2016年リオ五輪を視野に新チームへ山本幸平がトレック ファクトリーレーシングへ移籍 MTBクロスカントリーのアジア王者

  • 一覧

 マウンテンバイク(MTB)男子クロスカントリーの現アジアチャンピオン、山本幸平が、2015年から2年契約でアメリカの「トレック ファクトリーレーシング MTBクロスカントリーチーム」へ移籍する。所属事務所のアスリートバンクが1月1日発表した。

2015年から「トレック ファクトリーレーシングMTBクロスカントリーチーム」に所属する山本幸平 ©ATHLETE-BANK2015年から「トレック ファクトリーレーシングMTBクロスカントリーチーム」に所属する山本幸平 ©ATHLETE-BANK

世界トップ10入り目指す

 山本は2008~2013年にかけて全日本選手権を6連覇し、五輪には北京、ロンドンと2大会連続で出場した日本のMTBクロスカントリー競技の第一人者。2012年からは3年間、アメリカのスペシャライズド レーシングチームに所属し、UCI(国際自転車競技連合)ワールドカップなど世界の舞台で戦ってきた。2014年シーズンは前半からのけがで苦しんだが、ラストレースのアジア選手権で見事に6連覇を達成した。

 2015年から移籍するトレック ファクトリーレーシングは、ファビアン・カンチェッラーラ(スイス)や別府史之が所属するロードレースのUCIワールドツアーチームと、山本幸平が新たに所属するMTBクロスカントリーチームに分かれている。MTBのチームは、2014年UCI世界ランキング4位のダニエル・マコーネル(豪)、同女子ランキング4位のバッティー・エミリー(カナダ)ら強豪メンバーで構成され、山本は彼らとともに世界No1のクロスカントリーチームを目指す。具体的には、世界選手権やワールドカップでのトップ10入りや、2016年リオデジャネイロ五輪への出場と活躍を目標に挙げている。

【山本幸平のメッセージビデオ(YouTube)】

「日本人でもできる」というサプライズを見せたい

■山本幸平のコメント

 「トレック ファクトリーレーシングの一員になれたことにとても興奮している。新しい環境で素晴らしい自転車とチームスタッフ、チームメイトに恵まれ、このチームと共に多くの大会で勝利していきたい。『日本人でも出来るんだ』というサプライズを、トレックと共に日本のファンの方にお見せできるように頑張っていきたい。今後とも応援をよろしくお願いします」

■チームマネージャーのジョン・ルーク氏のコメント

 「われわれトレック ファクトリーレーシングは、山本選手がチームメイトやスタッフと上手くやっていけると感じている。チームライダーに求められる要素は、成績は当然ながら、トレックを代表するにふさわしい人材で、かつトレックファミリーとしてチームに打ちとける能力も必要だ。彼にはそのすべてにおいて大いに可能性を感じる。トレックでは、山本選手がさらに高いレベルでパフォーマンスを発揮できるように環境を整え、お互いが成功できる図式を作り出せると信じている」

■田村芳隆トレック・ジャパン社長のコメント

トレック・ジャパンの田村芳隆社長と握手を交わす山本幸平 ©ATHLETE-BANKトレック・ジャパンの田村芳隆社長と握手を交わす山本幸平 ©ATHLETE-BANK

 「ご存じのように、山本選手は2度のオリンピック代表、2013年ワールドカップ年間ランキング11位、アジア選手権6連覇、全日本選手権6連覇など、これまで日本人選手が成し得なかった数々の功績を残している。最高の機材とサポート体制をもって山本選手が新たな次元へと飛躍する上でわれわれを選び、パートナーシップを結ぶことに大きな喜びを感じている。山本選手のレースリザルトは当然ながら、日本におけるMTBシーンが少しでも盛り上がるようにサポートしていきたい」

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

MTBレース トレック

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載