「ビワイチ東西合同ラリー」レポート仲間とにぎやかに春の琵琶湖をめぐるゆるやかライド 1泊2日で自在なコースを満喫

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 「ポタガール埼玉」のまさみんです。日本一の大きさを誇る琵琶湖周辺を走るツアー「ビワイチ東西合同ラリー」へ3月21日、22日に参加してきました。240kmにおよぶその外周を回ることは「ビワイチ」と呼ばれていますが、今回のイベントは琵琶湖大橋を渡る150kmのショートカットコース。日本各地から男性24人、女性7人の計31人が参加しました。

「ビワイチ東西合同ラリー」に参加したポタガール埼玉のまさみん。琵琶湖大橋を渡りきって少し走ると、菜の花畑が広がっていました「ビワイチ東西合同ラリー」に参加したポタガール埼玉のまさみん。琵琶湖大橋を渡りきって少し走ると、菜の花畑が広がっていました

■1泊2日の琵琶湖めぐりコース

【1日目】JR彦根駅~長浜城~道の駅湖北水鳥ステーション(昼食)~賊ヶ岳(しずがたけ)~海津大崎(野点)~鳥居桜
【2日目】鳥居桜~白鬚神社~比良(野点)~びわ湖大橋米プラザ~鮎家の郷~JR彦根駅

東西南北で特色のある琵琶湖の魅力

自転車で走るとそれぞれの地域の違いを肌で感じることができます。右がまさみん自転車で走るとそれぞれの地域の違いを肌で感じることができます。右がまさみん

 琵琶湖は東西南北で異なる特色を持っていて、自転車で走るとそれを肌で感じることができます。スタート地点の彦根は湖東に位置し、松並木のサイクリングロードが続きます。釣り人のほかに、親子や海外からの旅行客がレンタサイクルを楽しむ姿もあって、彦根城や長浜城などを観光しつつのんびりポタリングができるエリアです。

 私の一番のオススメは、湖北。静かな別荘地の雰囲気で、延々と続く桜並木が何よりの魅力です。イベント当日は小さなつぼみがたくさんついていたので、4月の初めには満開を迎えるのではないでしょうか。

左に湖を見ながら走行。この時期の水は透き通っていて、とてもキレイ左に湖を見ながら走行。この時期の水は透き通っていて、とてもキレイ
琵琶湖の北部ではゆるやかながらも登り坂が琵琶湖の北部ではゆるやかながらも登り坂が

 坂好きのためのコースも、坂をできるだけ避けたい人のためのコースも設定可能です。ただし、トンネルがいくつかあるので、昼間に走る場合でもライトはしっかり準備してくださいね。

至るところにサイクリングロードの看板が。意外な道に入っていく箇所もあるので見落とさないように注意至るところにサイクリングロードの看板が。意外な道に入っていく箇所もあるので見落とさないように注意

 湖西は、比叡山を眺めながらのんびり走ることができます。サイクリングロードも一番整備されていて、とても走りやすいです。湖畔にはオシャレなカフェやキャンプのできるエリアが多いため、ちょっとしたリゾート気分も味わえます。

 湖南は大津市や草津市など滋賀県の都市部にあたるので、交通量が多いエリア。京都や大阪、名古屋からもアクセスしやすいため、このエリアをスタート&ゴールにする人も多いはず。都市部を避けたい人は、琵琶湖大橋を渡ると人混みの少ないサイクリングロードに出ることができますよ。

走っているとよく見かけるのが「飛び出し坊や」。「よく周りを見て走らないと危ないよ!」とワールドサイクルの岩田康裕さん走っているとよく見かけるのが「飛び出し坊や」。「よく周りを見て走らないと危ないよ!」とワールドサイクルの岩田康裕さん
なぜか動物との遭遇が多い琵琶湖。ヤギのほかにもヒツジやウシ、ウマにも出会いましたなぜか動物との遭遇が多い琵琶湖。ヤギのほかにもヒツジやウシ、ウマにも出会いました
白鬚神社でご朱印をもらったまさみん(左)と山口若菜さん。このお守りで安全&安心ライドが楽しめます白鬚神社でご朱印をもらったまさみん(左)と山口若菜さん。このお守りで安全&安心ライドが楽しめます

メンバーが違えば景色も変わる

彦根駅から出発!彦根駅から出発!

