ビギナー女子がポタリング<1>寄り道が楽しい下町サイクリング 折り畳み自転車「ダホン」で行く東京スカイツリー

  • 一覧

 電車での輪行が手軽にでき、街の中の移動にぴったりなフォールディングバイクのブランド「DAHON(ダホン)インターナショナル」。車輪が小さい小径車でありながら、サイクリング初心者にも乗りやすい安定感や、さまざまなデザイン・カラーによる豊富なラインナップが特徴だ。「Cyclist」では、モデルの中野和子さんとめぐりさんに、市街地の名所を自転車で散策する“ポタリング”に初挑戦してもらいました。初回は、中野さんによるレポートをお届けします。

ダホンの「ヴァイブ D7」「マリナー D7」で東京スカイツリー周辺をポタリング。隅田川沿いのサイクリングも楽しみましたダホンの「ヴァイブ D7」「マリナー D7」で東京スカイツリー周辺をポタリング。隅田川沿いのサイクリングも楽しみました

◇         ◇

電車で輪行をしてスタート地点へ

中野和子さん(左)とめぐりさん中野和子さん(左)とめぐりさん

 「ダホン インターナショナル」ブランドの折り畳み自転車「Vybe D7(ヴァイブ D7)」「Mariner D7(マリナー D7)」に乗って、モデル仲間のめぐりと一緒に、東京スカイツリー周辺のポタリングにデビューしてきました。お天気はあいにくの曇り空で、ときどき小雨もパラパラ。集合場所のJR上野駅へ向かうまでも、ちょっとした冒険でした。

 私が乗り込んだ時刻は、ちょうど通勤ラッシュ。ダホンを折り畳んだ状態は大きめのスーツケースくらいにコンパクトですが、通勤の皆さんの迷惑にならぬように端っこへ。運良くドアに近い広めのスペースを確保できました。

電車に乗る時はほかの乗客の迷惑にならないように気を遣いました電車に乗る時はほかの乗客の迷惑にならないように気を遣いました
JR上野駅の入谷改札口に到着しましたJR上野駅の入谷改札口に到着しました

 JR上野駅の入谷改札を出て、「パンダ橋口」でめぐりと合流したら、準備開始。といっても、組み立てはとても簡単! 女子でもあっという間に組み立てられます。

輪行バッグはケースに入れてサドルに取り付けておきます輪行バッグはケースに入れてサドルに取り付けておきます

 グローブとヘルメットを装着し、荷物はなるべく少なくまとめました。初めてのポタリングということでファッションは悩んだのですが、グローブは「GORE BIKE WEAR(ゴア バイク ウェア)」のウィンドストッパー機能付き、ヘルメットは「LAZER(レイザー)」のカジュアルなデザインを選びました。 

 またバッグには、私は斜め掛けをチョイス。ただしこれは、途中で肩が凝ってしまって、リュックサックを選んだめぐりが正解でした。首もとは、マフラーではなくネックウォーマーで温かくしましたよ。

気になったら“途中下車”をして散策

JR上野駅の入谷改札口名物のパンダに見送られて、出発!JR上野駅の入谷改札口名物のパンダに見送られて、出発!

 雨が降っていましたが、私たちのダホンは2台ともフェンダー(泥よけ)が装備されているので、泥はねの心配はありません。さぁ、パンダに見送られて出発です!

 まずは上野公園へ。西郷隆盛像の前では、イヌを従える西郷さんのように、私たちも相棒のダホンを携えて記念撮影。そしていよいよ、スカイツリーのそびえる墨田区の方面へ。都内は交通量が多く、普段あまり自転車を使わない私はドキドキ。しっかりと前後左右の安全を確認しながら走りました。

今回は、中野さんが「ヴァイブ D7」(左)、めぐりさんが「マリナー D7」を選んでサイクリングしました今回は、中野さんが「ヴァイブ D7」(左)、めぐりさんが「マリナー D7」を選んでサイクリングしました
「サドルが違うね」。中野さんの「ヴァイブ D7」(左)は少しスポーティーなシェイプのサドル「サドルが違うね」。中野さんの「ヴァイブ D7」(左)は少しスポーティーなシェイプのサドル
「マリナー D7」にはリアキャリアが標準装備されています「マリナー D7」にはリアキャリアが標準装備されています
日本一の道具街「かっぱ橋道具街」に立ち寄りました。ジャンルが異なるお店が軒を連ねたアーケードは見ているだけで楽しい!日本一の道具街「かっぱ橋道具街」に立ち寄りました。ジャンルが異なるお店が軒を連ねたアーケードは見ているだけで楽しい!

