ベルニクスと埼玉大が共同開発電動アシスト自転車のコミュニティーサイクルにワイヤレス充電機能 さいたま市が実証実験

  • 一覧

 専用のスタンドに駐輪するとワイヤレスで自動充電する機能を備えた電動アシスト自転車を、地域住民が自転車を共有する「コミュニティーサイクル」として普及させるための実証実験が2月中~下旬、さいたま市内で行われた。開発メーカーによると、自転車にワイヤレスで充電する機能は他に例がなく、駐輪場を無人で運営できるメリットがあるため、メーカーや市は今後、本格的な事業化を目指す。(産経新聞さいたま総局 佐藤祐介)

◇      ◇

スタンドに駐輪するとワイヤレスで自動充電が始まる電動アシスト自転車 (ベルニクス社提供)スタンドに駐輪するとワイヤレスで自動充電が始まる電動アシスト自転車 (ベルニクス社提供)

 自動充電システムは、電子機器部品製造「ベルニクス」(さいたま市南区)と埼玉大工学部の金子裕良教授の研究室が共同開発した。ハンドルの下に付いた受電部を駐輪場の専用スタンドに近づけると充電が始まり、約5時間で満充電になる。最長で約50km分のアシスト機能が使えるという。

 電動アシスト自転車は全国各地で貸し出し事業が行われているが、充電は利用者がバッテリーを取り外して充電器に設置し、充電後に自転車に戻している。このため、コミュニティーサイクルとして利用する場合には管理員が必要だったが、今回のシステムではその必要がなく、人件費削減が期待できる。

 実験は「日本コンピュータ・ダイナミクス」(東京都品川区)がJR武蔵浦和駅東口で運営する会員制レンタサイクル「さいチャリ」で実施。21台の自転車のうち2台で電動アシスト自転車を導入し、利用者に使い心地などを調査した。

 市も事業化へ後押ししている。環境分野での研究開発を支援する環境技術創出支援補助金から上限250万円を事業に拠出。市産業展開推進課は「画期的な技術であり、全国規模で普及させたい」としている。

 ダイナミクス社パーキングシステム事業部の飯塚健浩・業務推進室長は「実験結果によっては、運営する全駐輪場でワイヤレス充電機能を備えた電動アシスト自転車を導入したい」と話している。

産経ニュースより)

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

e-BIKE ベルニクス レンタサイクル/バイクシェアリング

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載