新製品情報ペダリング新次元 ROTORはクランクを進化させる

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「Q-RINGS」は現在のROTORの代名詞とも言える楕円チェーンリング。複数の固定穴を設けることで、微妙な踏み出し角度の違いにも対応する「Q-RINGS」は現在のROTORの代名詞とも言える楕円チェーンリング。複数の固定穴を設けることで、微妙な踏み出し角度の違いにも対応する

 ROTOR(ローター)は、スペイン・マドリードを本拠地とする、産学共同による高度な技術開発で知られるバイクコンポーネントブランドだ。当初はトライアスロン業界で成功を収めたが、近年は楕円形クランク「Q-RINGS」や超軽量・高剛性クランク「3D CRANKS」によってロードレースでも名を知られるようになった。

 真円のチェーンリングの効率の悪さに着目して作られたQ-RINGSは、「力の入りやすい場所では重い歯数を、力に入りにくい場所では軽い歯数を」という理由から楕円形のチェーンリングとなっている。Q-RINGSを使うことでパワーのかかり方のムラが少なくなり、ペダリング効率がアップし、また膝の保護にもなるという。2012年シーズンはガーミン・シャープチームをはじめ3つのプロチームが採用しており、今年のジロ・デ・イタリアにおいてライダー・ヘシェダルが、最終第21ステージの個人タイムトライアルでの劇的な逆転総合優勝を勝ち取ったことは記憶に新しい。MTBではスペシャライズドファクトリーチームが使用しており、こちらも目覚しい結果を残している。

3D FLOW CRANKSは、円盤の裏側に補強のリブが設けられた。また角度を1/2の微調整ができるよう固定穴が増設されている3D FLOW CRANKSは、円盤の裏側に補強のリブが設けられた。また角度を1/2の微調整ができるよう固定穴が増設されている
「3DF CRANKS」はメインの加工が鍛造となって劇的な低価格化を実現した「3DF CRANKS」はメインの加工が鍛造となって劇的な低価格化を実現した

 2013年シーズンに向けては、2つの新製品が発表となっている。

 「3D FLOW CRANKS」は、CFD(数値流体力学)解析によって設計されたエアロTTクランクだ。スパイダーアーム部を円盤状にすることで、空気抵抗の低減を図られている。新モデルでは円盤部の裏にリブが付き、パワーロスが低減されている。またQ-RINGSの角度調整がクランク側でも可能になるよう、1/2ずらしたチェーンリング固定穴が別に1セット設けられ(マイクロアジャストスパイダー)、よりきめ細かいセッティングが可能となっている。

 また「3DF CRANKS」は、アルミ鍛造とCNC加工による新型クランクだ。30mmアルミアクスルを採用するなど、最上級モデルの3D+の機能を多く取り込みながら、基本部分を鍛造加工としたことで、よりリーズナブルな価格で入手できるようになっている。

問い合わせ)ダイアテックプロダクツ
http://www.diatechproducts.com/rotor/

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