3月中旬から駐輪場のモニター利用を開始盗難や汚れのリスクを避けられる自転車ロッカー「ストアバイク」 都市型駐輪に新提案

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オールグリーンが手がける自転車ロッカー「ストアバイク」利用の駐輪新システム。「東京都地域中小企業応援ファンド」の助成対象事業となるオールグリーンが手がける自転車ロッカー「ストアバイク」利用の駐輪新システム。「東京都地域中小企業応援ファンド」の助成対象事業となる

 都市部のオフィスビルの密集地や集合住宅などで、自転車ロッカー「Store Bike(ストアバイク)」を活用した新しい駐輪スタイルが誕生する。手がけるのは、東京都や埼玉県で不動産事業を行なう「オールグリーン」。都心への自転車通勤人口の増加に伴う駐輪場不足に対処し、自転車の盗難対策にも寄与、さらに空室物件や駐車場のデッドスペースといった不動産経営の課題にも解決策を提案する新事業だ。

専用鍵を備え、ほこりを防ぐ高気密性

 ストアバイクは、スポーツ自転車用の駐輪ボックス。1つのサイズは幅598mm、奥行き1069mm、高さ1880mmで、バイクは前輪をフックにかけて収納するスタンド式となる。

密閉性が高い自転車ロッカー。内部にはバイク1台と小物が収納できる密閉性が高い自転車ロッカー。内部にはバイク1台と小物が収納できる

 バイク1台のほかにヘルメットや着替えなどの小物もあわせて収納できる。専用の鍵を備えるほか、ほこりの侵入を極力抑えた高密閉性が特徴で、屋外の設置にも適した構造になっている。

 具体的な活用方法としては、例えば、ビルの駐車スペース1台分に自転車7台分のストアバイクを設置する――という柔軟な運用ができる。個人やビル・マンション・駐車場オーナーがストアバイクのボックスを購入して使用することも、不動産オーナーがオールグリーンからボックスを借り受けて運用することも可能だ。さらに、オールグリーンが空きスペースを借り受けてストアバイクのボックスを設置し、駐輪場として運営する「委任型」も準備している。委任型の場合、ユーザーの利用料金は6000円~9800円(税込)を想定しているという。

東京都心部で一般向け駐輪場を展開

駐車場の奥のスペースを活用した設置例の図駐車場の奥のスペースを活用した設置例の図

 「かつて自転車通勤をしていた際に駐輪場所に困った」と話すのは、オールグリーンの新谷加生(あらや・まさたか)代表。新谷代表は、「新調したばかりの自転車が盗難にあったこともあり、個人でトランクルームを借りることを本気で検討した。その経験が今回の事業を起こすきっかけとなった」と経緯を振り返り、今後は委任型による一般向け駐輪場運営を「自転車通勤の駐輪ニーズがある東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)や豊島区といったエリアで展開していきたい」と語った。

 オールグリーンが計画している駐輪場運営事業は、東京都の「地域中小企業応援ファンド」の助成対象に認定されている。2015年9月末には、オンラインでのクレジット決済サービスとともに本格稼働する予定で、それに先だち3月中旬ごろからシステムやボックスの使い勝手を図るモニター利用を進めていくという。現在、設置スペースのオーナーなどからの問合せを受け付けている。

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