15カ国から86人のサイクリストが参加サイクリングで観光地清掃 バングラデシュで日本人女性らが開催し注目

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15カ国のサイクリストが参加した「バングラデシュディスカバリーライド」(実行委員会提供)15カ国のサイクリストが参加した「バングラデシュディスカバリーライド」(実行委員会提供)

 大阪府堺市出身の上田代里子さん(32)らが、バングラデシュで昨秋、多国籍のサイクリストが自転車で現地の知られざる観光地などを走ってゴミを拾うイベント「バングラデシュディスカバリーライド」を開き、地元メディアで取り上げられるなど注目を集めた。

 大阪外国語大学(現大阪大外国語学部)を卒業した上田さんは、東京都内のコンサルティング会社で働きながらサイクルイベントの運営に携わるようになった。平成23年に同国の首都ダッカに留学し「戦後の日本のよう」(上田さん)な街の姿に、自転車旅行と観光振興などを兼ねたイベントができないかと考えた。

 今回のイベントは、同国の港町・チッタゴンを起点に昨年11月21日から23日までの3日間実施。ドイツやアメリカ、オーストラリアなど15カ国から86人のサイクリストが参加した。

 100キロ超に及ぶコックスバザールの砂浜を眺めながら走る約200キロのコース設定で、海外では知名度が低い観光地を巡った。

 目玉は全行程を走った後にコックスバザールで行ったゴミ拾いで、約1トンのゴミを拾い集めた。バングラデシュではポイ捨てなど廃棄物問題が深刻で、ダッカで環境教育にかかわっていた札幌市の会社員、東野遼一さん(31)のアドバイスでイベントに盛り込んだ。東野さんによると、近年バングラデシュではサイクルスポーツが流行しており、「世界中のサイクリストがゴミを拾う姿は地元の若者の意識改革にもつながったのでは」と話す。

 また、参加者のうち16人が地元の女性で、国民の9割がイスラム教徒(ムスリム)で女性が自転車に乗ることさえタブー視されがちな同国では異例のことだったという。上田さんは「今後もムスリム女性を応援するとともに、バングラデシュの魅力を発信する手伝いをしていきたい」と話した。

産経ニュースWESTより)

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