バイクインプレッション2014「BOMA RASOA」 低速から高速までぐんぐん伸びる高性能エアロロード

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 カーボン繊維商社を前身とするASK TRADINGよりオリジナルブランドのBOMAが誕生したのは2006年のこと。台湾、中国の自社工場、提携工場と連携し、カーボンフレームやカーボンホイールを中心に、コストパフォーマンスに優れ品質の良い製品の開発を続けているブランドだ。当初より、主に国内の選手へ積極的な機材供給を行っていたが、今年は機材を供給するJプロツアーチーム「那須ブラーゼン」に所属する佐野淳哉選手が全日本ロードのタイトルを獲得。さらにブランドの株が上がったシーズンとなった。

BOMA RASOA(ボーマ ラソア)BOMA RASOA(ボーマ ラソア)

「BOMA RASOA」(ボーマ ラソア)
価格:220,000円(フレーム、税抜)
サイズ:S-450、M-480、L-510、XL-540
カラー:マットブラック、クリアブラック
問い合わせ先:BOMA(ASK TRADING) http://boma.jp

スペック

フレーム:T700/HMカーボン 3K
フォーク:カーボン
変速機:シマノ・デュラエースDi2(F)&(R)
ギヤ:デュラエース 52×36T、11-28T(11s)
ホイール:BOMA・TH-11CC
重量:6.85kg(完成車実測値)

415g(カタログ値)のカーボンフォークはダイレクトマウントブレーキキャリパーに対応415g(カタログ値)のカーボンフォークはダイレクトマウントブレーキキャリパーに対応
徹底したエアロフォルムのフレームに合わせたシートピラーは、Di2バッテリーを内蔵する徹底したエアロフォルムのフレームに合わせたシートピラーは、Di2バッテリーを内蔵する
ダイレクトマウントのリアブレーキはチェーンステーの根本に付く。左右で太さが異なるアシンメトリーデザインとカーボンの積層で理想の性能を追求ダイレクトマウントのリアブレーキはチェーンステーの根本に付く。左右で太さが異なるアシンメトリーデザインとカーボンの積層で理想の性能を追求

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する

米山 BOMAは以前、シクロクロスバイクに試乗させてもらったが、ロードバイクは今回が初めて。RASOAは2014年モデルとして登場し、約一年経過したモデルだけど、フレームの設計やスペックは来期モデルと比較しても見劣りせず、ダイレクトマウントブレーキの採用や、電動バッテリー内蔵対応、BB86プレスフィット規格採用、そして流行りのエアロロード形状ということで、価格面とともに魅力のある1台でしょう。

松尾 ディスクブレーキ仕様のシクロクロスバイクが良い印象だったので、ロードも期待感を持って乗りましたが、正直想像以上に走ったので驚きました。

米山 全体的にソフトなフィーリングながらもよく伸びていく感じが良かったよね。

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中

松尾 そうですね。カーボンのパリっと乾いている中にも伸びを感じる、個人的に好きな剛性感でした。トップ側とバック側のしなりと反発感が心地よく、しっかりと軽快に走ってくれましたよ。

米山 素材と積層、設計の良さと、その上でエアロフォルムも取り入れているのだから、いいよね。

松尾 そして、そのフィーリングが低速から高速まで変わらなかったのは良かったです。エアロ形状のフレームで、こういうフィーリングを出せるのは数少ないので貴重ですよ。強いて気になった点といえば、リアブレーキが通常タイプならボクの好みに完璧かなと。

米山 バランスは良く、ボクはハンドリングには特に不満はなかったな。

松尾 ルックスは真横から見ると、グラフィックは結構地味だけど、近づいてみたときや、角度によってはかなり派手なイエローが目に入ってくる飽きないバイクだと思います。パフォーマンスは価格以上のものが出ていると感じましたし、オールラウンドに走れるのでどんなシーンにもOKです!

米山 特徴的なグラフィックだね。フレーム販売のモデルなので、どう組むかによってまた性能は変わってくるけれど、フレームのポテンシャルは高いので楽しめそうだ。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳


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