レース会場は楽しみ方が盛りだくさんお台場の砂浜を熱気と笑顔で包んだ「シクロクロス東京2015」初日レポート

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 冬のサイクルスポーツの祭典「シクロクロス東京2015」の初日が2月7日に東京・お台場海浜公園で開催された。都内で開かれる国内最大級のシクロクロスイベントとあって、約4000人が来場。観客たちは砂浜で繰り広げられるレースに大きな声援を送り、自転車ブランドの出展ブースや最新バイクの試乗を楽しんだ。会場の盛り上がりを、多数の写真とともにお伝えします。

迫力の戦いが繰り広げられたC1カテゴリーのレース(平澤尚威撮影)迫力の戦いが繰り広げられたC1カテゴリーのレース(平澤尚威撮影)

シクロクロスの楽しみ方が凝縮された会場

 初日は男女のアマチュアカテゴリーのレースが行われ、観客たちはシクロクロスおなじみの観戦グッズ、カウベルを鳴らしながら声援を送った。会場にはバイクブランドやサイクルアパレルブランドなどがブースを出展。シケイン(障害物)も用意された試乗コースでは、レース後に次々と最新バイクを試す選手や、カジュアルな服装のままシクロクロスバイクを体験する観戦客の姿も見られた。

FELT(フェルト)のブースでは、キッズ用のシクロクロスバイクの試乗車が用意されている (上野嘉之)FELT(フェルト)のブースでは、キッズ用のシクロクロスバイクの試乗車が用意されている (上野嘉之)
シケインも用意された試乗コース(平澤尚威撮影)シケインも用意された試乗コース(平澤尚威撮影)
コルナゴのブースではディスクブレーキ仕様のシクロクロスバイクが試乗できる (上野嘉之撮影)コルナゴのブースではディスクブレーキ仕様のシクロクロスバイクが試乗できる (上野嘉之撮影)
家族そろって来場した吉本さん一家。(左から)幹人くん、崇子さん、英明さん、瑛人くん(平澤尚威撮影)家族そろって来場した吉本さん一家。(左から)幹人くん、崇子さん、英明さん、瑛人くん(平澤尚威撮影)

 東京都文京区の吉本英明さんは、自転車レースは初めてという家族を誘い、一家4人そろって来場。妻の崇子さんは「レース観戦は初めてですが面白いです。子供たちも楽しんでいて、選手たちの走りから刺激を受けているみたいです」と満足そうな笑顔を見せた。自転車に乗れるようになったばかりという長男の瑛人くんと、ストライダーを楽しんでいる次男の幹人くんは「すごい、すごい」と選手たちの走りにクギづけ。観戦ポイントを何か所も変えながらレースに熱中していた。

宮澤崇史さんはこの日、機材の都合で急きょトレックのシクロクロスバイクを借りてC2クラスに出場。上位で完走した (上野嘉之撮影)宮澤崇史さんはこの日、機材の都合で急きょトレックのシクロクロスバイクを借りてC2クラスに出場。上位で完走した (上野嘉之撮影)
ジャイアントのブースでは、所属する門田基志選手のポストカードが配られている (上野嘉之撮影)ジャイアントのブースでは、所属する門田基志選手のポストカードが配られている (上野嘉之撮影)
シクロクロスに熱心なラファのブースは、ウェアを中心に商品が盛りだくさん (上野嘉之撮影)シクロクロスに熱心なラファのブースは、ウェアを中心に商品が盛りだくさん (上野嘉之撮影)
タイヤブランド「チャレンジ」のシクロクロス用タイヤも注目を集めていた (上野嘉之撮影)タイヤブランド「チャレンジ」のシクロクロス用タイヤも注目を集めていた (上野嘉之撮影)
チャンピオンシステムのブースでは、シクロクロス用のワンピースと、UCIワールドチーム「ランプレ・メリダ」の新ウェアが人気 (上野嘉之撮影)チャンピオンシステムのブースでは、シクロクロス用のワンピースと、UCIワールドチーム「ランプレ・メリダ」の新ウェアが人気 (上野嘉之撮影)

すぐに来られるロケーション

試乗にレース観戦、ビールも満喫した大須賀かおりさん(左)と田村菜穂子さん(平澤尚威撮影)試乗にレース観戦、ビールも満喫した大須賀かおりさん(左)と田村菜穂子さん(平澤尚威撮影)

