イランのアスカリが独走で優勝男子エリートで内間康平が銅メダル獲得、新城幸也は10位 アジア選手権ロードレース
アジア自転車競技選手権大会はロードレース3日目の2月12日、男子エリートのロードレースがタイのナコンラチャシマ周回コースで行われ、イランのホセイン・アスカリが優勝。日本からは4選手が出場し、内間康平(ブリヂストンアンカー サイクリングチーム)が3位で銅メダルを獲得した。

レースは8.1kmの周回コースを16周する130km、男子エリートとしてはかなり短い距離で争われた。スタートは現地時間午後8時。今大会のロードレースの特徴となっているナイトレース形式だ。
序盤にアスカリが単独で逃げる展開となり、これを追走の内間らが吸収して、10人の逃げ集団を形成した。その後方では新城幸也(チームヨーロッパカー)、中島康晴(愛三工業レーシングチーム)を含む追走集団が形成され、佐野淳哉(那須ブラーゼン)はさらに後方の集団で走った。

終盤に新城とユースフ・ミルザ アルハマディ(UAE)の2人が追走集団を抜け出し、先頭集団へとブリッジをかけるが、一方で先頭集団からはアスカリが飛び出して独走。そのままリードを広げたアスカリが金メダルを獲得した。2位争いはゴールスプリントとなり、内間康平が3位でフィニッシュ。2位集団に追いついた新城は10位でゴールした。
■男子エリート個人ロードレース(130km)
1位 ホセイン・アスカリ(イラン) 2時間47分23秒
2位 ユースフ・ミルザ アルハマディ(UAE) 2時間48分11秒
3位 内間康平(ブリヂストンアンカー サイクリングチーム) 2時間48分11秒
10位 新城幸也(チームヨーロッパカー) 2時間48分11秒
12位 中島康晴(愛三工業レーシングチーム) 2時間49分00秒
27位 佐野淳哉(那須ブラーゼン) 2時間54分58秒