日本は金7個を含むメダル22個を獲得鈴木奈央も女子ジュニア3冠達成、河端朋之がスプリント金 アジア選手権トラックレース

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 アジア自転車競技選手権大会、アジア・ジュニア自転車競技選手権大会は2月6、7日、タイ・ナコンラチャシマでトラックレース4日目と5日目(最終日)の競技が行われた。日本勢は鈴木奈央が女子ジュニアスクラッチ(7.5km)と女子ジュニアケイリンで金メダル、男子エリートスプリントで河端朋之(JPCA・JPCU岡山)が金メダルを獲得。トラック全日程を通じて、日本は金メダル7個、銀メダル6個、銅メダル9個と、合計22個のメダルを獲得した。

女子ジュニアスクラッチを制した、2個目の金メダル獲得となった鈴木奈央 ©JCF / 中村賢二女子ジュニアスクラッチを制した、2個目の金メダル獲得となった鈴木奈央 ©JCF / 中村賢二

鈴木が2個目の金メダル 小島、近谷、大久保が銅メダル獲得

男子エリート個人パーシュートで銅メダルを獲得した近谷涼 ©JCF / 中村賢二男子エリート個人パーシュートで銅メダルを獲得した近谷涼 ©JCF / 中村賢二

 4日目は女子のスクラッチレースが行われた。決まった距離を走って最終順位を競う、トラックでのロードレース的な種目だ。女子ジュニアでは鈴木が2日目のチームパーシュートに続き、2個目の金メダルを獲得。同種目の女子エリート(10km)では小島蓉子(千葉・日本体育大学大学院)が銅メダルを獲得した。

 また男子エリート個人パーシュートの近谷涼(富山・日本大学)と、女子ジュニアスプリントの大久保花梨(福岡・祐誠高校)が銅メダルを獲得。近谷は2日目の男子エリートチームパーシュートの銀に続く2個目のメダル獲得となった。

 男子エリートオムニアムの最終種目、ポイントレースに臨んだ窪木一茂(和歌山・和歌山県庁/チームUKYO)は4位に終わり、総合順位も僅差の4位で、惜しくもメダルには届かなかった。スクラッチで3位、個人パーシュート3位、エリミネーション1位と、中長距離系の前半3種目を終えた時点で首位に立っていたが、1kmタイムトライアル6位、フライングラップで7位と、短距離系の種目で順位を伸ばすことができなかった。

女子エリートスクラッチでは小島蓉子(右奥)が銅メダル ©JCF / 中村賢二女子エリートスクラッチでは小島蓉子(右奥)が銅メダル ©JCF / 中村賢二
女子ジュニアスプリント、3・4位決定戦で勝利した大久保花梨が銅メダル ©JCF / 中村賢二女子ジュニアスプリント、3・4位決定戦で勝利した大久保花梨が銅メダル ©JCF / 中村賢二
男子エリートオムニアム、最終種目ポイントレースで4位の窪木一茂は総合でも4位 ©JCF / 中村賢二男子エリートオムニアム、最終種目ポイントレースで4位の窪木一茂は総合でも4位 ©JCF / 中村賢二

■アジア選手権トラック4日目 日本人選手の成績

●女子ジュニアスクラッチ(7.5km)
1位 鈴木奈央(静岡・星陵高校)11分50秒
2位 LEUNG Hoi Wah HKG
3位 RYABOVA Svetlana KAZ

●女子エリートスクラッチ(10km)
1位 HUANG Ting Ying TPE 14分34秒695
2位 PANG Yao HKG
3位 小島蓉子(千葉・日本体育大学大学院)

●男子エリートオムニアム
1位 GUMEROV Timur UZB 223p
2位 IM Jae Yeon KOR 218p
3位 ZAKHAROV Artyom KAZ 212p
4位 窪木一茂(和歌山・和歌山県庁/チームUKYO)210p

●男子ジュニア個人パーシュート
1位 LEE Taeun KOR 3分36秒206
2位 CHEN Chien Chou TPE 3分36秒685
3位 MITCHELMORE Maximilian Gil HKG 3分41秒609
6位 安田開(京都・北桑田高校)3分44秒582(予選タイム)

●男子エリート個人パーシュート
1位 PARK Sang Hoon KOR 4分34秒995
2位 CHEUNG King Lok HKG 4分40秒583
3位 近谷涼(富山・日本大学)4分45秒582

