「SA・KU・RA FM」の熊谷光紗さんがレポートポタリングでのんびり、自然と街の魅力を満喫 栃木・さくら市で「咲くライド」開催

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 栃木県さくら市で11月24日、「とちぎ3大ポタリング祭り 咲くライド・さくら市」が開催された。3大ポタリング祭りは、栃木県内の日光市、さくら市、益子町の3市町で、11月に3週連続で行なわれたポタリング(のんびり走るサイクリング)大会だ。多くの参加者でにぎわった「咲くライド」の模様を、ゲスト参加したさくら市情報番組「SA・KU・RA FM」(FM栃木で毎週水曜日に放送)のパーソナリティー、熊谷光紗さんがレポートしてくれた。

真っ赤なクロスバイクで意気揚々スタートする熊谷光紗さん真っ赤なクロスバイクで意気揚々スタートする熊谷光紗さん

こんな私でも走れるの?

 とにかく、楽しかったああああああ!!

 参加された方、運営してくださった方、お疲れ様でした。そしてありがとうございました!

 私、正直、直前までだいぶ不安でしたの。まず服装。

 「長ズボンだとすそが巻き込まれたら危ないので、ショートパンツにスパッツとかがいい」と言われていたので、いざ家にあるショートパンツを引っ張り出してはいてみると…はいらない!

 食欲の秋にかまけて食べまくってた罰が、ここで雷のようにずどーんと落ちてきました。あわてて近所のユ○クロへ行き、とりあえず短いズボンをゲットしました。

緊張はポタリングに似合わない

ゲストライダーの皆さんとゲストライダーの皆さんと

 当日朝、JR東北本線の氏家駅に着くと、SA・KU・RA FM初代リポーターの「まなぞう」(水野真菜三さん)が迎えに来てくれました。

 大会会場に到着すると、すでにたくさんのライダーたちがいて、ピチッとしたかっこいいユニフォームに、かっこいいヘルメット。そんな人たちの姿を見て、ますます不安が募ります…ユ○クロのショートパンツで大丈夫だったのでしょうか?

 そう思った瞬間、女子自転車ライダー・針谷千紗子選手を発見。以前、番組に出演していただいたので、すぐさま声をかけました。こんな格好で大丈夫か確認したところ…

 「あははは! だいじょぶですよー!! ポタなんで♪」

 と軽く不安を吹き飛ばしてくれました。

 「ポタ」というのは「ポタリング」の略で、ポタリングというのは「自転車でお散歩」という意味です。今回は「とちぎ3大ポタリング祭り」の中の、さくら市バージョンなのでした。

 そうか。ポタだから大丈夫か!

 よくよく見ると、普段着のひとや、ママチャリライダーや、小さいお子さんもいるではないか。不安なときほど、小さな世界しか見えないものだな…と突然哲学的になっているところへ、私が乗る自転車が到着しました!

さくら市の氏家体育館駐車場がスタート・ゴール会場となったさくら市の氏家体育館駐車場がスタート・ゴール会場となった
スタート前に記念写真スタート前に記念写真

 今回、宇都宮ブリッツェンさんのご協力で、宇都宮駅前の「宮サイクルステーション」で普段レンタルバイクとして貸し出されているクロスバイクをお借りしました。結構本格的。そして、カラーは真っ赤でド派手!

 かっこよすぎる。さらに、ヘルメットはSA・KU・RA FMオリジナル塗装です!

