Cyclist編集部が徹底紹介!観戦は限定フード&ドリンクと共に 「ラファサイクルクラブ東京」で楽しむクラシックレース

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 ロードウェアバイクブランド「Rapha」(ラファ)が東京都渋谷区に構える直営店「ラファサイクルクラブ東京」では、地下のウェア・アクセサリーショップに加えて、1階にカフェを展開。そのカフェでは、欧州などで開催されるサイクルロードレースをライブ中継や録画で観戦しながら食事を楽しむことができる。またゆっくり訪れたいな、と思っていたところ、Cyclist編集部に「“北のクラシック”に合わせて期間限定メニューとビールがありますよ」との情報が届いた。「行きます、行きます!」――自転車好きなメンツで連れ立って同店を訪ねた。

「ラファサイクルクラブ東京」ではグルメもレース観戦も楽しめる=東京都渋谷区「ラファサイクルクラブ東京」ではグルメもレース観戦も楽しめる=東京都渋谷区

妥協なき自家製スイーツを生むパティシエ

 ラファサイクルクラブ東京のカフェは、ランチのピーク時間のみならず、夕方に訪れても多くの客でにぎわっている。店内のモニターでは、常にロードレースの映像が流されているものの、一般客の多くはあまり気に留めていない様子。お目当ては、居心地の良さとおいしい食事のようだ。

「ラファサイクルクラブ東京」の温かみのある明かりに誘われるように入店「ラファサイクルクラブ東京」の温かみのある明かりに誘われるように入店
パティスリーを担当する吉田まり子さんパティスリーを担当する吉田まり子さん

 カウンターに並べられた自家製マフィン(380円)とスコーン(300円)は、パティスリー担当の吉田まり子さん(27)が手作りしている。2~3カ月毎に、季節に合わせた新しい味に変わるのだという。

 この日は、イチゴとルバーブを合わせたジャムに数種類のベリー、中にはクリームチーズがたっぷりと入ったマフィンと、桜のあんを添えたホワイトチョコスコーンが提供されていた。特にマフィンには、甘党も辛党も、私たちメンバー全員が口をそろえて「おいしい!」。

吉田まり子さんが作る自家製スイーツ。ベリーとルバーブのマフィンの中にはクリームチーズがたっぷり吉田まり子さんが作る自家製スイーツ。ベリーとルバーブのマフィンの中にはクリームチーズがたっぷり
どれどれお味は…ちゃんと等分にカットしてねどれどれお味は…ちゃんと等分にカットしてね
桜のあんを添えたホワイトチョコスコーン桜のあんを添えたホワイトチョコスコーン

 「素材の味を生かし、味にメリハリがあるよう意識してお菓子を作っています」と話す吉田さん。10代のころからフランスの料理学校で学び、卒業後は20歳まで現地で働いた経験を持つ。2014年にオープンした同店では、メニューの考案にも積極的に取り組んできた。

これまで作ってきたお菓子の写真を紹介する吉田まり子さんこれまで作ってきたお菓子の写真を紹介する吉田まり子さん

 「フランスではロードレース観戦も楽しんでいました。ここでもずっと、レース開催地にちなんだメニューをやりたいと思っていました。地続きのヨーロッパでは各地へ簡単に出かけることができたので、レースを観ると料理のインスピレーションが沸いてくるのです」

 スポーツ時の補給食も、吉田さんが「作ってみたかった」メニューのひとつ。この日提供されたフルーツ入りライスケーキは、ラファがサポートする「チーム スカイ」の選手向け補給食「ライスケーキ」をアレンジしたという。酸味とライスの甘みがうまくとけ合っていておいしい。「1月にはうぐいす豆と小豆のライスケーキを作り、好評でした。ほかにももっとチャレンジしたいと思っています」

レース開催地にちなんだメニューと共に観戦レース開催地にちなんだメニューと共に観戦
ディスプレイされた新製品に食いつくのもありディスプレイされた新製品に食いつくのもあり

チョコを食べてパリ~ルーベの石畳を想う

 “北のクラシック”は、春のクラシックのうち4月5日の「ツール・デ・フランドル」と12日の「パリ~ルーベ」など、ベルギーやフランス北部で行われる厳しいレースの別称だ。このレース期間中は、ベルギービール3種とクラシックレースのパヴェ(石畳)をイメージしたスイーツセット(400円)が限定メニューとして登場している。

クラシックレースのパヴェをイメージしたスイーツセット(左)とそれに合うビールクラシックレースのパヴェをイメージしたスイーツセット(左)とそれに合うビール
各々好みのビールを手に乾杯!各々好みのビールを手に乾杯!