 今回のツアーは、「輪行マイスター」と呼ばれる岩田康裕さん率いる通販サイト「ワールドサイクル」と、そのリアルショップである「BECK ON」、そして自転車と一緒に暮らし旅をするグッズを生み出す「リンプロジェクト」による合同企画。世代や居住地だけではなく、乗っている自転車の種類もさまざまな参加者が集まりました。また150kmを2日間に分けて走るゆるやかライドのため、小径車で参加されている方もいました。

 私は実は2年ほど前に琵琶湖一周をしたことがあったのですが、そのときはつづら尾展望台に上るヒルクライムコースでした。走り始めたときは「さっそく坂を走るのか…」と気合を入れていたのですが、今回は迂回コースでのんびりと走ることができました。

ランチは、みんな一緒にいただきます! 自転車という共通項があると、世代など関係なく仲良くなれる。川魚の料理がとてもおいしいランチは、みんな一緒にいただきます! 自転車という共通項があると、世代など関係なく仲良くなれる。川魚の料理がとてもおいしい
ランチ休憩場所はサイクルラックも常設されているランチ休憩場所はサイクルラックも常設されている
小さな集落を抜けるコース。黒瓦の家並みが、古くも温かい雰囲気。道に迷っていたら「こっちだよ~」と地元のおばあちゃんが笑顔で教えてくれた小さな集落を抜けるコース。黒瓦の家並みが、古くも温かい雰囲気。道に迷っていたら「こっちだよ~」と地元のおばあちゃんが笑顔で教えてくれた

 また、常に左手に琵琶湖を見ながら走った前回のコースとは違って、小さな集落を抜けたり、きらきら光る湖面をすぐ横に見ながら走ったりと、前回とは違う景色を見ることができました。さらに、「年に5回以上はビワイチをする」という琵琶湖の達人であるスタッフに、特別にオススメのポイントを教えていただき、絶景のレイクビューが楽しめるカフェでスイーツ&コーヒーをいただいてきました。

 「スタート地点や走るメンバーが変わるだけで、こんなに景色が違うんだ」と実感できたし、道の駅でのご当地グルメやカフェめぐりなどいろいろな楽しみ方があることがわかりました。次回は近江七福神めぐりや歴史探訪、キャンプツーリングもやってみたいな♪

琵琶湖の達人オススメの「シャーレ水ヶ浜」のテラス席は、レイクビュー特等席です琵琶湖の達人オススメの「シャーレ水ヶ浜」のテラス席は、レイクビュー特等席です
それぞれのペースで楽しく走りましたそれぞれのペースで楽しく走りました

女子でも楽しめるビワイチ

 走っていて感じたのが「女子でも、いろんな走り方ができて楽しいかも」ということ。琵琶湖一周と聞くと、「日本一大きい湖だよね。ホントに走りきれるの?」と敬遠する人もいることでしょう。でも実際に走ってみると、ほとんどフラットな道で走りやすく、方向音痴でもとりあえず左手に湖が見えていれば、間違いなく一周はできる(笑)。

琵琶湖のパノラマをバックにポタガール恒例のジャンプ写真を自転車女子で!琵琶湖のパノラマをバックにポタガール恒例のジャンプ写真を自転車女子で!
賊ヶ岳(しずがたけ)を上りきったところで休憩する参加者の(左から)池田聖子さん、川合泉さんと山口若菜さん賊ヶ岳(しずがたけ)を上りきったところで休憩する参加者の(左から)池田聖子さん、川合泉さんと山口若菜さん

 2015年1月に自転車を購入したばかりという池田聖子(しょうこ)さんは、「子育てがひと段落したので、スポーツ音痴だけど思い切って始めてみました。初めは付き合いでしたが、これが楽しくて! 意外と私ってできるかも!」と初めてのツーリングイベントを楽しんでいました。

 また岐阜県から参加した川合泉さんは、「いつもは山ばっかりだけど、琵琶湖は平らな道ばっかりでいい」と余裕のコメント。日本100名城のスタンプを集めているという山口若菜さんは「琵琶湖の周りにこんなにお城があるなんて…本をもってくればよかった。次は絶対に持ってくる!」と再訪を決意していました。

途中、長浜城を背に記念撮影途中、長浜城を背に記念撮影
近江牛うどんと鮎のから揚げ。揚げたての鮎は身がふっくらしていてすごくおいしかった!近江牛うどんと鮎のから揚げ。揚げたての鮎は身がふっくらしていてすごくおいしかった!

 女子ライドを考えている人に特にオススメしたいのが、今回のようなサポート付きのツアー。琵琶湖も都市部を離れると自転車屋さんを見かける機会が少なくなるため、パンクなどのトラブルに慣れていない人にはサポートカーやサポートライダーの存在はお守り以上の存在となります。荷物も運んでもらえるため、荷物が多くなりがちな女性にはダブルで安心ですね。

◇         ◇

 ツアーでは、琵琶湖の魅力だけではなく、自転車ショップの顧客同士のつながりも楽しみました。個性あふれるメンバーが集まったおかげで、豪華景品のあたるビンゴゲームに、突然始まる輪行講座、青空の下で飲むおいしい挽きたてコーヒー――自転車アイテムやイベントの情報も満載で、「次はどこに行く?」という会話も始まって、世界がどんどん開けていく感じでした。サイクリストなら一度は行きたい琵琶湖一周、桜の季節も新緑の季節もオススメです。

鍋をつつきながら、自転車談義が楽しい♪鍋をつつきながら、自転車談義が楽しい♪
ビンゴ大会でリンプロジェクトさんのバックパックをゲットしましたビンゴ大会でリンプロジェクトさんのバックパックをゲットしました

(文 まさみん・写真 岩田康裕、rocky)

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