前橋市出身の狩野智也がキャプテンJプロツアーチーム「群馬グリフィン」始動 若手を育て社会貢献にも取り組む

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 2015年シーズンに活動を開始する地域密着型のJプロツアーチーム「群馬グリフィン レーシングチーム」が、前橋市で1月24日に開かれた子供向け自転車教室に講師として参加し、同市出身の狩野智也キャプテンら選手たちが真新しいチームウェアをお披露目した。新チームは世界で活躍できる若手選手の育成を図るとともに、自転車教室などの社会貢献に積極的に取り組んでいく方針だ。

新たに結成された地域密着型チームの「群馬グリフィン レーシングチーム」新たに結成された地域密着型チームの「群馬グリフィン レーシングチーム」

北関東からロードレースを盛り上げる

 発足のきっかけは、メンバーの一人で前橋市職員の松島伸安が「群馬を自転車で盛り上げる」ためにロードレースチーム結成を企画したことという。さらに、前橋市でサイクルショップを営むタキザワがサポート。チームバイクは、タキザワが国内の販売代理店を務める「ライトスピード」が供給される。

 狩野は15年以上前から、宇都宮ブリッツェンの運営会社「サイクルスポーツマネージメント」の柿沼章社長、ブリッツェンの廣瀬佳正ゼネラルマネジャーらと「地域密着型チームを作れたらいいね」と話していたという。時を経てブリッツェンが結成され、狩野自身も地元チームでキャプテンを務めることになった。

 チームカラーの青は、赤の宇都宮ブリッツェン、黄色の那須ブラーゼン(ともに栃木県)と協力し、北関東からサイクルロードレースシーンを盛り上げていこうという意思を表しているという。

狩野智也狩野智也
普久原奨普久原奨
菅洋介菅洋介

 グリフィンはUCI(世界自転車競技連合)にコンチネンタルチームとして登録しており、今後はJプロツアーや、日本で開催されるUCIレースに出場していく。今季のJプロツアーでは群馬県で3レースが予定されており、地元での優勝にも期待がかかる。

メンバー11人でスタート

 この日、ヤマダグリーンドーム前橋で開かれた自転車教室「ウィーラースクール in 前橋」には、狩野が「校長」として毎年参加しているという。

群馬グリフィンの選手たちが子供たちに自転車の乗り方を指導した群馬グリフィンの選手たちが子供たちに自転車の乗り方を指導した
トラックの模擬レースで勝利した「狩野校長」を子供たちが取り囲んだトラックの模擬レースで勝利した「狩野校長」を子供たちが取り囲んだ

 グリフィンからは講師として、狩野をはじめ松島、普久原奨、菅洋介、菅野正明、岸崇仁、長沼隆行、中井雄策、原澤雅年の9人が参加。これにトラック日本代表でアジア選手権を控える倉林巧和(たくと)、タイ合宿中の金子大介を加えた11人がチームに所属する。

菅野正明菅野正明
長沼隆行長沼隆行
松島伸安松島伸安

「群馬からオリンピック選手を」

 チームの目標のひとつである若手選手の育成では、「群馬からオリンピック選手を輩出する」ことも掲げる。11人の所属選手のうち5人が、10代から20代前半だ。

「ウィーラースクール in 前橋」で“校長”を務める狩野智也「ウィーラースクール in 前橋」で“校長”を務める狩野智也

 キャプテンの狩野は「若手にチャンスを与えていく。ツール・ド・熊野にも出たいし、若手には全日本選手権で力試しをして欲しい。自分は選手としての経験を若手に伝えたり、チーム全体をケアしたりできると思う。魅力あるチームを作りたい」と語った。

 さらに、「世界選手権やオリンピックでいい成績を残せれば、ロードレースがメジャースポーツになっていく。今日のような自転車教室で競技を知った子供たちが、選手になってくれるかもしれない」と期待。チームとして、自転車競技を広めるという役割を果たしていく考えを示した。

岸崇仁岸崇仁
中井雄策中井雄策
原澤雅年原澤雅年

■群馬グリフィン所属選手
狩野智也(チームUKYOから加入)
普久原奨(那須ブラーゼンから加入)
菅洋介(マトリックスパワータグから加入)
菅野正明(ニールプライド・メンズクラブから加入)
倉林巧和(日本体育大学大学院)
金子大介(ボンシャンスから加入)
岸崇仁(湘南ベルマーレから加入)
長沼隆行(VAXレーシングから加入)
中井雄策(上武大学)
松島伸安(元競輪選手)
原澤雅年(前橋育英高校)

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