厳格な規定で潔白な自転車界の構築をエキップアサダが世界的な反ドーピング倫理運動「MPCC」に加盟

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 自転車ロードレースチームプロジェクト「エキップアサダ」は、自転車界における世界的な反ドーピング倫理運動「MPCC」に賛同者加盟すると発表した。2015年1月1日より正式加盟となる。

エキップアサダが運営する「EQA U23」、「エカーズ」の選手たちエキップアサダが運営する「EQA U23」、「エカーズ」の選手たち
浅田顕監督浅田顕監督

 エキップアサダは現在、国内の若手育成チーム「エカーズ」と、海外を中心に活動するU23チーム「EQA U23」を運営している。UCI(世界自転車競技連合)に登録していないアマチュアチームのため、MPCCにはチーム加盟でなく賛同者加盟の形となったが、チーム加盟と同様の厳格な審査を経ているという。

 新城幸也ら数多くのトップ選手を輩出し、日本チームとしてツール・ド・フランス出場を目指して活動するエキップアサダは、MPCCに全面的に賛同。自転車界を守り、選手たちの健康と人生を著しく崩壊させてしまうドーピングの根絶を目指す。

エキップアサダ・浅田顕監督のコメント

 海外の自転車界ではアマチュアでさえもドーピングの影や誘惑が身近にあります。よって正しい知識やモラルがなければ選手は容易に薬物に手を染めかねません。それらの危険から選手やスタッフを守るためには断固としたドーピング反対の姿勢、正しい知識共有が大事です。

厳格な規定をもつ、自転車界最大の反ドーピング運動

MPCCには2014年12月現在、UCIプロチーム11チーム、プロコンチネンタルチーム16チームが加盟している(画像はMPCCウェブサイトより)MPCCには2014年12月現在、UCIプロチーム11チーム、プロコンチネンタルチーム16チームが加盟している(画像はMPCCウェブサイトより)

 MPCCは2007年にフランスで発足。アスタナ プロチーム、ジャイアント・シマノ、チーム ヨーロッパカーなどUCIプロチーム11チームや、UCI、ツール・ド・フランス主催者のA.S.O.といった自転車界の多数の団体が賛同・加盟している。

 名称はフランス語の「Mouvement Pour un Cyclisme Crédible(信頼できる自転車界を作るムーヴメント)」の頭文字を取ったもので、「ドーピングにはもううんざりだ!」を運動スローガンに、世界の自転車競技界からのドーピング根絶を目指している。

 また、ドーピング関与が疑われる選手や医師の情報や、最新のドーピング手法に関する情報共有など、ドーピングに対する監視を強化する取り組みも行なわれている。

 内部規定として「薬物使用による6ヶ月以上の出場停止処分者との契約は行わない」などがあり、これはUCIが定める罰則よりも厳格なものだ。過去にドーピング違反を犯した選手・関係者を追放する断固とした方針で、潔白な自転車界の構築を目指す。

【お詫びと訂正】
記事掲載時、エキップアサダの発表に基づき、見出しに“「MPCC」に日本から初加盟”と表記し、本文もそのように記載していました。しかしその後、ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザ(2014年シーズンまで日本籍チーム)が先に加盟していたことが判明したため、見出しと記事の一部を修正しました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

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