バイクインプレッション2014「COLNAGO V1-r」 フェラーリと共同開発したコルナゴ史上最軽量のモノコックフレーム

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 今春、フラッグシップモデル「C60」をリリースして創業60周年を祝ったコルナゴには、もう一つ、長年手がけてきたロードバイクフレームの系統として、同じイタリアのスポーツカーメーカー「フェラーリ社」とのコラボレーションモデル「CF(コルナゴ・フェラーリ)」がある。今回試乗する「V1-r」は、バージョンアップを続けて到達した完成車「CF10」のフレームをベースにアッセンブル。跳ね馬のエンブレムが輝く、コルナゴの歴代最軽量フレームだ。

「COLNAGO V1-r」(コルナゴ ブイワンアール)「COLNAGO V1-r」(コルナゴ ブイワンアール)

「COLNAGO V1-r」(コルナゴ ブイワンアール)
価格:460,000円(フレーム、税抜)
1,145,000円(レッド完成車、税抜)
865,000円(デュラエース完成車、税抜)
サイズ:420S、450S、480S、500S、520S、540S、560S、580S
カラー:UNRD(ブラック・レッド)、YNBK(ブラック)、UNWH(ホワイト)
問い合わせ先:エヌビーエス http://www.colnago.co.jp/

スペック

フレーム:HHM-HMカーボン モノコック
フォーク:V1-rカーボン
変速機:スラム・レッド22(F)&(R)
ギア:スラム・レッド22 52×36T、11-28T(11s)
ホイール:マヴィック・R-SYS SLR
重量:6.4kg(完成車実測値)

現代的なモノコック構造となり、造形はリア三角まで一貫して空力性能を追求した現代的なモノコック構造となり、造形はリア三角まで一貫して空力性能を追求した
フェラーリ社と共同開発した証として、トップチューブにエンブレムが入るフェラーリ社と共同開発した証として、トップチューブにエンブレムが入る
前後共に新スタンダードとなりつつあるダイレクトマウントブレーキを採用する前後共に新スタンダードとなりつつあるダイレクトマウントブレーキを採用する

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する

松尾 トップチューブにあるフェラーリのエンブレムがまずは目を引きますね。これまでもコラボレーションモデルを手がけてきた2社ですが、V1-rはコルナゴバイク史上最軽量フレームとして登場しました。

米山 C59やC60のカーボンチューブをラグで繋ぐ構造は受け継がず、フレームはモノコック構造だ。形状は良く言えば現代的なフォルムになったと言えるが、往年のファンからすると一言物申したくなる気持ちもわかる。でも、実車を目にすると、やはりコルナゴらしい骨太さを感じさせるフレームだなと思った。

松尾 モノコック構造になっても「コルナゴらしい乗り味」もそのままでいて欲しいなんて、期待されているのは、メーカーも百も承知でしょう。ボクは、もともとそんなに軽くないけど、乗ると伸びの良さと重さを感じさせない加速感というイメージがまずあるので、手に持った瞬間の軽さはまず意外性を感じましたし、乗ってみて、固すぎず柔らかすぎずの気持ちが良い剛性は好みでした。

米山 カッチリというよりはがっしりとしつつ、少し角は落とした剛性感。加速に関してはしっかりと力が伝わっているのが感じ取れて気持ちが良い。

松尾 やっぱりコルナゴらしかった!というのが本音ですね。ロングノーズ、ショートデッキのクーペに乗っているような取り回しも健在で非常に扱いやすかったです。

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中

米山 C60とは一味違えど、安定した走りはコルナゴらしい。

松尾 ええ。フロントフォークまでの距離を長く感じるような乗り味なので、直進安定性が高いですね。フレームのリヤとフロント側での仕事が違うのですが、それでも前後バランスが絶妙なのがコルナゴらしさです! 車体が軽いので、上りはそれがアドバンテージになりますね。下りはハンドリングが弱アンダーなのでライダーが合わせたいところです。剛性は高すぎないので体重が軽いライダーでも踏み負けないと思いますし、がっつり走るにはもちろんだけど、ゆっくり走るのにも適応するバイクだと思います。

米山 ボクはむしろ攻めてレーシーに走るというより、落ち着いて、良質な乗り心地を味わうように乗りたいバイクに感じた。それでも平坦路の巡行の気持ち良さがあるから、見通しの良い道ではかっ飛んでみたくなるかもしれないけどね。

松尾 たしかに! 快適性も、細かな振動に対してソフトで、コルナゴの中ではかなり高いと思いました。トップチューブの黄色いエンブレムが好きというブランド買いでも、性能面からでもオススメできるバイクでしたね。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳


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