新製品情報「KASK」チームスカイが使うイタリアンヘルメット

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KASKは今非常に勢いのあるヘルメットメーカーだKASKは今非常に勢いのあるヘルメットメーカーだ

 イタリアのベルガモ郊外で、完全メイド・イン・イタリーで作られるヘルメットがKASKだ。サイクルスポーツにおいては新顔の部類に入るブランドだが、スキーなどのアルペンスポーツや、工事用ヘルメットなどまで幅広く作る総合ヘルメットメーカーだ。今年のツール・ド・フランスにおいて個人総合優勝と区間6勝を挙げたチームスカイが使用していることで、いま非常に注目を集めている。

 KASKのヘルメットを語る上で外せないのは、独自のフィッティングシステムである「アップ&ダウン テクノロジー」だ。後頭部をサポートしてフィット感を上げる仕組みは、現在ほとんどのヘルメットメーカーが採用しているが、KASKのそれは2つの可動ポイントを持っており、ユーザーの頭によりフィットするようになっており、あご紐を付けなくてもヘルメットがずれ落ちないほどだ。ヘルメット内部のパッドやストラップにも、フィット感とかぶり心地を実現するための素材が随所に用いられており、非常に快適性の高いヘルメットになっている。

ロード用ヘルメット最高級グレードのVERTIGOロード用ヘルメット最高級グレードのVERTIGOには、KASKの持つテクノロジーのすべてが盛り込まれている
フィット感と快適性を向上するために様々な素材が用いられているヘルメット内部。ストラップは外側はリフレクター加工がなされ、内側は合皮素材が貼り付けらているフィット感と快適性を向上するために様々な素材が用いられているヘルメット内部。ストラップは外側はリフレクター加工がなされ、内側は合皮素材が貼り付けらている
後頭部のフィットパーツは、付け根と中間部分の2箇所で角度調整が可能な「アップ&ダウン テクノロジー」後頭部のフィットパーツは、付け根と中間部分の2箇所で角度調整が可能な「アップ&ダウン テクノロジー」
ユーザーの頭に立体的にフィットし、確実なホールドと、快適なかぶり心地を実現するユーザーの頭に立体的にフィットし、確実なホールドと、快適なかぶり心地を実現する

 KASKの2013年モデルは“チームスカイ御用達”らしく、エアロ効果を意識した2つのモデルが新発売となる。まずTRI VERTIGOは、ロード最上級モデルのVERTIGOをベースに、前面のエアベンチレーション穴を最小限に減らしたエアロバージョンだ。空力に優れる一方、背面の穴は塞がずにいることで、空気の流れを作って熱排出を図っている。低速時には頭頂部に4つ設けられた煙突式ベンチレーションが効果を発揮するという。

新製品としてエアベンチレーションを最低限にしたTRI VERTIGOが発売される新製品としてエアベンチレーションを最低限にしたTRI VERTIGOが発売される
TRI VERTIGOの後部は通常のベンチレーション穴。これで空気を強力に排出するTRI VERTIGOの後部は通常のベンチレーション穴。これで空気を強力に排出する

 タイムトライアル用のBAMBINOは、新発想のTTヘルメットだ。これまでのTT用エアロヘルメットは、エアロ効果のために後頭部が尖った“エイリアン形状”が多く用いられていた。しかしこの形状が効果を発揮するのは選手がちゃんと前を向いている時であり、実際のレース中の選手は苦しくなった際に下を向くなどの動作も少なくないため、必ずしも意図するエアロ効果が得られていたとは言えなかった。BAMBINOでは後頭部を切り落とした卵型の形状となっており、選手が首を振っても空気の流れが変化しないようになっている。トータルで高いエアロ効果を得られるというわけだ。

“尖っていない”TTヘルメット、BAMBINO“尖っていない”TTヘルメット、BAMBINO
BAMBINOの丸いリアビューBAMBINOの丸いリアビュー

 このほかにもツール・ド・フランス制覇に合わせた限定モデルが数種類発売される。

 
問い合わせ)ダイアテックプロダクツ http://www.diatechproducts.com/

 

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