●女子ジュニアスプリント
1位 CHANG Yao TPE
2位 KIM Soohyun KOR
3位 大久保花梨(福岡・祐誠高校)
6位 古山稀絵(東京・昭和第一学園高校)

●女子エリートスプリント
1位 LEE Wai Sze HKG
2位 LIN Junhong CHN
3位 MUSTAPA Fetehah MAS
5位 前田佳代乃(京都)
6位 石井貴子(JPCA・JPCU千葉)

鈴木奈央が梶原悠未と並び3冠達成 強さを見せる女子ジュニア

 トラック最終日となる5日目、女子ジュニアケイリンで鈴木奈央と大久保花梨が1-2フィニッシュを決めた。鈴木はこれで今大会3個目の金メダル獲得で、同じく女子ジュニア3冠を達成した梶原悠未(筑波大坂戸高校)と並ぶ快挙。鈴木はチームスプリントの銀メダルも含め、出場4種目全てでメダルを獲得した。大久保もチームスプリントの銀、500mタイムトライアルとスプリントでの銅メダルに続く4個目のメダル。日本女子ジュニア勢の勢いを感じさせた。

女子ジュニアケイリンで鈴木奈央(左奥)、大久保花梨(中央)が金・銀メダル ©JCF / 中村賢二女子ジュニアケイリンで鈴木奈央(左奥)、大久保花梨(中央)が金・銀メダル ©JCF / 中村賢二
1・2フィニッシュを決めた鈴木奈央(左)と大久保花梨 ©JCF / 中村賢二1・2フィニッシュを決めた鈴木奈央(左)と大久保花梨 ©JCF / 中村賢二
女子ジュニアケイリン表彰台 ©JCF / 中村賢二女子ジュニアケイリン表彰台 ©JCF / 中村賢二
河端朋之が男子エリートスプリントで金メダル河端朋之が男子エリートスプリントで金メダル

 また男子エリートスプリントでは、河端朋之(JPCA・JPCU岡山)が金メダルを獲得。昨年秋のアジア大会で同種目銀メダルだった河端は、偶然にもこの日が30歳の誕生日。人生の節目を自ら祝福するかのように、国際大会では初となるビッグタイトルを掴み取った。

◇      ◇

 アジア選手権は8日でトラック競技の全日程を終了。10日からロードレース競技が開まる始まる。初日は男女ジュニアのロードレースが行われ、スタートは女子ジュニアが現地時間午後8時、男子ジュニアが同午後10時20分というナイトレースで行われる。

女子エリートオムニアムの上野みなみは総合6位。種目別でも最高4位が1種目と上位に絡めず完敗 ©JCF / 中村賢二女子エリートオムニアムの上野みなみは総合6位。種目別でも最高4位が1種目と上位に絡めず完敗 ©JCF / 中村賢二
女子エリートケイリン、7~12位決定戦で1着になった加瀬加奈子が7位 ©JCF / 中村賢二女子エリートケイリン、7~12位決定戦で1着になった加瀬加奈子が7位 ©JCF / 中村賢二
男子ジュニアスプリントは南潤の9位が最高位だった ©JCF / 中村賢二男子ジュニアスプリントは南潤の9位が最高位だった ©JCF / 中村賢二

■アジア選手権トラック5日目 日本人選手の成績

●女子エリートオムニアム
1位 LUO Xiaoling CHN 224p
2位 DIAO Xiaojuan HKG 217p
3位 HSIAO Mei Yu TPE 200p
6位 上野みなみ(青森・鹿屋体育大学大学院)171p

●女子ジュニアケイリン
1位 鈴木奈央(静岡・星陵高校)
2位 大久保花梨(福岡・祐誠高校)
3位 KIM Soohyun KOR

●女子エリートケイリン
1位 LIN Junhong CHN
2位 LEE Hye Jin KOR
3位 LEE Wai Sze HKG
7位 加瀬加奈子(JPCA・JPCU新潟)
8位 小林優香(JPCA・JPCU福岡)

●男子ジュニアスプリント
1位 KANG Min Seong KOR
2位 KANG Shih Feng TPE
3位 RASOL Muhamad Khairil Nizam MAS
9位 南潤(和歌山・和歌山北高校)
12位 伊藤稔真(三重・朝明高校)

●男子エリートスプリント
1位 河端朋之(JPCA・JPCU岡山)
2位 AWANG Mohd Azizulhasni MAS
3位 KANG Dong Jin KOR
5位 雨谷一樹(JPCA・JPCU栃木)

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