 途中、「ここに行けば全てがそろう」と言われる日本一の道具街「かっぱ橋道具街」へ少し寄り道。その名の通り、そこかしこに河童の銅像やモニュメントが沢山ありました。ひと際目を奪われたのは、金色に輝く「かっぱ河太郎」さん! なんとも御利益がありそうなので、一緒にパシャリ。よく見ると、かっぱ河太郎さんだけではなく私の足元にも可愛い河童がいました。

 かっぱ橋の入口に建つ「洋食器店ニイミ」のシンボル、巨大なコックさんも楽しみにしていた撮影ポイントのひとつです。皆さんもぜひ、ビルの屋上を見上げてみてください。

 さらなるかっぱ橋の見どころは、本物そっくりの食品サンプル。それを見て、お腹を減らす私たち…(笑)。

ご利益がありそうな金色に輝く「かっぱ河太郎」を発見。そして足元にも河童がいましたご利益がありそうな金色に輝く「かっぱ河太郎」を発見。そして足元にも河童がいました
かっぱ橋の浅草通り沿いに構える「洋食器店ニイミ」は、巨大なコックさんがインパクト大かっぱ橋の浅草通り沿いに構える「洋食器店ニイミ」は、巨大なコックさんがインパクト大
ぬれおかきにかぶりつき! ホカホカでおいしい~ぬれおかきにかぶりつき! ホカホカでおいしい~

 ダホンを走らせて目指したのは、浅草です。小腹も空いていたのでおやつタイム! 仲見世に構える「寺子屋本舗」の「ぬれおかき」(1本100円)は、できたてホカホカ、モチモチでとってもおいしかったです。自転車は小回りが利き、気になることがあればすぐに降りて歩くこともできるので、散策にはもってこいですね。

浅草に到着しました。浅草寺・雷門前に並んだ中野和子さん(手前)とめぐりさん浅草に到着しました。浅草寺・雷門前に並んだ中野和子さん(手前)とめぐりさん

見えないスカイツリー…代わりにパフェ!?

隅田川沿いでコースのチェックをするめぐりさん(左)と中野さん隅田川沿いでコースのチェックをするめぐりさん(左)と中野さん

 吾妻橋は絶好の撮影スポット。アサヒグループ本社ビルと有名な金色のモニュメントに加え、背景にスカイツリーも写るはずだったのですが…雲が厚く、スカイツリーはなかなか姿を見せてくれません。

 ポーズをとってはしゃぎながらひと通り撮影した後は、隅田川沿いをサイクリングしました。地図を確認し、視界にぼんやりと映るスカイツリーを目指して走ります!

 墨田区向島では「牛島神社」を参拝。広々とした境内と、とても立派な本堂が印象的でした。境内の横には「撫で牛」と呼ばれる牛の石像があります。自分の体の悪い部分を撫で、牛の同じところを撫でるとその部分の病気が治り、心も治る御利益があると信じられているそうです。私もめぐりも必死に撫でてきました。

「牛島神社」の境内は広々としています。立派な本堂も印象的「牛島神社」の境内は広々としています。立派な本堂も印象的
自分の体の悪い部分と同じ箇所を撫でると治ると信じられている「撫で牛」自分の体の悪い部分と同じ箇所を撫でると治ると信じられている「撫で牛」

 しっかりお参りした後は、目の前にスカイツリーを望む「さくらCafe」を訪ねて、お茶の時間。自転車を駐輪する時は、なるべく目の届く所へ置き、しっかりと鍵を掛けるのが基本です。今回は2台まとめて鍵をかけ、お店の前に置かせていただきました。

そびえ立つスカイツリーパフェ! 大興奮ですそびえ立つスカイツリーパフェ! 大興奮です

 私たちは「白玉クリームあんみつ」(780円)と「さくらの人形焼&抹茶」(600円)のセットをそれぞれオーダーしました。抹茶は、自分で点(た)てるという趣向を凝らしたアイデアメニューで、めぐりが挑戦。思わず真剣な表情になってしまいました。桜の形の人形焼きは、もっちりおいしくやさしい味でした。お湯呑み、ナプキンにも桜がかたどられ、隅々までかわいらしい。

