アジア選手権ポイントレース「金」の倉林巧和が加入「群馬グリフィン」がチーム発表会を開催 地元・群馬CSCでの活躍誓う

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 今季発足したJプロツアーチーム「群馬グリフィン・レーシングチーム」が本拠地の前橋市で3月6日にチーム発表会を開催した。群馬県初となるプロロードレースチームの誕生を、ファンや関係者らが祝福。キャプテンを務める同県出身の狩野智也は「Jプロツアーでの勝利を目指す。地元大会となる群馬サイクルスポーツセンター(CSC)でも活躍したい」と意気込みを語った。 (レポート 群馬グリフィン)

今季発足した「群馬グリフィン・レーシングチーム」の選手、スタッフら今季発足した「群馬グリフィン・レーシングチーム」の選手、スタッフら

狩野智也の弟、良太氏が監督に就任

 発表会はサイクルライフナビゲーターの絹代さんが司会を務め、前橋市の山本龍市長も応援に駆けつける中、笑顔が飛び交う和やかな雰囲気で行われた。

チームが使用する「ライトスピード」のバイクにまたがる狩野智也チームが使用する「ライトスピード」のバイクにまたがる狩野智也

 チームは群馬県を代表するプロロードレーサーの狩野智也を中心とする9人と、サテライト1人の9選手で構成。注目は狩野のほか、宇都宮ブリッツェンなどに所属してきた普久原奨と長沼隆行。地域密着型のチームを経験してきた2人のキャリアを生かして活動を展開していく。

 エースナンバーを付けるのは、2月に行われたアジア自転車競技選手権大会トラックのポイントレースで優勝を飾った倉林巧和だ。また育成枠として、前橋育英高校を卒業した18歳の原澤雅年がJエリートツアーからスタートし、トップチームへのステップアップに挑む。

群馬出身のキャプテン、狩野智也があいさつ群馬出身のキャプテン、狩野智也があいさつ
トラックのポイントレースで獲得したアジアチャンピオンジャージを披露した倉林巧和トラックのポイントレースで獲得したアジアチャンピオンジャージを披露した倉林巧和

 監督には狩野智也の弟である狩野良太氏が就任した。前橋育英高校監督として多くの名選手を育ててきた経験を生かし、グリフィンの指揮を取る。狩野監督はチーム発足に当たり、「Jプロツアーでの活動を主軸に、国内外で行われる国際大会の出場権を獲得し、活動の枠を世界へ広げていきたい。また群馬県の若手選手をチーム内で育成し、地元を盛り上げて行きたい」と述べた。

国際大会の出場権獲得を目標に掲げた狩野良太監督国際大会の出場権獲得を目標に掲げた狩野良太監督
普久原奨普久原奨
長沼隆行長沼隆行

「自転車の街 前橋」へ リーダーシップに期待

 グリフィンの拠点となる前橋市は、自然豊かな地形を生かし、自転車に関わる事業に精力的に取り組もうとしている。山本市長は、地元のスポーツバイク専門店「サイクルショップ タキザワ」の瀧澤成光社長社長に、2年ほど前からプロスポーツチーム設立について相談していたといい、「『自転車の街 前橋』をアピールするためにも、群馬グリフィンのリーダーシップに期待している」とエールを述べた。

前橋市の山本龍市長は「自転車の街」としての前橋のPRに期待した前橋市の山本龍市長は「自転車の街」としての前橋のPRに期待した
株式会社グリフィンの瀧澤成光社長は念願の地元チーム結成を喜んだ株式会社グリフィンの瀧澤成光社長は念願の地元チーム結成を喜んだ
地元テレビ局の取材を受ける狩野智也地元テレビ局の取材を受ける狩野智也

 グリフィンの発起人で、株式会社グリフィン社長も務める瀧澤氏は、「栃木県のプロロードレースチーム、宇都宮ブリッツェンや那須ブラーゼンに続き、群馬グリフィンを作ったことで、北関東が自転車のメッカとなることに期待している。キャプテンの狩野選手とは『いつか地元の群馬にチームを作ろう』と長年語り合ってきただけに、今年実現できたこのチームに寄せる思いは強い」と語った。

 グリフィンはレース活動を行う一方で、子供向けの自転車教室「ウィラースクール」や各種イベントに参加し、サイクルスポーツの啓蒙活動にも注力していく。

■狩野智也のコメント
キャプテンとして、いい雰囲気で選手個々の能力を最大限に生かせるチーム作りをしたい。個人的には全日本選手権とJプロツアーで勝利を目指す。今季は群馬CSCでJプロツアーの試合が3戦組まれているので、地元大会での活躍も大きな目標に掲げたい。

■普久原奨のコメント
前半戦は全日本選手権、後半戦はツールド沖縄優勝を最大の目標に走り、そのなかでJプロツアーでの成績を残していく。

■長沼隆行のコメント
チームで協力して戦い、昨今の(外国人選手が活躍する)黒船旋風に一石を投じたい。

■倉林巧和のコメント
チームの勝利に貢献できるように全力で戦います。

群馬グリフィン・レーシングチーム体制

所属選手(年齢、前年度所属)
狩野智也(41歳、チームUKYO)
管洋介(35歳、マトリックスパワータグ)
普久原奨(33歳、那須ブラーゼン)
長沼隆行(29歳、VAXレーシング)
菅野正明(26歳、ニールプライド・メンズクラブ プロサイクリング)
倉林巧和(23歳)
金子大介(23歳、ボンシャンス)
岸崇仁(21歳、湘南ベルマーレ)
中井雄策(20歳、TRCパナマレッズ)
原澤雅年(18歳、前橋育英高校)
監督:狩野良太
メカニック:中島康二
UCI コンチネンタル登録

グリフィンの選手や発表会参加者らグリフィンの選手や発表会参加者ら

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