東海地方のシリーズ戦ロードレース終盤にアタックを決めた野中竜馬が独走で開幕2連勝 AACAカップ第2戦

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 東海地方のロードレースシリーズ戦「AACAカップ」の今季第2戦が2月15日、岐阜県の国営木曽三川公園・長良川サービスセンターで開かれた。14日と合わせて2日間の開催予定だったが、初日は朝方の雪と路面凍結の影響からキャンセルとなり、2日目のみ実施された。レースは終盤にアタックを決めた野中竜馬(キナン サイクリングチーム)が残り2周を独走。第1戦に続いて2連勝を飾った。

終盤を独走で逃げ切った野中竜馬(キナン サイクリングチーム)が2連勝終盤を独走で逃げ切った野中竜馬(キナン サイクリングチーム)が2連勝

 長良川サービスセンター前の特設コース5.1kmの周回を20周する102kmで争われた。今回もコラッジョ川西サイクリングチーム、ヴィクトワール広島、イナーメ信濃山形、ニールプライド・南信スバル サイクリングチーム、キナン サイクリングチームなどの有力選手たちが参加した。

 スタート直後の混沌とした集団から抜け出したのは、柳瀬慶明(コラッジョ川西)、中村龍太郎(イナーメ信濃山形)、水野貴行(ニールプライド・南信スバル サイクリングチーム)、中西重智(キナン サイクリングチーム)の4選手。後ろの集団はかなり大きく、このメンバーで最後まで逃げ切るのは難しいと思われたが、先行する4人は集団とのタイム差を少しづつ稼いでいく。

逃げメンバー4人。(左から)中西重智(コラッジョ川西)、水野貴行(イナーメ信濃山形)、柳瀬慶明(ニールプライド・南信スバル サイクリングチーム)、中村龍太郎(キナン サイクリングチーム)逃げメンバー4人。(左から)中西重智(コラッジョ川西)、水野貴行(イナーメ信濃山形)、柳瀬慶明(ニールプライド・南信スバル サイクリングチーム)、中村龍太郎(キナン サイクリングチーム)
追走に動いたロイック・デリアック(キナン サイクリングチーム)と、その後ろに付ける野中竜馬追走に動いたロイック・デリアック(キナン サイクリングチーム)と、その後ろに付ける野中竜馬

 たまらず後続集団から動いたのは、ロイック・デリアック(キナン サイクリングチーム)と、それに反応した野中の2人。第1戦を勝利で飾った野中と今季初参戦のデリアックのキナンコンビは、みるみるペースを上げて逃げグループとの距離を縮めていく。前方では10周目の周回賞を中村が獲得。この動きで逃げの4人がばらけてペースダウンしたところに、追走の2人が追い付き1つの集団となった。先頭メンバーは柳瀬、中村、水野、中西、デリアック、野中の6人となる。

 逃げメンバーの走りは強力で、後続とのタイム差は1分以上に開くが、メーン集団も諦めない。そして先頭集団も最初はうまく協調体制をとっていたものの、しばらくするとそれぞれの足並みがそろわず、次第にローテーションが回らなくなってきた。このためメーン集団のとのタイム差は大きく開かず、しばらくの間は1分前後の差でレースが進んだ。

6人となった逃げ集団6人となった逃げ集団

 後続では筧五郎(イナーメ信濃山形)がメーン集団の意識をまとめてペースアップ。ついに残り7周回で先頭の6人を捕え、レースを振り出しに戻した。残り6周回でレースに残っている選手はわずか14人。相変わらずのサバイバルレースとなり、最後のアタック合戦へと突入していく。

 終盤は、アタックがかかっては潰され、それぞれの選手の思惑が絡まってレースは落ち着かない。そしてついに残り4周回、野中と中村の2人が抜け出すことに成功した。結果、これが勝利への逃げとなり、最後は中村のスプリント力を警戒した野中がラスト2周でアタックを決め、逃げ切って独走優勝。開幕2連勝でシリーズ戦のリーダージャージをキープした。中村を吸収したメンバーでは、スプリントを制した加賀雄大(ヴィクトワール広島)が2位に、この日最も動いた水野が3位となった。

レポート 加藤康則(キナン サイクリングチーム)

周回賞と敢闘賞の中村龍太郎周回賞と敢闘賞の中村龍太郎
スプリントする加賀雄大(ヴィクトワール広島)と水野貴行スプリントする加賀雄大(ヴィクトワール広島)と水野貴行

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