 そしてここで、この日は見ることができないかもしれない“スカイツリー”を拝んでおくことにしました。それは、「スカイツリーパフェ」(1800円)。スカイツリーに見立てて作られたジャンボパフェの高さは、スカイツリーの634mに因んで、なんと63.4cm! 静かで落ち着いた店内に響く私たちの歓声(幸いお客さんは私たちだけでした)。筒状の飴細工がとても綺麗で、ボリューム満点です。

お茶を点てる表情は2人とも真剣お茶を点てる表情は2人とも真剣
自転車を停める時はしっかりと鍵を掛けるのが基本自転車を停める時はしっかりと鍵を掛けるのが基本

 ホッと一息ついたら再出発です。

折り畳むのも簡単! 輪行スタイルの完成

 浅草通りを押上方面へ進み、途中、墨田区押上・業平橋地区のマスコット「おしなりくん」に会うために、おしなりくんの家に立ち寄って記念撮影。ここは、地域の人たちが運営する休憩スポットで、おしなりくんグッズを販売しているほかに、お茶などをいただくことができるそうです。

 いよいよ最後の目的地である西十間橋へ。北十間川に映る逆さ東京スカイツリーの撮影スポットとして有名な場所…ですが、雨脚も強くなってきて、スカイツリーは雲に覆われたまま。「自分たちで逆立ちでもしてみる?」などと冗談を言いながら、さらにスカイツリーからもう1本離れた十間橋にも行ってみると――一瞬の雲の切れ間に、やっとスカイツリーを見ることができました!

こんにちは、おしなりくん。テレビ画面には違うキャラクターが…こんにちは、おしなりくん。テレビ画面には違うキャラクターが…
北十間川へ映る逆さスカイツリーは雲に覆われていますが幻想的で素敵でした北十間川へ映る逆さスカイツリーは雲に覆われていますが幻想的で素敵でした

 少し霞んだスカイツリーも幻想的で素敵でしたが、やはりここまで来たのならちゃんと見たかったな…今回はスカイツリーパフェで満足するとして、本物のスカイツリーが見えた時の笑顔はまたの機会にとっておくことにします。

2人で畳む作業の速さを競争!2人で畳む作業の速さを競争!

 ゴールは、浅草駅。この日一日頑張ってくれた相棒の雨を拭きとった後は、ダホンを畳む作業の速さを2人で競争しました。ここは、私の勝利でしたよ♪ 作業はとても簡単。バッグに詰めてショルダーベルトを取り付け、完全に持ち運べる状態にするまで、初心者でも5分ほどで終了です。これもダホンの魅力のひとつですね。

 今まで自転車は家の近所を走るくらいで、サイクリングやポタリング、ましてや観光に使ったことはありませんでした。歩いて行くには遠くても自転車ならば、あっという間! それに折り畳んで持ち運べる自転車なら、電車やクルマに乗せて遠方まで出掛けられます。ダホンに乗って、自転車の楽しさや便利さをたくさん再発見しました。

コンパクトに折り畳んだダホンの自転車を持って浅草駅から電車に乗り込みますコンパクトに折り畳んだダホンの自転車を持って浅草駅から電車に乗り込みます

 観光地や人が多く集まる場所は「自転車禁止」のケースもあり、自転車をめぐる細かなルールや制約に気づく機会にもなりました。これからは自転車を活用できる環境や場所がもっともっと増えるといいなと思っています。次回は、鎌倉をポタリングします!

文 中野和子・写真 中野和子、柄沢亜希(Cyclist編集部)

<2>湘南の楽しさを自分の足で再発見 鎌倉~江ノ島巡り

ダホン「Vybe D7」

軽快なデザインの「ヴァイブ D7」

 カラー: Frost、Matt Black
 変速: 7段階
 ホイールサイズ: 20インチ
 適正身長: 140~188cm
 重量: 11.9kg
 標準小売価格: 43,700円(税抜)

→「Vybe D7」紹介ページ

 

ダホン「Mariner D7」

リアキャリアを標準装備した「マリナー D7」

 カラー: Brushed Silver
 変速: 7段階
 ホイールサイズ: 20インチ
 適正身長: 142~188cm
 重量: 12.4kg
 標準小売価格: 55,800円(税抜)

→「Mariner D7」紹介ページ

 

関連記事

この記事のタグ

ダホン 輪行

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載