京の玄関の迷惑駐輪、減らします驚きのハイテク駐輪場が京都駅南口に完成 地下に約200台収容、地上から自動で入出庫
京の玄関口、京都駅周辺での迷惑駐輪を減らそうと、京都市は11日、京都駅南口の地下に3基の機械式駐輪場を設置した。地上で自転車を入れると自動的に地下に収容される仕組み。使い心地を試した門川大作市長は「地上部分がコンパクトで京都の景観に合っている。自転車の出し入れもスムーズ」と話した。
駐輪場は深さ約12メートル、直径約8メートルの円筒状になっており、1基あたり約200台をとめることができる。車のタワー式駐車場の要領で、地上部で自転車をエレベーターに載せると自動的に空いている場所に搬送して収容。出庫の際は所定のICカードをかざすと、平均13秒で出てくる。



利用には、定期契約が必要で料金は月2700円。事前申し込みが必要だが、すでにキャンセル待ちとなっている。
京都市は通勤や通学で自転車を利用する人も多く、京都駅南口は迷惑駐輪が観光客らの歩行の妨げとなるなど問題視されていた。地下駐輪場の完成で、近くにある地上の駐輪場も段階的に閉鎖するという。
(産経ニュースWESTより)