【Teamユキヤ通信】ティレーノ~アドリアティコ第6ステージエースがリタイア、雨のステージで逃げた新城幸也 「明日も良い感じで出し切りたい」

  • 一覧

 イタリアで開催中のティレーノ~アドリアティコは、3月16日に第6ステージがに行われ、チーム ヨーロッパカーの新城幸也が雨のなか、3選手で逃げる展開となった。チームの総合エース、ピエール・ローラン(フランス)が前日の負傷の影響でリタイアする厳しいチーム状況のなか、積極的な戦いをみせた。

新城を含む先頭グループ3選手が補給所を通過していく(Photo: Miwa IIJIMA)新城を含む先頭グループ3選手が補給所を通過していく(Photo: Miwa IIJIMA)

 この日は朝から冷たい雨が降りしきるなか、翌日の最終ステージ・個人タイムトライアルを前に、最後のロードレースステージ。距離210kmのレース序盤から新城が、アレッサンドロ・ヴァノッティ(イタリア、アスタナ)、スティーン・デヴォルデル(ベルギー、トレック ファクトリーレーシング)との3人での逃げを決めた。

補給所を通過する集団。この時点で新城とのタイム差は3分(Photo: Miwa IIJIMA)補給所を通過する集団。この時点で新城とのタイム差は3分(Photo: Miwa IIJIMA)

 しかし、ここまでステージ2位どまりが2回と、区間優勝が欲しいペテル・サガン(スロバキア)擁するティンコフ・サクソと、現在総合リーダーに立つナイロアレクサンデル・キンタナ(コロンビア)を守るモビスター チームが、逃げ切りを容認せずにメーン集団をコントロール。タイム差は最大でも4分少々にとどまった。

 ティンコフ・サクソは、サガンのライバルとなるスプリンターたちにダメージを与えるために、昨年の総合優勝者でもあるアルベルト・コンタドール(スペイン)が上りで先頭に立ち、集団は一気にペースアップ。マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、エティックス・クイックステップ)らスプリンターが遅れだすとともに、新城ら3選手の逃げとの差も一気に縮まることになった。新城は最後まで粘ったものの、残り50kmを前に、集団に吸収されることになった。

 ゴールまでの1周14kmの周回コースに入り、幾度かのアタックはあるものの、集団はティンコフ・サクソがコントロールを続けて、逃げ切りは許さない。目論見どおりの集団スプリントでは、サガンがチームの働きに応えて今大会初優勝を飾った。

区間優勝はペテル・サガン(Photo: Miwa IIJIMA)区間優勝はペテル・サガン(Photo: Miwa IIJIMA)

 新城は逃げを吸収されてからもメーン集団に残り、64位でフィニッシュした。新城はレースを振り返り、以下のようにコメントした。

 「今回のレースでチームは何も結果を残せていなかったので、(今日は)スプリントになればトニー(・ユレル)、自分はそのアシスト。また天気が悪いので、逃げ切る可能性もあるので誰かが逃げに乗るというチームオーダーだった。デヴォルデルと2人で飛び出し、逃げが決まった。その後、アスタナの選手が一人で追いついてきたので、待って3人で逃げだした。今日も寒さに耐える日となった。山岳ポイントででコンタドールらがアタックした事もあり、差が一気に差が縮まり、吸収されてしまった。しかし、今日逃げた事で、コンディションが一つ上がった感触が得られた。明日も良い感じで出し切って終わりたいと思います」

 17日の最終・第7ステージは、海岸線沿いに設けられたフラットなコースで、10kmの個人タイムトライアルが行われる。

(レポート 飯島美和)

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

新城幸也

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載