 衝撃的だったのは、原材料にチョコレートを使ったビール「フローリス チョコレート」(900円)。「チョコ入りビールなんて、ヤバイ味なんじゃ…」と、怖いもの見たさで飲んでみると、あら意外。ウィスキーボンボンをすっきりさせたような印象で飲みやすく、パヴェ(石畳)型チョコとの相性もいい。ビールの品評会で受賞歴があるというブランド「トンゲルロー」からは、ブラウン(700円)とともに同ブルワリー最高峰のプリオール(「修道院長」の意、800円)が入荷している。

 さらにパリ~ルーベは、チーム スカイのブラッドリー・ウィギンス(イギリス)がロードのトップシーンを引退する重要なレースとなる。ラファサイクルクラブ東京では、レースに合わせてイギリスのペールエールビール「スピットファイア」を入荷。かつて死闘を繰り広げた戦闘機、スピットファイアをウィギンスの挑戦するスピリットになぞらえて選んだという。そのビターなテイストに、ウィギンスの厳しくも華々しい戦歴を想起させられた。

ブラッドリー・ウィギンス(イギリス)のロードトップシーン引退となるパリ~ルーベではチーズケーキが振る舞われる。左下の画面がそのイメージブラッドリー・ウィギンス(イギリス)のロードトップシーン引退となるパリ~ルーベではチーズケーキが振る舞われる。左下の画面がそのイメージ
ピーカンナッツとエスプレッソキャラメルのフロランタンは、石畳のように硬い!(おおげさ)ピーカンナッツとエスプレッソキャラメルのフロランタンは、石畳のように硬い!(おおげさ)

 また、パリ~ルーベのレース展開が名物パヴェ区間「アランベール」に差し掛かった際には、同店および「ラファサイクルクラブ大阪」(大阪市北区)の両店で同時にウィギンスをイメージしたチーズケーキがサービスで振る舞われるのだそうだ。このチーズケーキ、ふわっとくる酸味と幾重にも味わえるようなチーズの深みがたまらない…コーヒーでもビールでもワインでもいける味!

手前の4種類が期間限定のビール。(左から)「フローリス チョコレート」「トンゲルロー ブラウン」「トンゲルロー プリオール」「スピットファイア」手前の4種類が期間限定のビール。(左から)「フローリス チョコレート」「トンゲルロー ブラウン」「トンゲルロー プリオール」「スピットファイア」

レース開催地の郷土料理をアレンジ

リエージュワッフル ゴーフルはカリッとおいしいリエージュワッフル ゴーフルはカリッとおいしい

 パリ~ルーベが終わると、“アルデンヌ・クラシック3連戦”が続く。4月19日の「アムステルゴールドレース」、22日の「フレーシュ・ワロンヌ」、26日の「リエージュ~バストーニュ~リエージュ」だ。この期間(22日~26日)のスペシャルメニューを特別に試食させてもらった(各400円)。

 アムステルゴールドレースのメインスポンサーは、ビールメーカー「アムステル」。それにちなんだという牛のビール煮込み「カルボナード」は、タマネギが溶け込んだ甘さにトマトがしっかりと主張するソースが印象的だ。ベルギーの郷土料理でもあるカルボナードで、ビールがすすんだのは言うまでもない。

 「タルティフレット」は、フレーシュ・ワロンヌ開催地ベルギー・ワロン地方の郷土料理。フランス語で矢を意味する「フレーシュ」を受けて、矢に見立てた爪楊枝が心にくい演出だ。それにジャガイモ、ベーコン、タマネギにチーズをのせて焼いた組み合わせなんて…黄金率じゃあるまいか。ずるい、うまい。

矢に見立てた爪楊枝がささったタルティフレットは、ビールと好相性! 牛のビール煮込みは実際にはジャガイモが添えられる矢に見立てた爪楊枝がささったタルティフレットは、ビールと好相性! 牛のビール煮込みは実際にはジャガイモが添えられる

 そしてベルギーの甘味と言えば、ワッフル。全体的にしっかりとした食感で、外はカリッとキャラメリゼされている。目にはベルギーのレースで、口にもベルギーの味覚…なんて贅沢なひとときなのだろう。

食べに行ったつもりがレース観戦に

 ラファサイクルクラブ東京では、通常のメニューも充実している。記者のお気に入りは、自家製ピクルス(300円)。キリッとした酸味とスパイスがビールのお供に最高である。さらにお腹を満たしたい時には、チリビーンズのタコライス(M 630円、L 830円)がボリューム満点でおすすめ。仲間と分け合って食べるのも楽しくていい。

何杯でもいける自家製ピクルス何杯でもいける自家製ピクルス
これでMサイズ。ボリューム満点でしたこれでMサイズ。ボリューム満点でした
自転車レース映像を常に流している店内では自然と自転車に関する会話も生まれる自転車レース映像を常に流している店内では自然と自転車に関する会話も生まれる

 おいしいフードやドリンクに舌鼓をしていたところ、録画映像のレースは佳境へ。「集団で走っている選手たちはやる気あるの?」「斜めに隊列を組むのは風を避けるためだよ」「あ、このバイクブランド知ってる!」「ここって去年大きな展開があった石畳区間だよね」――自転車レースを見慣れないメンバーから飛び出す質問に、われ先にと答えながら、仲間と過ごす夜が更けていく幸せ。レースのライブビューイングのシーズンは、幕が開けたばかりだ。

「ラファサイクルクラブ東京」の今後ライブビューイング予定

 2015年4月12日(日)19:55~「パリ~ルーベ」
2015年4月19日(日)21:00~「アムステルゴールドレース」
2015年4月22日(水)21:20~「フレーシュ・ワロンヌ」
2015年4月26日(日)21:05~「リエージュ~バストーニュ~リエージュ」
※ライブビューイングではレース放送終了まで放映します。


「ラファサイクルクラブ東京」店舗情報
住所: 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-1-6 コモンガーデン原宿北参道 B1F/1F
電話: 03-6434-5571
メール: cctyo@rapha.cc
営業時間:
平日 10:00-21:30(カフェ)/12:00-20:00(ショップ)
土  10:00-20:00
日祝 10:00-18:00

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