 ままちゃり以外の自転車に乗るのはほぼ初めて。恐る恐る乗ってみると…

 「走れる!」

 しかも

 「気持ち良し!!」

 不安という不安は一気に取り除かれ、むしろ早く走ろうぜモードに一変しました。

 そこへ、リポーターのラフ君が、すごく爽やかな笑顔で登場。ラフ君は番組スタッフの自転車を借りて走るみたい。本格的なロードバイクが、これまたかっこいいのです。

自転車から見える景色を満喫

 しばらくすると、参加者で賑わってきました。なにやら230人ものライダーが出走するそうです。「SA・KU・RA FM いつも聴いてまーす!」なんて嬉しい声をかけてくださる方も。そんなリスナーさんと一緒に走れるなんて幸せなことです。

スタート前にマイクアピールするラフ君(左)と、それを見つめるまなぞう(中央)&私(右)スタート前にマイクアピールするラフ君(左)と、それを見つめるまなぞう(中央)&私(右)

 運動するのはあまりに久々のため ラジオ体操をしてからスタート位置へ向かいました。スタート直前には、MCの方からマイクを渡されひとこと。

 「皆さん、さくら市を満喫しながら楽しんで走りましょー」

 そしていざ、スタート! するも…

 「ここ、どこだ?」

 SA・KU・RA FM の放送が始まってから4年目。さくら市に関しては地元の人以上に詳しいと思っていたのに、まったくどこを走っているのかわからないのです。それだけ、車から見える景色と、自転車からの風景って違うんですよね。

 コースは、実行委員の方々が考えに考えて作ってくれたもの。車がビュンビュン走る国道や県道はほぼ通らず、のどかな田園風景が広がる道や、鴨の親子が仲良く泳ぐ川沿いなど、見事にさくら市の自然や魅力を満喫できるコースになっていました。

 遠くの山々や紅葉した木々を望みながら走っていると、畑にいるおばあちゃんや、駆け回る子供たちが、笑顔でこちらに手を振っています。まるで日本昔話の世界です。

田園風景のなかを走る田園風景のなかを走る
第1チェックポイントは「あねさん工房」第1チェックポイントは「あねさん工房」

 ひとつ目のチェックポイントでは、「あねさん工房」の漬物や、ニラがたっぷり入った味噌汁がふるまわれました。農家のお母さんたちが、手塩にかけて育てた野菜たちを使ったごちそうです。

 ニラの味噌汁をひとくち。あったまる。まるで温かい風呂に浸かってるみたいに、身も心もあったまります。

 ありがとー、ごちそうさま!と大きく手を振り、また走り出しました。

 次なる目標は、今宮神社の肉団子です。コースは覚えてなくても、なにが食べられるかはしっかり頭に入っている私。

ポタポタ走って、さくら市を楽しむ

第2休憩所の今宮神社第2休憩所の今宮神社

 今宮神社では、素晴らしい大イチョウがお出迎えしてくれました。地面に落ちているイチョウの葉っぱが、まるで黄色いじゅうたんのよう。まだ枝に残る黄色と合わさって、景色全部が黄色く染まっていました。

 おみくじでは「大吉」が出て、気分はさらに上々。ご機嫌のまま、ミートショップナカヤマさん提供の肉団子をほお張ります。美味しい。テンション上がりまくりで、次なるチェックポイント、采女(うねめ)公民館へ向かいます。

 そこで待っていたのは、京月さんのバターどら焼き。そして仙禽酒造の、お酒を造るときにつかう仕込み水。思わず「あ、酒じゃないんだね」と言ってしまいましたが…これがおいしいかった! この水で造られたお酒も、おいしいんだろうなあ、と妄想を膨らませました。

 そうそう、参加者の中にはコスプレ姿で走る方もいて、ポタリングのゆる〜い空気が感じられました。平らなコースということもあり、ママチャリ参加者が多いのも特徴です。補助席にちょこんっと座った子供たち、可愛かったです。

今宮神社にて、ゲストライダーと観光協会スタッフの皆さん今宮神社にて、ゲストライダーと観光協会スタッフの皆さん
采女公民館でいただいた「バターどら焼き」采女公民館でいただいた「バターどら焼き」
コスプレした参加者もコスプレした参加者も
こちらはサンタさんコスプレこちらはサンタさんコスプレ
ママチャリで親子ポタリングママチャリで親子ポタリング

 そして到着したのはさくら市ミュージアム。ここではHisaiさんのカレー味のクラッカーをいただきます。シンプルな中にこめられたこだわりの味。おいしす!

