとてもいい“教材”になります。トップレベルの選手たちが走っているわけですから、レースには参考になる場面がたくさんあります。

走行のテクニックを教えながら、集団のシーンを見せる走行のテクニックを教えながら、集団のシーンを見せる

 例えば「レース中の集団内での位置取りはどうしたらいいですか」と聞かれた時は、空撮などで集団を映しているシーンが参考になります。集団内でいい位置をキープするために選手たちが争うのは、終盤や重要な局面くらい。それ以外は一旦下がってからまた上がって、という風にグルグル回っていることが多いのです。注意して見ると、それがわかると思います。

 また見逃し配信は、見たい場面を何回も見られるのが便利です。スプリント勝負で勝った選手が、どんな動きをしていて、何番手にいたのかといったポイントを、さかのぼってチェックできます。

 もちろん私にとっても、レースの前にはイメージを高めるために役立ってくれます。(山本雅道)

J SPORTS LIVE+オンデマンド

アルデンヌクラシックをライブ配信

 春のクラシックシーズンは後半戦を迎え、オランダ南部とベルギー東部を舞台にした“アルデンヌクラシック”3連戦がスタートする。石畳が特徴でパワフルなライダーたちが活躍する“北のクラシック”から一転して、急勾配の上りを得意とするパンチャーやオールラウンダーたちが勝利を狙う。5月のジロ・デ・イタリア出場に向けてコンディションを上げている別府史之(トレック ファクトリーレーシング)は3戦とも出場する予定で、日本人選手の活躍にも期待がかかる。

上り坂とコーナーの多いアムステル・ゴールドレース。狭い道幅いっぱいに選手が広がって上っていく場面も(写真・砂田弓弦)上り坂とコーナーの多いアムステル・ゴールドレース。狭い道幅いっぱいに選手が広がって上っていく場面も(写真・砂田弓弦)

 4月19日にオランダで行われる「アムステル・ゴールドレース」は、上り坂といくつものコーナー、道幅の狭いコースが特徴。今年は34カ所の上りが設定され、4回通過するカウベルグ(登坂距離1.2km、平均勾配5.8%、最大勾配12%)は最後の勝負どころになる重要な坂だ。4回目のカウベルグを上り切ると、そこから1.8km続く平坦路の先に栄光のゴールが待っている。

フレーシュ・ワロンヌの”激坂”ユイの壁を上る選手たち(写真・砂田弓弦)フレーシュ・ワロンヌの”激坂”ユイの壁を上る選手たち(写真・砂田弓弦)

 4月22日にはベルギーで「フレッシュ・ワロンヌ」が開催される。名物は「ミュール・ド・ユイ」(ユイの壁)と呼ばれる最大勾配26%の“激坂”だ。3度通過するうち、最後の周回で決戦が繰り広げられるのが例年の傾向となっている。急勾配の区間で一斉に勝負に出る“激坂ハンター”たちに注目したい。

昨年のリエージュ~バストーニュ~リエージュはゴールスプリントをサイモン・ゲランス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)が制した(写真・砂田弓弦)昨年のリエージュ~バストーニュ~リエージュはゴールスプリントをサイモン・ゲランス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)が制した(写真・砂田弓弦)

 春のクラシックを締めくくるのは、4月26日にベルギーで開かれる「リエージュ~バストーニュ~リエージュ」だ。5大クラシックレースとされる“モニュメント”の一つで、1892年に始まった長い歴史をもつことから“ドワイエンヌ(最古参)”と称されている。レース序盤からアップダウンを繰り返すコースレイアウトでは、ラスト40kmから登場する3つの上り坂で勝負が白熱するだろう。

オンデマンド限定でツール・ド・ロマンディをライブ配信

 またスイスで4月28日から5月3日まで開かれるステージレース「ツール・ド・ロマンディ」が、「J SPORTS LIVE+オンデマンド」限定でライブ配信される。“ジロ・デ・イタリア前哨戦”として調整に臨む選手も多いが、2011年から13年の総合優勝者がその年のツール・ド・フランスを制しており、今年のグランツールの行方を占うレースになりそうだ。全6ステージで行われ、今年はチームタイムトライアルが組み込まれた。

アムステル・ゴールドレース 生中継・ライブ配信予定
4月19日 午後9時~深夜0時30分
解説:土井雪広 実況:永田実
「アムステル・ゴールドレース」ライブ配信詳細ページ

フレッシュ・ワロンヌ 生中継・ライブ配信予定
4月12日午後9時20分~深夜0時30分
解説:永井孝樹 実況:白戸太朗
「フレッシュ・ワロンヌ」ライブ配信詳細ページ

リエージュ~バストーニュ~リエージュ 生中継・ライブ配信予定
4月19日 午後9時5分~深夜1時
解説:飯島誠 実況:谷口広明
「リエージュ~バストーニュ~リエージュ」ライブ配信詳細ページ

【取材協力 J SPORTS

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