バイクインプレッション2015「GARNEAU AXIS SL2」サイクリングに最適な、おおらかで安定感の高いアルミロード

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 ガノーはレース向けのバイク、アパレルを専門とするカナダのバイクブランドだ。その開発には、若手レーサーをプロへの道へステップアップさせることを目的として設立され、かつては創業者ルイ・ガノの息子も所属した「TEAM GARNEAU-QUEBECOR」が関わっている。今回試乗したのは、2015年のニューモデル「AXIS SL2」。アップライトな姿勢で乗れるエンデュランス系のバイクで、105をフル装備し、エントリーユーザーに最適な1台だ。

GARNEAU AXIS SL2(ガノー アクシス SL2)GARNEAU AXIS SL2(ガノー アクシス SL2)

GARNEAU AXIS SL2(ガノー アクシス SL2)
価格:155,000円(完成車、税抜)
サイズ:410mm、440mm、470mm、500mm、530mm
カラー:ホワイト、グレー
問い合わせ先:アキ・コーポレーション http://www.garneau-japan.com

スペック

フレーム:6066 DB & 6061 アルミ
フォーク:UD カーボンフォーク
変速機:シマノ・105(F)&(R)
ギヤ:シマノ・105 50×34T、11-28T(11s)
ホイール:シマノ・WH-RS11
重量:9.0kg(500mmサイズ完成車)

オーバーサイズを採用し、剛性を高めたカーボンフォークを採用する。フレームとのマッチングがよくコンセプトに適した乗り味に貢献オーバーサイズを採用し、剛性を高めたカーボンフォークを採用する。フレームとのマッチングがよくコンセプトに適した乗り味に貢献
ホワイトのフレームの各パイプには明るいトーンの差し色が入る。女性からの支持も高そうなカラーリングだホワイトのフレームの各パイプには明るいトーンの差し色が入る。女性からの支持も高そうなカラーリングだ
ハイプレッシャー・ハイドロ・モールディング・テクノロジーによって、最適な剛性と快適性、そして軽さを微調整されている、特別な造形を施したフレームハイプレッシャー・ハイドロ・モールディング・テクノロジーによって、最適な剛性と快適性、そして軽さを微調整されている、特別な造形を施したフレーム

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm

松尾 アルミフレームとカーボンフォークの組み合わせにシマノ・105をフル装備した「AXIS SL2」は、ライバルの多いカテゴリーながら、競争力のある仕上がりだと思います。

米山 うん。エンデュランスモデルで、ルックスからして攻撃的ではなく、主張しない品の良いまとまり方をしていた。

松尾 乗ってみても全体的におおらかなイメージですね。安定感は高く、剛性はアルミフレームであっても、パリっとした金属的な硬さは感じませんでした。じわーっ、ぐわーっと伸びていく感じで、瞬発的な加速がなくても、ボクは結構好きな乗り味でした。

米山 とくに硬い印象はなかったね。「スピードを出せ」と追い立てられる感じがなく、「のんびりライディングを楽しもうよ」という気分にさせられるポジションなので、加速だ剛性だと気にするものではないという印象。それでもナチュラルに乗れているのは、過不足のない良いバランスに収まっているのだと思う。

松尾修作 NAUTS代表兼選手。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm松尾修作 NAUTS代表兼選手。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm

松尾 ええ、上りでも軽快とまでは行きませんが、推進力は高いので不満はありません。全体のバランスとしては、フロント周りとフォークがしっかりしていました。俊敏ではありませんが、ゆったりとしているようで想像以上に走ります。だから、乗り続けているうちに楽しくなりますね。

米山 平地はマイペースに、上りもイーブンペースで走るのに楽しそうだという印象。攻めて走ろうというのは違うかな。歯を食いしばって速く走るためのロードバイクではなく、ラクに楽しくオンロードを走るためのロードバイク。

松尾 そうですね。この感じ、ありそうでないので、ちょっと新鮮でした! アルミ独特のコツコツとした振動はあり、振動吸収性は高くありませんが、乗り味がゆったりとコンフォートなので、そういう意味では快適性は高めです。長距離では身体的にも精神的にも疲れづらいかも。せかせかしていないので、ツーリングはもちろん、シティライドにも使いたいです。

米山 105をフル装備していて、メカ面での性能も文句ないし、サイクリングやロングライドを中心に、ヒルクライムやエンデューロイベントに出たりするライダーにピッタリ合うバイクだと思う。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳


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