 ミュージアムを出て勝山公園内を通過するところは、少々ミステリアスなコースでした。ここを行くの?みたいな。未舗装の土の路面に落ち葉が重なり、自然に溶け込むようなルートなのです。無理をせず、自転車を押して安全に通過しました。

勝山公園のダートは押して通過勝山公園のダートは押して通過
第5休憩所となる滝沢邸で、「NO NAME CAFE」の美味しいコーヒーを味わう第5休憩所となる滝沢邸で、「NO NAME CAFE」の美味しいコーヒーを味わう

自転車が欲しくなった

 勝山公園を抜けてパークブリッジを渡ると、一気に視界が広がり、ゆうゆうパーク(鬼怒川河川公園)の桜並木や日光連山を眺めながら走りました。最高に気持ちいい瞬間です。桜の季節にまたここを走りたいねえ、なんて言いながら。

 ここを走っているときに、ラフ君も私も同時におなじことをつぶやきました。

 「自転車、欲しいなあ」

 ついに、欲しくなってしまったのだ。この自転車が。あまりにも気持ち良すぎて。

鬼怒川堤防上を走る鬼怒川堤防上を走る

 ラフ君なんて、番組内のコーナーを「自転車リポートにしようかな」なんて言っていました。氏家駅を拠点に、そこから毎回自転車に乗ってリポート先を訪ね、「きょうは氏家駅から自転車で○分のところにある○○に来ました!」てな感じで。

 いいではないか!! 自転車の街にしたいというさくら市に、ぴったりのリポートではないか!と夢が膨らみます。

うれしいゴール ゴール後もうれしい

バルーンのゲートをくぐってゴールインバルーンのゲートをくぐってゴールイン

 そんなこんなで最後のチェックポイント、滝澤家住宅へ。そこではNO NAME CAFEのコーヒーが振る舞われます。店主の酒井ご夫妻が一杯一杯丁寧に淹れてくれるスペシャリティーコーヒー。駆け抜けてきた体に沁みわたります。

 そんなわけで22kmのコースを3時間で、無事ゴールしました!

 チェックポイントで色々振る舞ってくれた方々のほかにも、曲がり角ごとに旗を持って誘導してくれた方々、あちこちに立っていた「コースはこちら」的な看板。そして家から出てきて、「がんばれー!」と手を振ってくれた人たち。

 みんなみんないないと こんな楽しいイベントは成り立たなかったんだなあ。すべてに感謝。街もひとも自転車も ますます大好きになった一日でした。

 ゴール後には完走証のほか、さくら市のお土産を5品の中から選ぶことができ、私はオリジナルクッキーをいただきました。

 最後はジャンケン大会で会場は大盛り上がり。勝った方には温泉券やさくら市の新米、お味噌が贈られました。

無事に完走証をゲット!無事に完走証をゲット!
「ポタみやげ」のオリジナルクッキー「ポタみやげ」のオリジナルクッキー
ジャンケン大会で新米ゲット!ジャンケン大会で新米ゲット!
こちらは温泉券こちらは温泉券
お味噌を勝ち取った参加者。針谷千紗子選手とお味噌を勝ち取った参加者。針谷千紗子選手と

ライドのあとのお楽しみ「ポタランチ」

 実は、まだ終わりではありません。走り終えて最後に待っているのは…ポタランチ!

 このポタリング祭りは、お土産がついて、さらにランチまで付いてるの。なんて盛りだくさん。

 私たちが選んだのは「やなぎ寿司」さんの贅沢な海鮮丼。テンション上がりすぎて写真撮るの忘れました、ゴメンなさい…。

 初めてのサイクリングイベント参加でしたが、楽しい時間を過ごせました。参加してくださった方々、運営してくださった方々、本当にありがとうございました!!

 長くなりましたが、あふれる想いはこの辺で…。次回、咲くライドが開催されるときは、ぜひともマイ自転車で!

(レポート 熊谷光紗 / 写真提供 サトーカメラ、咲くライド実行委員会)

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