バイクインプレッション2014「BH G6 Pro」 加速がリズム良く伸びる、リアルレーサーのためのエアロロード

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 スペインの総合バイクブランド、ビーエイチは日本法人「BHバイクスジャパン」が今年10月に設立され、今後国内の本格展開が期待されるホットなブランドだ。2015年モデルでは、フラッグシップの「G6」が、BH史上最高のエアロ性能を獲得して「G6 PRO」へとバージョンアップ。「G6 PRO」は新たにダイレクトマウントブレーキや、無駄のないインナーケーブルルーディングを採用。また、シートポストはDi2バッテリー内蔵に対応した。

「BH G6 Pro Ultegra Di2」(ビーエイチ ジーシックスプロ アルテグラディーアイツー)「BH G6 Pro Ultegra Di2」(ビーエイチ ジーシックスプロ アルテグラディーアイツー)

「BH G6 Pro Ultegra Di2」(ビーエイチ ジーシックスプロ アルテグラディーアイツー)
価格:570,000円(アルテグラDi2完成車、税抜)
370,000円(フレーム、税抜)
サイズ:XS、SM、MD、LA、XL
カラー:ブラック/ホワイト、ブラック/レッド、ブラック/イエロー
問い合わせ先:BH BIKES JAPAN info@bhbikesjapan.co.jp(ウェブサイトは12月末に開設予定)

スペック

フレーム:G6 Pro
フォーク:G6 Pro
変速機:シマノ・アルテグラDi2(F)&(R)
ギヤ:アルテグラ 52×36T、11-28T(11s)
ホイール:BH・EVO 38 carbon
重量:6.95kg(完成車実測値)

細く直線的なシートステーに潔ささえ感じるリヤビュー。シートステーのクリアランスは23Cのタイヤをセットしてジャスト細く直線的なシートステーに潔ささえ感じるリヤビュー。シートステーのクリアランスは23Cのタイヤをセットしてジャスト
縦にボリュームのあるBB周り。規格は前作から引き続きFSA社と共同開発したBB386 EVOを採用。チェーンステーの付け根にはダイレクトマウント・リヤブレーキを新たに採用縦にボリュームのあるBB周り。規格は前作から引き続きFSA社と共同開発したBB386 EVOを採用。チェーンステーの付け根にはダイレクトマウント・リヤブレーキを新たに採用
カーボンの成形をより強く確実なものにし、フレームの内部の最適化も図れるHCIM (Hollow Core Internal Moulding) テクノロジーカーボンの成形をより強く確実なものにし、フレームの内部の最適化も図れるHCIM (Hollow Core Internal Moulding) テクノロジー

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中

米山 BH社は100年以上の歴史を持った企業で、さまざまな分野で事業を展開しグループ企業は63社にものぼるスペイン本国では有名な総合企業なんだ。スポーツサイクル部門では、今年から日本でのブランド展開にいよいよ本腰を入れ、世界8カ国目の現地法人設立となったそうだよ。

松尾 G5、G6と、エアロロードフレームの印象が強いブランドですね。最新モデルという意味では楽しみだったんですが、大きな期待感で乗ったわけではなかったので、G6 PROのインプレッションは驚きでした。

米山 驚くほど、良かったってこと?

松尾 はい。これまで200台近く試乗してきましたが、その中でも3本の指に入るほど好きですね。好みにドンピシャでした。

米山 そうなんだ。ボクもこのバイクのペダリングフィールの良さは特筆すべきものがあると思ったんだよね。

松尾 ええ、ペダルを踏み始めてから踏み終わるまでの間、すっと伸び続ける感覚が良いですね。ハンドリングの切り返しが生み出す微々たるリズムとBBのリズムが合うからこそなのだと思います。また、エアロ効果も相まって、踏んだ以上に進んでいると感じました。

松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する

米山 走っていると、「どんどん踏んでくれ」とフレームが言ってくるようなフィーリング。楽しくて思わず一杯踏んでしまう(笑)。つまり、ライダーを頑張らせるバイクだ。

松尾 発進直後から良い加速を感じられますし、しっかりした踏み応えがあるので、上りでも踏みすぎ注意なくらい脚がどんどん回りましたよ。強いて気になる点を言うなら、左右のシートステーの間が極端に狭いので、25cなどの流行りの太いタイヤはあたってしまいそうでしたね。

米山 そうだったね。走行に関してはペダリングフィールが良いので、多少しんどい坂でも頑張り通して上って行ってしまえそう。といっても、ラクではないので要注意。楽しく苦しく頑張らせてくれるバイクだね。

松尾 わかります。ただ、かなりボリュームのあるBBですが過度な剛性は感じず、そういう意味で特に脚が疲れることはなかったですよね。上りでもスプリントでも、どんな場面でも性能の良さが光り、さらにエアロ形状なので巡行性能も抜群! これだけ走るバイクなので、ぜひレース志向のライダーに乗ってもらいたいと思います。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳


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