 スポーツバイク初心者の友人同士で観戦に訪れた大須賀かおりさんと田村菜穂子さんは、メリダなど各ブランドの試乗車を乗り比べてから、ビールを片手にレースを楽しんでいた。大須賀さんは田村さんの誘いでスポーツバイクを始めることになり、いまはロードバイクの納車待ちだという。「いろいろ試乗してみて、シクロクロスの楽しさを実感できたのがよかったです。自転車へのモチベーションが上がりました」と語った。「それにブースの方をはじめ、自転車好きの方たちは初心者に優しい気がします」と実感したようで、いっそう自転車に魅了されていた。

メリダの試乗車を借りる田村菜穂子さん(平澤尚威撮影)メリダの試乗車を借りる田村菜穂子さん(平澤尚威撮影)
海外のビールが10種類以上も並んだ(平澤尚威撮影)海外のビールが10種類以上も並んだ(平澤尚威撮影)
大会に花を添えるレッドブルガールの笑顔 (上野嘉之撮影)大会に花を添えるレッドブルガールの笑顔 (上野嘉之撮影)

 江東区から来場した田村さんは「すぐに来られるロケーションで開かれていることもあって、初めて観戦に来ました。女子のレースも人数が多く、観ていて楽しいです」。田村さんは貿易コンサルタントという仕事柄、ヨーロッパに滞在していた頃にジロ・デ・イタリアやブエルタ・ア・エスパーニャなど本場のロードレースを観戦していたという。「日本でも自転車人気が盛り上がっていることを感じます。自分もスポーツバイクに初挑戦しようと思って、シクロクロスバイクを買いました。来年はシクロクロス東京に出てみようかな」とさらなる意欲を見せた。

CL2(女子)クラスのスタートシーン (上野嘉之撮影)CL2(女子)クラスのスタートシーン (上野嘉之撮影)
折り返しが増えた砂浜のコースを走る選手たち (上野嘉之撮影)折り返しが増えた砂浜のコースを走る選手たち (上野嘉之撮影)
CL2のゴールシーン (上野嘉之撮影)CL2のゴールシーン (上野嘉之撮影)
CL2クラスのレースでシケインを華麗に越える後口沙織さん(右)と橋本弘子さん。2人とも、埼玉県のサイクリング振興をPRする「ポタガール埼玉」のメンバーだ (上野嘉之撮影)CL2クラスのレースでシケインを華麗に越える後口沙織さん(右)と橋本弘子さん。2人とも、埼玉県のサイクリング振興をPRする「ポタガール埼玉」のメンバーだ (上野嘉之撮影)
ポタガール埼玉の橋本弘子さんのウェアには、埼玉県のゆるキャラ「コバトン」がいっぱい (上野嘉之撮影)ポタガール埼玉の橋本弘子さんのウェアには、埼玉県のゆるキャラ「コバトン」がいっぱい (上野嘉之撮影)
東洋フレームのサポートを受けて走る松田千裕さん (上野嘉之撮影)東洋フレームのサポートを受けて走る松田千裕さん (上野嘉之撮影)

サイクルクロークで安心レース観戦

 自転車で来場した人のために設置された無料の駐輪場「サイクルクローク」も好評だ。管理スタッフが常駐しているので、観戦に集中したり、食事をしにいったりと、安心してイベントを楽しめる。常駐して管理するスタッフによれば「混み合う時間帯では200台ほど停まっていて、出入りも多いので、たくさんの人が利用していると思います」とのこと。2日も来場者にとって心強いサービスになりそうだ。

駐輪場「サイクルクローク」は常駐スタッフが、利用者の名前と整理番号でバイクを管理(平澤尚威撮影)駐輪場「サイクルクローク」は常駐スタッフが、利用者の名前と整理番号でバイクを管理(平澤尚威撮影)
ピーク時は200台ほどのバイクが並んだ「サイクルクローク」(平澤尚威撮影)ピーク時は200台ほどのバイクが並んだ「サイクルクローク」(平澤尚威撮影)

 初日の最終レース、C1には国内自転車競技のトップ選手も参戦。MTBプロライダーの小笠原崇裕(THE BIKE JOURNAL)が優勝を飾り、チームUKYOに移籍したロードレーサー、畑中勇介が2位に入った。3位の佐藤利英(Team Chainring)を含む上位3人には、翌日のメーンレースである男子エリートの出場権が与えられ、表彰式ではエリートレースの力走を誓った。

C1で優勝を飾った小笠原崇裕(福光俊介撮影)C1で優勝を飾った小笠原崇裕(福光俊介撮影)
C1レースで2位の畑中勇介、優勝した小笠原崇裕、3位の佐藤利英(平澤尚威撮影)C1レースで2位の畑中勇介、優勝した小笠原崇裕、3位の佐藤利英(平澤尚威撮影)

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